2162 nmsホールディングス
割高寄り- 配当利回り
- 0.56%
- 配当性向
- 19%
- DOE
- 1.13%
- 総合スコア
- 23.5pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2162 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 0.56% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 3.00円 |
| 総合判定 | 割高寄り |
| 総合スコア | 23.5 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 0年 |
| 配当性向 | 18.67% |
| PER / PBR | 24.84 / 1.52 |
| ROE | 6.37% |
| DOE(株主資本配当率) | 1.13%(業種中央値 3.88%) |
nmsホールディングスはサービス業に属する、時価総額およそ86億円の小型企業です。直近2026年3月期はEPS16.07円、BPS262.5円で、自己資本比率は13.3%と低めです。ROEは6.37%で、サービス業の中央値8.57%を下回っています。売上高成長率はほぼ横ばいの-0.06%、EPSは前期から67.3%減りました。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 3.21% | 1.55% | 0.47% |
| 3年 | 2.20% | 1.12% | 0.47% |
| 1年 | 0.77% | 0.65% | 0.56% |
| 現在 | 0.56% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 3.50円 | 13.86% | 25円 |
| 18/03 | 4.50円 | 6.50% | 69円 |
| 19/03 | 5.00円 | 20.64% | 24円 |
| 20/03 | 5.00円 | 30.60% | 16円 |
| 21/03 | 4.00円 | —% | —円 |
| 22/03 | 5.00円 | —% | —円 |
| 23/03 | 6.00円 | 18.45% | 33円 |
| 24/03 | 7.00円 | 14.76% | 47円 |
| 25/03 | 5.00円 | 28.47% | 18円 |
| 26/03 | 3.00円 | 18.67% | 16円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは1.13%と控えめです(業種中央値は3.88%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
月ごとの配当利回りの動きに、5年間の最大・平均・最小の水準線を重ねたグラフです。現在の利回りは0.56%で、5年平均1.55%を下回り、5年の最低0.47%に近い位置にあります。2025年以降は1%を割り込んだまま推移しています。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを棒で並べています。直近1年の平均は0.65%で、5年平均1.55%や3年平均1.12%より低く、期間が短いほど利回りが縮んでいます。
分割調整後の1株配当を年度別に並べたグラフです。2024年3月期の7.0円をピークに、2025年3月期5.0円、2026年3月期3.0円と2年続けて棒が低くなっています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは0.56%で、過去5年の平均1.55%を下回っています。分割調整後の1株配当は2024年3月期の7.0円から2025年3月期に5.0円、2026年3月期は3.0円へと2年続けて減りました。自動算出では連続増配・非減配の年数はどちらも0年、直近の減配は2026年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。DOE(株主資本配当率。株主資本に対してどれだけ配当を出しているかを示す指標)は1.13%で、サービス業の中央値3.88%や全国的な目安の2〜4%より低く、株主資本に対する配当の厚みは薄い状態です。配当性向は18.67%です。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.37% |
| ROA | 0.80% |
| DOE | 1.13% |
| 自己資本比率 | 13.32% |
| EPS / BPS | 16 / 262 |
| 収益性スコア | 0.43 |
| 還元スコア | 0.46 |
| 割安スコア | 1.26 |
営業利益率は2.24%で、サービス業の中央値6.46%の半分以下です。ROAは0.80%(中央値4.31%)、ROEは6.37%(中央値8.57%)と、収益性の指標はいずれも業種平均に届いていません。EPSは2024年3月期の47.43円から2025年3月期17.56円、2026年3月期16.07円へと大きく下がりました。自己資本比率は13.3%と薄く、財務の余裕は小さめです。一方でフリーキャッシュフローは約22.9億円のプラスを確保しています。
4. 割安度
PERは24.84倍で、サービス業の中央値16.0倍を上回っています。PBRは1.52倍で、中央値1.57倍とほぼ同じ水準です。社内スコアでは割安スコアが1.26となり、業種内で割高とみなす目安の1.2を超えました。現在の利回り0.56%は自社の5年平均1.55%の0.36倍にとどまり、過去の自社水準と比べても利回りは低い位置にあります。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 537円(利回り0.56%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 194円(利回り1.55%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 94円(利回り3.21%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 638円(利回り0.47%) |
いまの株価は194円(5年平均利回り水準)と638円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約64.0%下がる計算です。
株価に、過去の利回り水準から逆算した目安ラインを重ねたグラフです。現在の株価537円に対し、5年平均利回りに相当する株価は193.5円、5年最低利回りに相当する株価は638.3円で、これらのラインは売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 割高寄り(スコア 23.5)
株価が自社の過去水準より高く、バリュエーション面のスコアが低い水準です。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
業種内で割高(割安スコア>1.2)かつ収益性が業種平均未満
△ 直近3年内に減配
社内の総合評価は「割高寄り」で、総合スコアは23.5です。根拠は、業種内で割高(割安スコア1.26)でありながら収益性が業種平均を下回る点、そして直近3年内に減配があった点です。分割調整後の1株配当は2024年3月期から2年連続で減り、2026年3月期の減配は異常値として検知されています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。数値はデータ取得時点のもので、売買を推奨するものではありません。
6. よくある質問
nmsホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは0.56%で、過去5年平均の1.55%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「割高寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約19%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2026年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

