1718 美樹工業
- 配当利回り
- 5.09%
- 配当性向
- 24%
- DOE
- 2.22%
- 総合スコア
- 52.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
美樹工業(1718)は建設業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1718 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 5.09% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 350.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 52.1 |
| 連続増配 | 1年 |
| 非減配 | 1年 |
| 配当性向 | 24.34% |
| PER / PBR | 5.99 / 0.55 |
| ROE | 8.40% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.22%(業種中央値 3.74%) |
美樹工業は建設業に属する小型株で、時価総額は約99.3億円です。直近本決算のROEは8.40%で、建設業の中央値10.08%を下回ります。営業利益率は7.15%で、建設業の中央値7.08%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は50.23%、フリーキャッシュフローは約-26.3億円のマイナスです。EPSは2011年12月期の483円から2025年12月期の1438円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 8.24% | 5.20% | 3.61% |
| 3年 | 8.24% | 5.21% | 3.61% |
| 1年 | 5.27% | 4.69% | 3.61% |
| 現在 | 5.09% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 82.50円 | 11.16% | 739円 |
| 17/12 | 85.00円 | 7.12% | 1194円 |
| 18/12 | 100.00円 | 15.34% | 652円 |
| 19/12 | 140.00円 | 14.29% | 980円 |
| 20/12 | 100.00円 | 13.74% | 728円 |
| 21/12 | 160.00円 | 23.92% | 669円 |
| 22/12 | 150.00円 | 22.32% | 672円 |
| 23/12 | 230.00円 | 29.95% | 768円 |
| 24/12 | 200.00円 | 33.21% | 602円 |
| 25/12 | 350.00円 | 24.34% | 1438円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.22%(業種中央値は3.74%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは5.09%で、5年平均の5.20%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は8.24%でした。
直近1年の平均利回り(4.69%)は5年平均(5.20%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2024年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは5.09%です。5年平均の5.20%/直近1年平均の4.69%と近い水準です。過去5年のレンジは3.61%〜8.24%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2003年12月期75円、2004年12月期75円、2007年12月期80円、2010年12月期80円、2011年12月期80円、2012年12月期80円、2013年12月期80円、2014年12月期80円、2015年12月期80円、2016年12月期82円、2017年12月期85円、2018年12月期100円、2019年12月期140円、2020年12月期100円、2021年12月期160円、2022年12月期150円、2023年12月期230円、2024年12月期200円、2025年12月期350円と推移しました。連続増配は1年、非減配は1年です。直近の減配は2024年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.22%です。建設業の中央値3.74%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は24.34%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 8.40% |
| ROA | 4.04% |
| DOE | 2.22% |
| 自己資本比率 | 50.23% |
| EPS / BPS | 1438 / 15761 |
| 収益性スコア | 0.88 |
| 還元スコア | 0.70 |
| 割安スコア | 0.47 |
売上高成長率は32.46%、EPS成長率は138.79%です。直近の業績は伸びています。EPSは2011年12月期483円、2012年12月期372円、2013年12月期460円、2014年12月期486円、2015年12月期983円、2016年12月期739円、2017年12月期1194円、2018年12月期652円、2019年12月期980円、2020年12月期728円、2021年12月期669円、2022年12月期672円、2023年12月期768円、2024年12月期602円、2025年12月期1438円と推移しました。ROEは8.40%で、建設業の中央値10.08%を下回ります。ROAは4.04%で、建設業の中央値5.08%を下回ります。営業利益率は7.15%で、建設業の中央値7.08%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は50.23%、フリーキャッシュフローは約-26.3億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは5.99倍、PBRは0.55倍です。PBRは建設業の中央値1.15倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.98倍です。過去の自分とほぼ同じ利回り水準です。割安スコアは0.47です(収益性スコア0.88・還元スコア0.70との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス;低PBR×低収益」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 6880円(利回り5.09%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 6731円(利回り5.20%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 4248円(利回り8.24%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 9695円(利回り3.61%) |
いまの株価は6731円(5年平均利回り水準)と9695円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約2.2%下がる計算です。
株価は6731円(5年平均利回り水準)と9695円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 52.1)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス;低PBR×低収益
+ 利回り4%以上
△ 直近3年内に減配
総合スコアは52.1点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。利回り4%以上。注意点は「直近3年内に減配」です。
連続増配は1年、非減配は1年です。2024年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
美樹工業の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは5.09%で、過去5年平均の5.20%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約24%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2024年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

