【配当分析】キャンディル(1446)配当分析|利回り1.48%

1446 キャンディル

割高寄り
配当利回り
1.48%
配当性向
38%
DOE
2.50%
総合スコア
26.6pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

キャンディル(1446)は建設業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード1446
業種建設業
配当利回り(株価ベース)1.48%
1株配当(最新期・分割調整済)8.00円
総合判定割高寄り
総合スコア26.6
連続増配0年
非減配6年
配当性向37.68%
PER / PBR25.70 / 1.71
ROE6.82%
DOE(株主資本配当率)2.50%(業種中央値 3.74%)

キャンディルは建設業に属する小型株で、時価総額は約58.6億円です。直近本決算のROEは6.82%で、建設業の中央値10.08%を下回ります。営業利益率は3.03%で、建設業の中央値7.08%を下回ります。自己資本比率は47.15%、フリーキャッシュフローは約3.3億円のプラスです。EPSは2019年9月期の17円から2025年9月期の21円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年1.62%1.32%0.96%
3年1.62%1.42%0.96%
1年1.54%1.46%1.34%
現在1.48%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/095.50円32.98%17円
20/096.00円32.43%18円
21/096.00円—%—円
22/096.00円53.43%11円
23/096.00円24.54%24円
24/098.00円53.48%15円
25/098.00円37.68%21円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.50%(業種中央値は3.74%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.80 1.00 1.20 1.40 1.60 1.80 5年最大 1.62 5年平均 1.32 5年最小 0.96 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1.48

いまの利回りは1.48%。5年平均の1.32%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は1.62%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年 最大: 1.62 1.62 5年 平均: 1.32 1.32 5年 最小: 0.96 0.96 5年 3年 最大: 1.62 1.62 3年 平均: 1.42 1.42 3年 最小: 0.96 0.96 3年 1年 最大: 1.54 1.54 1年 平均: 1.46 1.46 1年 最小: 1.34 1.34 1年 現在 1.48 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.46%)が5年平均(1.32%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 2019 2019年 5.50円 2020 2020年 6.00円 2021 2021年 6.00円 2022 2022年 6.00円 2023 2023年 6.00円 2024 2024年 8.00円 2025 2025年 8.00円

派手な増配はないものの、6年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.48%です。5年平均の1.32%/直近1年平均の1.46%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは0.96%〜1.62%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年9月期6円、2020年9月期6円、2021年9月期6円、2022年9月期6円、2023年9月期6円、2024年9月期8円、2025年9月期8円と推移しました。連続増配は0年、非減配は6年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.50%です。建設業の中央値3.74%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は37.68%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE6.82%
ROA3.13%
DOE2.50%
自己資本比率47.15%
EPS / BPS21 / 320
収益性スコア0.57
還元スコア0.83
割安スコア1.82

売上高成長率は4.81%、EPS成長率は41.91%です。直近の業績は伸びています。EPSは2019年9月期17円、2020年9月期18円、2022年9月期11円、2023年9月期24円、2024年9月期15円、2025年9月期21円と推移しました。ROEは6.82%で、建設業の中央値10.08%を下回ります。ROAは3.13%で、建設業の中央値5.08%を下回ります。営業利益率は3.03%で、建設業の中央値7.08%を下回ります。自己資本比率は47.15%、フリーキャッシュフローは約3.3億円のプラスです。

4. 割安度

PERは25.70倍、PBRは1.71倍です。PBRは建設業の中央値1.15倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.12倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは1.82です(収益性スコア0.57・還元スコア0.83との対比)。スコアリングの判定根拠は「業種内で割高(割安スコア>1.2)かつ収益性が業種平均未満」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価541円(利回り1.48%)
5年平均利回りに戻る株価606円(利回り1.32%)
5年最高利回り時の株価494円(利回り1.62%)
5年最低利回り時の株価833円(利回り0.96%)

いまの株価は606円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 400 500 600 700 800 900 5年最低利回り水準 833 5年平均利回り水準 606 5年最高利回り水準 494 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 541

株価は606円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 割高寄り(スコア 26.6)

株価が自社の過去水準より高く、バリュエーション面のスコアが低い水準です。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
業種内で割高(割安スコア>1.2)かつ収益性が業種平均未満

総合スコアは26.6点、判定は「売り妙味あり」です。

連続増配は0年、非減配は6年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

キャンディルの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.48%で、過去5年平均の1.32%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割高寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約38%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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