【高配当】インフロニア・ホールディングス(5076)配当分析|利回り5.61%・1年連続増配

5076 インフロニア・ホールディングス

中立
配当利回り
5.61%
配当性向
41%
DOE
5.45%
総合スコア
71.9pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード5076
業種サービス業
配当利回り(株価ベース)5.61%
1株配当(最新期・分割調整済)120.00円
総合判定中立
総合スコア71.9
連続増配1年
非減配4年
配当性向40.61%
PER / PBR7.30 / 1.07
ROE13.56%
DOE(株主資本配当率)5.45%(業種中央値 3.88%)

インフロニア・ホールディングスは、サービス業に分類される3月決算の企業です。時価総額は約6,359億円で、PBRは1.07倍、PERは7.3倍の水準にあります。

収益面では、ROEが13.56%と業種中央値の8.57%を上回ります。営業利益率は6.74%で、業種中央値の6.46%とほぼ並びます。直近の売上高成長率は32.7%、EPSの成長率は138.0%でした。数字だけ見れば、拡大の勢いがはっきり出ています。

1株あたりの数字は、EPSが295.46円、BPSが2,012.57円です。事業内容そのものは、このデータからは断定できません。配当を見るうえでは、利益の伸びが配当にどう結びついているかが次の焦点になります。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年11.80%6.28%4.25%
3年11.80%6.38%4.25%
1年8.30%6.21%4.80%
現在5.61%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
22/0340.00円—%—円
23/0355.00円39.74%138円
24/0360.00円54.63%110円
25/0360.00円48.33%124円
26/03120.00円40.61%295円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは5.45%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 12.00 14.00 5年最大 11.80 5年平均 6.28 5年最小 4.25 21/10 22/10 23/10 24/09 25/09 26/09 5.61

月ごとの配当利回りを折れ線で追い、5年の最高・平均・最低を水準線で重ねたグラフです。線が水準線の上にあるほど、その時点の利回りが高かったことを示します。5076は2025年4月に10.67%、5月に11.06%まで上がり、その後は低下して、いまは5.61%です。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 5.00 10.00 15.00 5年 最大: 11.80 11.80 5年 平均: 6.28 6.28 5年 最小: 4.25 4.25 5年 3年 最大: 11.80 11.80 3年 平均: 6.38 6.38 3年 最小: 4.25 4.25 3年 1年 最大: 8.30 8.30 1年 平均: 6.21 6.21 1年 最小: 4.80 4.80 1年 現在 5.61 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを棒で並べたグラフです。期間が違っても、棒の高さで利回りの振れ幅を比べられます。5年の平均は6.28%、直近1年の平均は6.21%で、ほぼ同じ水準でした。最大値は5年と3年が11.80%、1年が8.30%です。

0.00 50.00 100.00 150.00 2022 2022年 40.00円 2023 2023年 55.00円 2024 2024年 60.00円 2025 2025年 60.00円 2026 2026年 120.00円

年度ごとの1株配当を、分割調整済みの金額で棒にしたグラフです。棒が右へ向かって伸びていれば、配当が増えてきたことになります。5076は2022年の40円から2025年の60円まで段階的に増え、2026年は120円に達しました。減配の年はありません。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは5.61%です。5年平均の6.28%を下回り、5年のレンジ(最低4.25%〜最高11.80%)の中では、平均より低い側にあります。直近1年に絞ると、平均6.21%、最高8.30%、最低4.80%でした。

1株配当(分割調整済み)は、2022年の40円から2023年に55円、2024年と2025年は60円、2026年に120円と推移しています。2026年は前年のちょうど2倍です。減配は集計期間内に一度もなく、増配は1年連続、非減配は4年連続でした。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

DOE(株主資本配当率)は5.45%です。株主資本に対してどれだけ配当しているかを示す指標で、利益が揺れても配当を保ちやすいかを測る目安になります。業種中央値は3.88%、全国的な目安は2〜4%なので、どちらも上回ります。配当性向は40.61%で、利益の6割近くは社内に残る計算です。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE13.56%
ROA3.78%
DOE5.45%
自己資本比率30.18%
EPS / BPS295 / 2013
収益性スコア1.17
還元スコア1.20
割安スコア0.57

ROEは13.56%で、業種中央値8.57%を5ポイント近く上回ります。ROAは3.78%と中央値4.31%をやや下回り、営業利益率は6.74%で中央値6.46%と同水準でした。自己資本比率は30.18%です。

EPSは2023年の138.4円から2024年に109.83円へ下がり、2025年は124.15円、2026年は295.49円へ大きく伸びました。2026年のEPSは前年の約2.4倍にあたります。一方、配当性向は2024年の54.63%から2025年に48.33%、2026年に40.61%へ下がっています。配当も2倍になりましたが、利益の伸びがそれを上回った形です。

フリーキャッシュフローは約1,535億円でした。EPSの水準が一段上がった直後の年なので、この利益水準が次の期も続くかどうかは、決算で確かめる必要があります。

4. 割安度

PERは7.3倍で、業種中央値の15.9倍を大きく下回ります。PBRは1.07倍で、中央値1.57倍より低い水準です。指標だけを並べると、業種の中では低い倍率に位置しています。

利回りの面では、いまの5.61%が5年平均6.28%を下回ります。自社利回り比は0.89で、自社の過去平均と比べると利回りは低めです。株価は2026年9月時点で2,765円、2021年10月の726.6円から大きく上がってきました。

業種比較では低い倍率、自社の過去比較では低めの利回りという、向きの異なる二つの見え方があります。PERの低さには直近の利益急増が効いている点も見ておきたいところです。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2765円(利回り5.61%)
5年平均利回りに戻る株価2468円(利回り6.28%)
5年最高利回り時の株価1314円(利回り11.80%)
5年最低利回り時の株価3647円(利回り4.25%)

いまの株価は2468円(5年平均利回り水準)と3647円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約10.7%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5年最低利回り水準 3,647 5年平均利回り水準 2,468 5年最高利回り水準 1,314 21/10 22/10 23/10 24/09 25/09 26/09 2,765

株価の推移に、利回りから逆算した株価の水準線を重ねたグラフです。水準線は過去の利回りを基準に計算した参考値で、売買の推奨ではありません。現在の株価2,765円は、5年平均利回り水準の2,468円と、5年最低利回り水準の3,647円のあいだにあります。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 71.9)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは71.9、判定は「中立」です。内訳は収益性1.168、還元1.202、割安0.570で、割安スコアだけが1を下回りました。収益性と還元は評価され、倍率面の評価が全体を押し下げています。

加点の根拠は三つあります。ROE10%以上の高収益、利回り4%以上、そしてDOE2%以上かつ業種平均以上という還元姿勢です。注意事項として挙がった項目はなく、異常値の検出もありませんでした。一方で、いまの利回りは自社平均より低く、判定根拠にもその点が記されています。

配当は2026年に120円へ倍増しましたが、増配は1年連続、非減配は4年連続で、実績の積み上げはまだ浅い段階です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。この判定は特定の売買を勧めるものではなく、公表データから算出した評価です。

6. よくある質問

インフロニア・ホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは5.61%で、過去5年平均の6.28%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約41%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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