2587 サントリービバレッジ&フード
割安寄り- 配当利回り
- 2.61%
- 配当性向
- 42%
- DOE
- 3.07%
- 総合スコア
- 65.5pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
サントリービバレッジ&フード(2587)は食料品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2587 |
| 業種 | 食料品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.61% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 120.00円 |
| 総合判定 | 割安寄り |
| 総合スコア | 65.5 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 12年 |
| 配当性向 | 41.79% |
| PER / PBR | 16.46 / 1.11 |
| ROE | 7.03% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.07%(業種中央値 2.35%) |
サントリービバレッジ&フードは食料品の大型株です。時価総額は約14,604億円。直近本決算のROEは7.03%で、食料品の中央値6.67%を上回ります。営業利益率は8.67%で、食料品の中央値3.89%を上回ります。自己資本比率は59.33%、フリーキャッシュフローは約705億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2013年12月期の119円から2025年12月期の287円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 2.93% | 2.21% | 1.57% |
| 3年 | 2.93% | 2.47% | 1.78% |
| 1年 | 2.93% | 2.62% | 2.32% |
| 現在 | 2.61% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 73.00円 | 48.98% | 149円 |
| 17/12 | 75.00円 | 48.90% | 153円 |
| 18/12 | 78.00円 | 30.12% | 259円 |
| 19/12 | 78.00円 | 34.99% | 223円 |
| 20/12 | 78.00円 | 46.16% | 169円 |
| 21/12 | 78.00円 | 35.10% | 222円 |
| 22/12 | 80.00円 | 30.03% | 266円 |
| 23/12 | 80.00円 | 29.88% | 268円 |
| 24/12 | 120.00円 | 39.66% | 303円 |
| 25/12 | 120.00円 | 41.79% | 287円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.07%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.35%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは2.61%。5年平均の2.21%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は2.93%でした。
直近1年の平均利回り(2.62%)が5年平均(2.21%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
派手な増配はないものの、12年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.61%です。5年平均の2.21%/直近1年平均の2.62%と近い水準です。過去5年のレンジは1.57%〜2.93%で、高い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2013年12月期58円、2014年12月期60円、2015年12月期68円、2016年12月期73円、2017年12月期75円、2018年12月期78円、2019年12月期78円、2020年12月期78円、2021年12月期78円、2022年12月期80円、2023年12月期80円、2024年12月期120円、2025年12月期120円と推移しました。連続増配は0年、非減配は12年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.07%です。食料品の中央値2.35%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は41.79%で、利益に見合った水準です。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 7.03% |
| ROA | 4.00% |
| DOE | 3.07% |
| 自己資本比率 | 59.33% |
| EPS / BPS | 287 / 4259 |
| 収益性スコア | 1.44 |
| 還元スコア | 1.15 |
| 割安スコア | 0.94 |
売上高成長率は1.10%、EPS成長率は-5.10%です。EPSは2013年12月期119円、2014年12月期117円、2015年12月期137円、2016年12月期149円、2017年12月期153円、2018年12月期259円、2019年12月期223円、2020年12月期169円、2021年12月期222円、2022年12月期266円、2023年12月期268円、2024年12月期303円、2025年12月期287円と推移しました。ROEは7.03%で、食料品の中央値6.67%を上回ります。ROAは4.00%で、食料品の中央値3.86%を上回ります。営業利益率は8.67%で、食料品の中央値3.89%を上回ります。自己資本比率は59.33%、フリーキャッシュフローは約705億円のプラスです。
4. 割安度
PERは16.46倍、PBRは1.11倍です。PBRは食料品の中央値1.13倍とほぼ同じです。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.18倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.94です(収益性スコア1.44・還元スコア1.15との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 4602円(利回り2.61%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 5430円(利回り2.21%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 4096円(利回り2.93%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 7643円(利回り1.57%) |
いまの株価は5430円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は5430円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 割安寄り(スコア 65.5)
収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ 10年以上非減配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは65.5点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。10年以上非減配、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は0年、非減配は12年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
サントリービバレッジ&フードの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.61%で、過去5年平均の2.21%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約42%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

