1911 住友林業
- 配当利回り
- 3.95%
- 配当性向
- 30%
- DOE
- 3.26%
- 総合スコア
- 56.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1911 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.95% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 51.67円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 56.0 |
| 連続増配 | 5年 |
| 非減配 | 24年 |
| 配当性向 | 30.44% |
| PER / PBR | 9.20 / 0.98 |
| ROE | 9.87% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.26%(業種中央値 3.74%) |
住友林業(1911)は建設業に属する企業で、時価総額は約9,909億円です。2025年6月期のROEは9.87%で建設業の中央値10.08%に近く、営業利益率は7.44%と中央値7.08%をやや上回ります。自己資本比率は44.20%、フリーキャッシュフローは約501億円のマイナスでした。1株利益は2012年6月期の17.45円から2025年6月期の169.74円まで拡大しています。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 7.56% | 4.28% | 2.29% |
| 3年 | 4.32% | 3.35% | 2.29% |
| 1年 | 4.21% | 3.49% | 2.88% |
| 現在 | 3.95% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/06 | 8.00円 | 43.70% | 18円 |
| 17/06 | 11.67円 | 17.95% | 65円 |
| 18/06 | 13.33円 | 23.74% | 56円 |
| 19/06 | 13.33円 | 24.88% | 54円 |
| 20/06 | 13.33円 | 26.05% | 51円 |
| 21/06 | 23.33円 | 17.48% | 133円 |
| 22/06 | 35.00円 | 22.99% | 152円 |
| 23/06 | 41.67円 | 24.73% | 168円 |
| 24/06 | 43.33円 | 25.47% | 170円 |
| 25/06 | 51.67円 | 30.44% | 170円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.26%(業種中央値は3.74%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
毎月の配当利回りに、5年間の最大・平均・最小の水準線を重ねた折れ線です。住友林業の利回りは2022年に7%前後まで上がったあと下がり、いまは3.85%前後で5年平均の4.28%を下回っています。株価が上がると利回りが下がる関係が読み取れます。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを棒で並べた図です。5年平均4.28%に対して3年平均は3.35%、1年平均は3.49%と、短い期間ほど低く、利回りが縮んできた流れが分かります。
株式分割の影響を調整した1株あたり配当を、年度別の棒で示しています。2016年6月期の8.00円から2025年6月期の51.67円まで伸び、直近5年は連続で増配しています。棒が右肩上がりに積み上がる形です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは3.95%です。5年平均の4.28%を下回り、直近1年平均の3.49%をやや上回る位置にあります。過去5年の利回りレンジは2.29%から7.56%で、いまは低い側です。連続増配は5年、非減配は24年で、調整後の1株配当は2020年6月期の13.33円から2025年6月期の51.67円へ増えました。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。減配のしにくさを測るDOE(純資産配当率)は3.26%で、建設業の中央値3.74%は下回るものの、全国的な目安である2〜4%(中央値3%前後)の範囲には収まっています。配当性向は30.44%で、利益に対して支払いには余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 9.87% |
| ROA | 4.15% |
| DOE | 3.26% |
| 自己資本比率 | 44.20% |
| EPS / BPS | 174 / 1642 |
| 収益性スコア | 0.95 |
| 還元スコア | 0.94 |
| 割安スコア | 0.80 |
売上高成長率は10.42%、1株利益成長率は-8.20%で、2025年6月期のEPS169.74円は前期の170.12円からほぼ横ばいです。ROEは9.87%で建設業の中央値10.08%並み、ROAは4.15%で中央値5.08%を下回ります。営業利益率7.44%は中央値7.08%を上回る一方、フリーキャッシュフローは約501億円のマイナス、自己資本比率は44.20%です。EPSは2012年6月期の17.45円から2021年6月期に133.47円へ跳ね上がり、その後は150円台から170円前後で推移しています。
4. 割安度
PERは9.20倍で、建設業の中央値12.37倍を下回ります。PBRは0.98倍で中央値1.15倍より低く、純資産を割り込む水準です。配当利回り3.95%は自社の5年平均4.28%に対して0.92倍で、過去の自分と比べると利回りは薄く株価は高めの側にあります。割安スコアは0.80で、収益性スコア0.95・還元スコア0.94より低い値です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1341円(利回り3.95%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1238円(利回り4.28%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 701円(利回り7.56%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2314円(利回り2.29%) |
いまの株価は1238円(5年平均利回り水準)と2314円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約7.7%下がる計算です。
株価の折れ線に、5年平均利回りや5年最低利回りから逆算した目安ラインを重ねた図です。現在株価は1,341円で、5年平均利回り相当の1,238.3円をやや上回り、5年最低利回り相当の2,314.4円までは距離があります。ラインは売買を推奨するものではなく、過去の利回りレンジを株価に置き換えた参考値です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 56.0)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
総合スコアは56.0点、判定は「除外」です。除外の主因はフリーキャッシュフローがマイナスである点で、加点は5年連続増配と利回り3%以上の2点です。連続増配は5年、非減配は24年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
住友林業の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.95%で、過去5年平均の4.28%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また24年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約30%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

