【連続増配】FOOD&LIFECOMPANIES(3563)配当分析|利回り0.31%・1年連続増配

用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

FOOD&LIFE COMPANIES(3563)は小売業に属する外食企業。回転寿司「スシロー」を国内外で展開する。

項目
銘柄コード 3563
業種 小売業
配当利回り(株価ベース) 0.31%
1株配当(最新期・分割調整済) 15.00円
総合判定 中立
総合スコア 5.2
連続増配 1年
非減配 3年
配当性向 17.27%
PER / PBR 38.17 / 9.15
ROE 26.30%
DOE(株主資本配当率) 4.18%(業種中央値 2.32%)

FOOD&LIFE COMPANIES(3563)は「スシロー」を主力とする外食企業。直近本決算はROE26.3%、増収率19.0%、EPSは前期比59%増と成長が続く。自己資本比率は24.6%。株価は利益・純資産に対して高い倍率で評価されている。

2. 配当の魅力

利回りの水準と、増配の記録を確認する。

期間 最大 平均 最小
5年 1.51% 0.70% 0.25%
3年 1.51% 0.68% 0.25%
1年 0.47% 0.34% 0.25%
現在 0.31%
会計年度 1株配当(分割調整済) 配当性向 EPS
2022年3月期 11.25円 72.21% 16円
2023年3月期 11.25円 32.95% 34円
2024年3月期 11.25円 23.54% 48円
2025年3月期 15.00円 17.27% 87円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.18%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.32%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

現在の利回りは0.31%で、5年平均の0.70%を下回る。成長期待で株価が買われ、利回りは薄い。5年間の最高は1.51%だった。

直近1年の平均利回り0.34%は、5年平均0.70%より低い。

調整後の1株配当は直近で増加に転じた。配当性向は低く、利益の多くは成長投資に向かう。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは0.31%と低い。5年平均0.70%も下回る。株価が成長期待で買われ、利回りは薄い。調整後の1株配当は直近で11.25円から15円へ増え、連続増配は1年、非減配は3年。配当性向は17.3%で、利益の多くを成長投資に回す方針がうかがえる。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務を見る。

指標
ROE 26.30%
ROA 5.75%
DOE 4.18%
自己資本比率 24.55%
EPS / BPS 203 / 846
収益性スコア 2.51
還元スコア 1.19
割安スコア 6.52

ROEは26.3%と高い。EPSは203円、配当性向は17.3%。営業利益率8.4%、フリーキャッシュフローは390億円のプラス。自己資本比率は24.6%とやや低め。稼ぐ力は強いが、配当より事業拡大に資金を振り向ける段階にある。

4. 割安度

PERは38倍、PBRは9.2倍と高い。割安度の区分は中立。自社利回り比は0.44で、現在利回りは自社平均を大きく下回る。配当が一定なら、利回りが5年平均の0.70%へ戻るには株価が約56%下がる計算になる。配当利回りを主眼にする投資先としては水準が低い。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分 株価水準(対応利回り)
現在株価 5672円(利回り0.31%)
5年平均利回りに戻る株価 2500円(利回り0.70%)
5年最高利回り時の株価 1159円(利回り1.51%)
5年最低利回り時の株価 7000円(利回り0.25%)

いまの株価は2500円(5年平均利回り水準)と7000円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約55.9%下がる計算です。

配当が一定なら、利回りが5年平均の0.70%へ戻るには株価が約56%下がる計算になる。過去5年の利回りレンジの内側にある。本記事は売買を推奨するものではない。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 5.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

割安度の区分は中立。高いROEと成長は目を引くが、配当利回りは0.31%と薄く、株価は高い倍率にある。インカムより成長を評価する性格の銘柄。

6. よくある質問

FOOD&LIFECOMPANIESの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.31%で、過去5年平均の0.70%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約17%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。



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