【高配当】日本インシュレーション(5368)配当分析|利回り4.02%・1年連続増配

5368 日本インシュレーション

中立
配当利回り
4.02%
配当性向
29%
DOE
2.34%
総合スコア
60.9pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

日本インシュレーション(5368)はガラス・土石製品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード5368
業種ガラス・土石製品
配当利回り(株価ベース)4.02%
1株配当(最新期・分割調整済)40.00円
総合判定中立
総合スコア60.9
連続増配1年
非減配1年
配当性向29.42%
PER / PBR8.28 / 0.66
ROE8.27%
DOE(株主資本配当率)2.34%(業種中央値 2.40%)

日本インシュレーションはガラス・土石製品の小型株です。時価総額は約98.0億円。直近本決算のROEは8.27%で、ガラス・土石製品の中央値7.56%を上回ります。営業利益率は11.20%で、ガラス・土石製品の中央値8.31%を上回ります。自己資本比率は78.56%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2020年3月期の190円から2026年3月期の136円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年5.54%4.54%3.05%
3年5.06%4.20%3.05%
1年4.42%3.88%3.05%
現在4.02%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
20/0335.00円18.47%190円
21/0335.00円29.72%118円
22/0337.00円28.06%132円
23/0337.00円44.22%84円
24/0340.00円35.49%113円
25/0337.00円41.18%90円
26/0340.00円29.42%136円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.34%(業種中央値は2.40%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 5.54 5年平均 4.54 5年最小 3.05 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 4.02

いまの利回りは4.02%で、5年平均の4.54%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は5.54%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 5.54 5.54 5年 平均: 4.54 4.54 5年 最小: 3.05 3.05 5年 3年 最大: 5.06 5.06 3年 平均: 4.20 4.20 3年 最小: 3.05 3.05 3年 1年 最大: 4.42 4.42 1年 平均: 3.88 3.88 1年 最小: 3.05 3.05 1年 現在 4.02 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.88%)は5年平均(4.54%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 2020 2020年 35.00円 2021 2021年 35.00円 2022 2022年 37.00円 2023 2023年 37.00円 2024 2024年 40.00円 2025 2025年 37.00円 2026 2026年 40.00円

2025年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは4.02%です。5年平均の4.54%/直近1年平均の3.88%と近い水準です。過去5年のレンジは3.05%〜5.54%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2020年3月期35円、2021年3月期35円、2022年3月期37円、2023年3月期37円、2024年3月期40円、2025年3月期37円、2026年3月期40円と推移しました。連続増配は1年、非減配は1年です。直近の減配は2025年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.34%です。ガラス・土石製品の中央値2.40%と同じ水準です。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は29.42%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE8.27%
ROA6.25%
DOE2.34%
自己資本比率78.56%
EPS / BPS136 / 1708
収益性スコア1.24
還元スコア0.98
割安スコア0.64

売上高成長率は17.76%、EPS成長率は51.29%です。直近の業績は伸びています。EPSは2020年3月期190円、2021年3月期118円、2022年3月期132円、2023年3月期84円、2024年3月期113円、2025年3月期90円、2026年3月期136円と推移しました。ROEは8.27%で、ガラス・土石製品の中央値7.56%を上回ります。ROAは6.25%で、ガラス・土石製品の中央値4.90%を上回ります。営業利益率は11.20%で、ガラス・土石製品の中央値8.31%を上回ります。自己資本比率は78.56%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。

4. 割安度

PERは8.28倍、PBRは0.66倍です。PBRはガラス・土石製品の中央値0.88倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.89倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.64です(収益性スコア1.24・還元スコア0.98との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価995円(利回り4.02%)
5年平均利回りに戻る株価881円(利回り4.54%)
5年最高利回り時の株価722円(利回り5.54%)
5年最低利回り時の株価1312円(利回り3.05%)

いまの株価は881円(5年平均利回り水準)と1312円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約11.4%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 600 800 1,000 1,200 1,400 5年最低利回り水準 1,312 5年平均利回り水準 881 5年最高利回り水準 722 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 995

株価は881円(5年平均利回り水準)と1312円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 60.9)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ 利回り4%以上
△ 直近3年内に減配

総合スコアは60.9点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。利回り4%以上。注意点は「直近3年内に減配」です。

連続増配は1年、非減配は1年です。2025年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

日本インシュレーションの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは4.02%で、過去5年平均の4.54%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約29%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2025年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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