【連続増配】セガサミー(6460)配当分析|利回り1.97%・2年連続増配

用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

セガサミーホールディングス(6460)は遊技機とゲームを手がけます。配当の実像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード6460
業種機械
配当利回り(株価ベース)1.97%
1株配当(最新期・分割調整済)55.00円
総合判定割高寄り
総合スコア22.8
連続増配2年
非減配2年
配当性向24.79%
PER / PBR26.80 / 1.61
ROE-1.56%
DOE(株主資本配当率)3.23%(業種中央値 2.83%)

セガサミーホールディングス(6460)はパチスロなどの遊技機とゲームを手がける。直近EPSは赤字で、配当は利益回復の途上での支払いになる。本稿では利回り・配当記録・財務を表とグラフで整理する。

2. 配当の魅力

利回りの位置と、減配を含む配当の記録を見ます。

期間最大平均最小
5年3.64%2.34%1.53%
3年3.07%2.15%1.53%
1年2.60%2.16%1.71%
現在1.97%——
会計年度1株配当(分割調整済)配当性向EPS
2017年3月期40.00円33.96%118円
2018年3月期40.00円104.99%38円
2019年3月期40.00円—%—円
2020年3月期40.00円68.20%59円
2021年3月期30.00円—%—円
2022年3月期40.00円25.18%159円
2023年3月期59.00円28.36%208円
2024年3月期50.00円33.17%151円
2025年3月期52.00円24.79%210円
2026年3月期55.00円—%—円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.23%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.83%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

いまの利回りは1.97%で、5年平均2.34%を下回る。株価が買われて利回りが薄まっている局面。5年間の最高は3.64%。

直近1年の平均2.16%は5年平均2.34%より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる。

非減配はまだ2年。2024年に減配しており、棒グラフの谷を確認したい。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは 1.97%。5年平均2.34%を下回り、自社の過去水準では利回りの低い位置にある。連続増配は 2年にとどまり、2024年に減配した記録がある。直近はEPSがマイナスで、配当性向は参考値。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益の状態を確認します。

指標値
ROE-1.56%
ROA-0.92%
DOE3.23%
自己資本比率56.58%
EPS / BPS-27 / 1750
収益性スコア0.27
還元スコア0.98
割安スコア1.76

直近EPSは-27円と赤字。営業利益率は9.7%だが最終損益はマイナスで、ROEも-1.6%。自己資本比率56.6%。利益の回復が配当の前提になる。

4. 割安度

区分は 割高寄り(スコア22.8)。自社利回り比0.84で、利回りは過去平均より低い。利回りが5年平均2.34%に戻るには株価が約15.9%下がる計算になる。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2795円(利回り1.97%)
5年平均利回りに戻る株価2350円(利回り2.34%)
5年最高利回り時の株価1511円(利回り3.64%)
5年最低利回り時の株価3595円(利回り1.53%)

いまの株価は2350円(5年平均利回り水準)と3595円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約15.9%下がる計算です。

現値2,795円は5年平均利回りに対応する2,350円より高い。過去5年の利回りでみれば株価は高い側にある。

5. 総合判断

総合判定: 割高寄り(スコア 22.8)

株価が自社の過去水準より高く、バリュエーション面のスコアが低い水準です。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
業種内で割高(割安スコア>1.2)かつ収益性が業種平均未満
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配

総合判定は 割高寄り(スコア22.8)。赤字と減配歴があり、収益の立て直しが配当の焦点になる。

6. よくある質問

セガサミーホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.97%で、過去5年平均の2.34%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「割高寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約25%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2024年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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