【高配当】全保連(5845)配当分析|利回り3.43%・2年連続増配

5845 全保連

中立
配当利回り
3.43%
配当性向
61%
DOE
12.96%
総合スコア
86.8pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

全保連(5845)はその他金融業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード5845
業種その他金融業
配当利回り(株価ベース)3.43%
1株配当(最新期・分割調整済)40.00円
総合判定中立
総合スコア86.8
連続増配2年
非減配2年
配当性向60.55%
PER / PBR14.50 / 3.10
ROE22.60%
DOE(株主資本配当率)12.96%(業種中央値 3.37%)

全保連はその他金融業の小型株です。時価総額は約255億円。直近本決算のROEは22.60%で、その他金融業の中央値8.92%を上回ります。営業利益率は12.12%で、その他金融業の中央値11.65%を上回ります。自己資本比率は32.51%、フリーキャッシュフローは約40.6億円のプラスです。EPSは2024年3月期の76円から2026年3月期の66円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年6.34%4.56%2.80%
3年6.34%4.56%2.80%
1年4.69%3.96%3.17%
現在3.43%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
24/0330.00円39.43%76円
25/0335.00円52.30%67円
26/0340.00円60.55%66円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは12.96%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.37%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 5年最大 6.34 5年平均 4.56 5年最小 2.80 23/10 24/05 24/12 25/08 26/03 26/10 3.43

いまの利回りは3.43%で、5年平均の4.56%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は6.34%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 6.34 6.34 5年 平均: 4.56 4.56 5年 最小: 2.80 2.80 5年 3年 最大: 6.34 6.34 3年 平均: 4.56 4.56 3年 最小: 2.80 2.80 3年 1年 最大: 4.69 4.69 1年 平均: 3.96 3.96 1年 最小: 3.17 3.17 1年 現在 3.43 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.96%)は5年平均(4.56%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 2024 2024年 30.00円 2025 2025年 35.00円 2026 2026年 40.00円

年ごとの1株配当(分割調整済み)の推移です。デコボコがないか、右肩上がりかを見てください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.43%です。5年平均の4.56%/直近1年平均の3.96%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.80%〜6.34%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2024年3月期30円、2025年3月期35円、2026年3月期40円と推移しました。連続増配は2年、非減配は2年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は12.96%です。その他金融業の中央値3.37%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は60.55%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE22.60%
ROA6.94%
DOE12.96%
自己資本比率32.51%
EPS / BPS66 / 309
収益性スコア3.12
還元スコア2.32
割安スコア3.16

売上高成長率は2.07%、EPS成長率は-1.29%です。EPSは2024年3月期76円、2025年3月期67円、2026年3月期66円と推移しました。ROEは22.60%で、その他金融業の中央値8.92%を上回ります。ROAは6.94%で、その他金融業の中央値1.20%を上回ります。営業利益率は12.12%で、その他金融業の中央値11.65%を上回ります。自己資本比率は32.51%、フリーキャッシュフローは約40.6億円のプラスです。

4. 割安度

PERは14.50倍、PBRは3.10倍です。PBRはその他金融業の中央値0.98倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.75倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは3.16です(収益性スコア3.12・還元スコア2.32との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1167円(利回り3.43%)
5年平均利回りに戻る株価877円(利回り4.56%)
5年最高利回り時の株価631円(利回り6.34%)
5年最低利回り時の株価1429円(利回り2.80%)

いまの株価は877円(5年平均利回り水準)と1429円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約24.8%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 5年最低利回り水準 1,429 5年平均利回り水準 877 5年最高利回り水準 631 23/10 24/05 24/12 25/08 26/03 26/10 1,167

株価は877円(5年平均利回り水準)と1429円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 86.8)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは86.8点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は2年、非減配は2年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

全保連の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.43%で、過去5年平均の4.56%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約61%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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