5192 三ツ星ベルト
中立- 配当利回り
- 4.56%
- 配当性向
- 73%
- DOE
- 5.28%
- 総合スコア
- 55.3pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 5192 |
| 業種 | ゴム製品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.56% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 191.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 55.3 |
| 連続増配 | 1年 |
| 非減配 | 1年 |
| 配当性向 | 72.53% |
| PER / PBR | 14.90 / 1.08 |
| ROE | 7.49% |
| DOE(株主資本配当率) | 5.28%(業種中央値 2.68%) |
三ツ星ベルトはゴム製品業種に属し、決算期は3月です。時価総額は約1,220億円、直近の営業利益率は9.40%、自己資本比率は78.24%でした。
株価指標はPER14.9倍、PBR1.08倍です。業種中央値はPERが12.0倍、PBRが0.76倍なので、どちらも業種の中心より高い位置にいます。財務の厚みと収益力を、市場がすでに織り込んでいる姿が数字から見えます。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 16.87% | 6.83% | 4.30% |
| 3年 | 6.77% | 5.29% | 4.30% |
| 1年 | 5.51% | 4.93% | 4.30% |
| 現在 | 4.56% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 44.00円 | 20.34% | 216円 |
| 18/03 | 50.00円 | 24.20% | 207円 |
| 19/03 | 48.00円 | 23.59% | 203円 |
| 20/03 | 54.00円 | 29.41% | 184円 |
| 21/03 | 54.00円 | 40.76% | 132円 |
| 22/03 | 143.00円 | 64.92% | 220円 |
| 23/03 | 250.00円 | 100.35% | 249円 |
| 24/03 | 250.00円 | 99.84% | 250円 |
| 25/03 | 186.00円 | 58.08% | 320円 |
| 26/03 | 191.00円 | 72.53% | 263円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは5.28%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.68%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
折れ線は月ごとの配当利回りで、株価が上がれば下がり、配当が増えれば上がります。この銘柄は2022年4月の15.97%から2024年4月の4.32%まで下がり、その後は5%前後で推移して、いまは4.56%です。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を並べた棒グラフで、現在値がどこに位置するかを測れます。平均は5年が6.83%、3年が5.29%、1年が4.93%と短い期間ほど低く、現在の4.56%は1年平均も下回っています。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整した値で並べた棒グラフです。2021年の54円から2022年に143円、2023年に250円へ大きく伸び、2025年は186円、2026年は191円でした。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.56%です。5年平均の6.83%を下回り、5年間の最高16.87%とは大きな開きがあります。直近1年に絞ると、平均4.93%、最低4.30%、最高5.51%の範囲に収まっていました。
1株あたりの年間配当は、2023年と2024年に250円、2025年に186円、2026年に191円です。2025年に減配があり、2026年は5円戻して増配となったため、増配の連続は1年にとどまります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
DOE(株主資本配当率。純資産に対して配当をどれだけ出しているかを示す指標で、利益の増減に左右されにくく減配しにくさを測る目安)は5.28%です。業種中央値の2.68%、全国の目安である2〜4%をいずれも上回っています。利益の波があっても、配当の土台になる株主資本への還元は厚い水準です。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 7.49% |
| ROA | 5.69% |
| DOE | 5.28% |
| 自己資本比率 | 78.24% |
| EPS / BPS | 263 / 3641 |
| 収益性スコア | 1.47 |
| 還元スコア | 1.26 |
| 割安スコア | 1.33 |
ROEは7.49%で業種中央値6.72%をわずかに上回り、ROAは5.69%で中央値3.40%を大きく超えています。営業利益率は9.40%で、中央値5.83%との差が目立ちます。自己資本比率78.24%という数字が、財務の安定感を支えています。
一方で、直近の勢いには陰りがあります。売上高成長率は1.98%と小幅で、EPS(1株あたり利益)は2025年の320.25円から2026年に263.34円へ下がり、EPS成長率は-17.77%でした。フリーキャッシュフローは約32.6億円のプラスです。
配当性向は72.53%で、2023年の100.35%、2024年の99.84%からは下がりましたが、2021年までの20〜40%台と比べると高い水準が続いています。
4. 割安度
PERは14.9倍で業種中央値12.0倍を上回り、PBRは1.08倍で中央値0.76倍を上回ります。指標だけを見れば、業種内では評価が高めの銘柄です。
配当利回りの面でも同じ傾向が出ています。現在の4.56%は5年平均6.83%の約0.67倍にあたります。過去5年の利回りの最低は4.30%で、現在値はその水準に近い位置です。
スコア上の判定は中立で、判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。割安度は売買の推奨ではなく、過去の自社水準との比較を示す区分です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 4230円(利回り4.56%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2826円(利回り6.83%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1144円(利回り16.87%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 4488円(利回り4.30%) |
いまの株価は2826円(5年平均利回り水準)と4488円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約33.2%下がる計算です。
5年間の利回りの最大・平均・最小に年間配当193円を当てはめ、その利回りに戻る株価を線で示したグラフです。平均利回り6.83%に相当する株価は約2,826円、最小利回り4.30%に相当する株価は約4,488円で、現在の4,230円は両者のあいだにあります。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 55.3)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 配当性向70%超
△ 直近3年内に減配
総合スコアは55.3点、判定は中立です。収益性スコア1.468、還元スコア1.26、割安スコア1.331と、収益性が最も高く出ています。加点は「DOE2%以上かつ業種平均以上」で、株主資本に対する還元姿勢が数字に表れています。
注意点は2つあります。ひとつは配当性向が72.53%と70%を超えていること。もうひとつは2025年に減配があり、直近3年以内に減配を含むことです。2023年と2024年は配当性向が100%前後まで上がっており、利益を超えて配当を出した年がありました。
2026年は増配に転じましたが、連続増配は1年です。EPSが前年から17.77%下がった中での増配なので、今後の利益の動きと配当性向の推移を、あなた自身の目で追う必要があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
三ツ星ベルトの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.56%で、過去5年平均の6.83%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約73%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2025年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

