2502 アサヒグループホールディングス
- 配当利回り
- 3.08%
- 配当性向
- 64%
- DOE
- 2.57%
- 総合スコア
- 56.8pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2502 |
| 業種 | 食料品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.08% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 52.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 56.8 |
| 連続増配 | 18年 |
| 非減配 | 25年 |
| 配当性向 | 63.97% |
| PER / PBR | 20.20 / 0.80 |
| ROE | 4.29% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.57%(業種中央値 2.35%) |
アサヒグループホールディングスは食料品セクターの持株会社で、時価総額は約2兆4,976億円です。ROEは4.29%、ROAは2.02%、営業利益率は6.42%と、収益性を測る指標は低めの水準にあります。自己資本比率は49.81%で、資産の半分近くを自己資本が占めています。前期の売上成長率はマイナス1.52%、EPS成長率はマイナス35.82%でした。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 3.59% | 2.85% | 2.19% |
| 3年 | 3.59% | 2.94% | 2.22% |
| 1年 | 3.59% | 3.20% | 2.75% |
| 現在 | 3.08% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 18.00円 | 27.73% | 65円 |
| 17/12 | 25.00円 | 24.37% | 103円 |
| 18/12 | 33.00円 | 30.02% | 110円 |
| 19/12 | 33.33円 | 32.21% | 103円 |
| 20/12 | 35.33円 | 53.94% | 66円 |
| 21/12 | 36.33円 | 35.98% | 101円 |
| 22/12 | 37.67円 | 37.78% | 100円 |
| 23/12 | 40.33円 | 37.37% | 108円 |
| 24/12 | 49.00円 | 73.42% | 67円 |
| 25/12 | 52.00円 | 63.97% | 81円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.57%(業種中央値は2.35%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
配当利回りの推移を月次で示したグラフです。線が上にあるほど、株価に対して配当が相対的に高い局面を示します。この銘柄では直近の利回り3.08%が5年平均2.85%を上回る位置にあります。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを棒グラフで比較したものです。期間が短いほど直近の傾向が反映されます。直近1年の平均利回りは3.20%で、5年平均の2.85%より高めに出ています。
年度ごとの配当金額(分割調整済み)を棒グラフにしたものです。棒が右肩上がりであるほど、増配が続いていることを示します。この銘柄は2016年の18.0円から2025年の52.0円まで、一貫して伸びています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の利回りは3.08%で、5年平均の2.85%を上回ります。18年連続で増配しており、非減配の実績は25年に及びます。DOEは2.57%で、食料品業種の中央値2.35%と全国目安2〜4%の範囲内に収まります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 4.29% |
| ROA | 2.02% |
| DOE | 2.57% |
| 自己資本比率 | 49.81% |
| EPS / BPS | 81 / 2053 |
| 収益性スコア | 0.94 |
| 還元スコア | 0.91 |
| 割安スコア | 0.98 |
ROEは4.29%、ROAは2.02%で、業種中央値(ROE6.67%、ROA3.86%)をいずれも下回ります。営業利益率は6.42%と、業種中央値3.89%を上回りました。配当性向は63.97%、フリーキャッシュフローはマイナス約957億円です。EPSは前期比35.82%の減少でした。
4. 割安度
PERは20.2倍で、食料品業種の中央値16.2倍を上回ります。PBRは0.80倍と、業種中央値1.13倍を下回っています。配当利回り3.08%は5年平均2.85%より高く、配当の切り口では相対的に低めの株価水準です。利益・資産・配当のどの指標を見るかで、割安度の評価は変わってきます。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1688円(利回り3.08%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1825円(利回り2.85%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1448円(利回り3.59%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2374円(利回り2.19%) |
いまの株価は1825円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価に、配当利回りを基準にした水準線を重ねたグラフです。線と実際の株価を比べることで、過去の利回りレンジに対する株価の位置が分かります。現在の株価1,688円は、5年平均利回りに対応する水準1,824.6円を下回っています。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 56.8)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 10年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
スコアリングモデルの総合スコアは56.8点、判定は対象外です。10年以上の連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上という加点材料を満たしています。判定を対象外に押し下げているのは、フリーキャッシュフローのマイナスという一点です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
アサヒグループホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.08%で、過去5年平均の2.85%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
18年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また25年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約64%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

