2175 エス・エム・エス
中立- 配当利回り
- 1.24%
- 配当性向
- 40%
- DOE
- 9.06%
- 総合スコア
- 0.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2175 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.24% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 29.50円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 0.0 |
| 連続増配 | 10年 |
| 非減配 | 16年 |
| 配当性向 | 40.16% |
| PER / PBR | 15.90 / 2.04 |
| ROE | -38.67% |
| DOE(株主資本配当率) | 9.06%(業種中央値 3.88%) |
エス・エム・エス(2175)はサービス業に分類され、時価総額は約988億円です。売上高は前期比6.2%増と伸びており、営業利益率10.5%はサービス業の中央値6.5%を上回ります。ただし最新会計年度はEPSがマイナス173.66円の赤字で、ROEはマイナス38.7%、ROAはマイナス27.1%まで落ち込みました。2025年3月期のEPSは70.97円、2024年3月期は82.95円と黒字だったため、今回の赤字は流れの変化です。背景は会社のIR資料で確認してください。自己資本比率は50.6%で財務の土台は保たれ、配当は17年のデータで16年が非減配、直近10年は増配が続きます。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 3.00% | 1.15% | 0.24% |
| 3年 | 3.00% | 1.60% | 0.72% |
| 1年 | 2.33% | 1.77% | 1.16% |
| 現在 | 1.24% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 5.50円 | 16.30% | 34円 |
| 18/03 | 6.50円 | 33.57% | 19円 |
| 19/03 | 7.50円 | 15.46% | 49円 |
| 20/03 | 8.50円 | 15.54% | 55円 |
| 21/03 | 9.50円 | 17.23% | 55円 |
| 22/03 | 10.50円 | 16.92% | 62円 |
| 23/03 | 15.00円 | 20.41% | 73円 |
| 24/03 | 20.00円 | 24.11% | 83円 |
| 25/03 | 28.50円 | 40.16% | 71円 |
| 26/03 | 29.50円 | —% | —円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは9.06%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは1.24%です。折れ線は月ごとの配当利回りで、横に引いた線が5年間の最大3.00%・平均1.15%・最小0.24%を示します。線が平均より上にあるいまは、過去の自分と比べて利回りがやや取りやすい位置です。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で並べています。直近1年の平均は1.77%で、5年平均1.15%より高めです。期間が短いほど平均が上がっており、ここ1年は利回りの高い時間帯が続いたと読めます。
年度ごとの1株当たり配当を、株式分割の影響をならして並べた棒グラフです。2017年の5.5円から2026年の29.5円まで、10年連続で増配しています。右肩上がりの積み上げは、配当株として素直に評価できる点です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.24%です。5年平均の1.15%をわずかに上回り、5年間の最高は3.00%、最低は0.24%でした。直近1年の平均は1.77%と、5年平均より高い時間帯が続いています。増配の記録は長く、17年のデータで非減配が16年、増配が10年続き、減配は記録上ありません。 DOE(株主資本配当率、減配のしにくさをはかる指標)は9.06%です。サービス業の中央値3.88%、全国の目安である2〜4%(中央値3%前後)を大きく超えます。配当性向は40.2%で、利益の4割を配当に回している計算です。ただしこの数字は黒字だった前期をもとにしており、最新会計年度はEPSが赤字です。赤字が続けば配当の原資に負担がかかる点は見ておく必要があります。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | -38.67% |
| ROA | -27.13% |
| DOE | 9.06% |
| 自己資本比率 | 50.64% |
| EPS / BPS | -174 / 323 |
| 収益性スコア | -3.06 |
| 還元スコア | 1.67 |
| 割安スコア | 1.14 |
売上高は前期比6.2%増えました。営業利益率は10.5%で、サービス業の中央値6.5%を上回ります。ここまでは底堅い数字です。ところが最新会計年度のEPSはマイナス173.66円で、ROEはマイナス38.7%(業種中央値8.57%)、ROAはマイナス27.1%(同4.31%)まで沈みました。2024年3月期のEPSは82.95円、2025年3月期は70.97円だったので、黒字基調が途切れたことになります。EPS成長率もマイナス14.5%です。 財務の支えはあります。自己資本比率は50.6%、フリーキャッシュフローは46.7億円のプラス、BPSは322.79円です。営業段階では利益率二桁を保っているため、赤字の主因が営業外や特別要因なのかどうかを、会社のIR資料で確かめる価値があります。配当は17年のデータで16年非減配、10年増配ですが、赤字が続くと還元余力が細る点は意識しておいてください。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
4. 割安度
PERは15.9倍、PBRは2.04倍です。PERはサービス業の中央値16.0倍とほぼ同じ、PBRは中央値1.57倍を上回ります。ただし最新会計年度のEPSは赤字なので、このPERは参考程度に見てください。 配当利回りで見ると、いまは1.24%です。5年平均1.15%をわずかに上回る程度で、5年間の最高3.00%には遠く、割安スコアは1.14と控えめです。自社の過去平均と比べた利回り比は1.08倍で、過去のレンジの中では平均よりやや利回りの取れる位置にありますが、大きく振れた水準ではありません。株価が5年平均利回り(1.15%)に戻る水準は約2,565円で、現在株価2,382円はそこから約7.7%下にあります。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2382円(利回り1.24%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2565円(利回り1.15%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 983円(利回り3.00%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 12292円(利回り0.24%) |
いまの株価は2565円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価の折れ線に、利回りが過去の水準に戻る株価のめやすを重ねています。5年平均利回り(1.15%)に相当するのは約2,565円で、現在の2,382円はその約7.7%下です。過去5年の最高利回りに相当する株価は約983円、最低利回りだと約12,292円と幅が広く、線はあくまで目安です。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 0.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性が業種平均未満/割安感が乏しい
+ 10年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合判定は「中立」です。スコアは合計0.0。内訳は収益性スコアがマイナス3.06、還元スコアがプラス1.67、割安スコアがプラス1.14で、収益性の弱さを還元姿勢が補う形になっています。判定の根拠は「収益性が業種平均未満、割安感が乏しい」、加点材料は「10年連続増配」と「DOEが2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢が良好)」です。 注意点ははっきりしています。最新会計年度のEPSが赤字で、ROE・ROAが大きくマイナスに振れました。配当の記録(17年で16年非減配、10年増配、DOE9.06%)は評価できますが、利益が戻らなければこの還元は続けにくくなります。赤字の中身と回復の見通しを、会社のIR資料で確認したうえで判断してください。この記事は売買を推奨するものではありません。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
エス・エム・エスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.24%で、過去5年平均の1.15%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
10年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

