【高配当】タダノ(6395)配当分析|利回り3.19%・4年連続増配

用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

タダノ(6395)は移動式クレーンで国内首位級のメーカーです。配当の実像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード6395
業種機械
配当利回り(株価ベース)3.19%
1株配当(最新期・分割調整済)44.00円
総合判定対象外
総合スコア58.1
連続増配4年
非減配4年
配当性向30.39%
PER / PBR7.33 / 0.65
ROE9.27%
DOE(株主資本配当率)2.72%(業種中央値 2.83%)

タダノ(6395)は移動式クレーンで国内首位級。直近のフリーキャッシュフローはマイナスに振れた。本稿では利回り・増配記録・財務を表とグラフで整理する。

2. 配当の魅力

利回りの位置と増配の記録を見ます。

期間最大平均最小
5年5.41%2.46%0.51%
3年5.41%3.14%1.57%
1年4.54%3.73%3.00%
現在3.19%——
会計年度1株配当(分割調整済)配当性向EPS
2016年12月期26.00円16.78%155円
2017年12月期26.00円27.71%94円
2018年12月期26.00円35.06%74円
2019年12月期27.00円51.18%53円
2020年12月期14.00円45.02%31円
2021年12月期6.00円—%—円
2022年12月期12.00円6.77%177円
2023年12月期19.00円31.02%61円
2024年12月期23.00円43.99%52円
2025年12月期44.00円30.39%145円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.72%(業種中央値は2.83%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

いまの利回りは3.19%。5年平均2.46%を上回り、株価は自社の過去比で安い側。5年間の最高は5.41%。

直近1年の平均3.73%は5年平均2.46%より高い。ここ1年は利回りが厚めに推移した。

4年連続増配。2021年に減配した後の積み上げ。非減配は4年。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは 3.19%。5年平均2.46%を上回り、自社の過去水準では利回りの高い位置にある。連続増配は 4年、配当性向30.4%。2021年に減配歴がある。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益とキャッシュを確認します。

指標値
ROE9.27%
ROA3.99%
DOE2.72%
自己資本比率44.91%
EPS / BPS145 / 1629
収益性スコア0.92
還元スコア0.98
割安スコア0.57

ROE9.3%、EPSは145円で大きく増益。PER7.33倍・PBR0.65倍と株価指標は低い。ただし直近のフリーキャッシュフローは-31億円。自己資本比率44.9%。

4. 割安度

区分は 対象外(フリーキャッシュフローがマイナスで足切りに該当)。自社利回り比1.3で、利回りは過去平均を上回る。利回りが5年平均2.46%に戻るには株価が約29.8%上がる計算になる。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1347円(利回り3.19%)
5年平均利回りに戻る株価1748円(利回り2.46%)
5年最高利回り時の株価795円(利回り5.41%)
5年最低利回り時の株価8431円(利回り0.51%)

いまの株価は1748円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

現値1,347円は5年平均利回りに対応する1,748円より低い。過去5年の利回りでは株価は安い側にある。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 58.1)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上

総合判定は 対象外(スコア58.1)。増益と3%超の利回りは加点だが、FCFのマイナスが足切りの理由。

6. よくある質問

タダノの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.19%で、過去5年平均の2.46%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約30%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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