【連続増配】JX金属(5016)配当分析|利回り0.98%・1年連続増配

5016 JX金属

中立
配当利回り
0.98%
配当性向
27%
DOE
4.68%
総合スコア
45.5pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード5016
業種非鉄金属
配当利回り(株価ベース)0.98%
1株配当(最新期・分割調整済)31.00円
総合判定中立
総合スコア45.5
連続増配1年
非減配1年
配当性向27.45%
PER / PBR29.30 / 4.22
ROE15.60%
DOE(株主資本配当率)4.68%(業種中央値 3.22%)

JX金属は非鉄金属セクターに属し、時価総額は約3兆1,542億円です。直近の決算ではROEが15.6%、営業利益率が19.8%と、業種中央値(ROE 9.0%、営業利益率 6.5%)を大きく上回りました。 自己資本比率は48.3%で、財務の土台は厚めです。売上高は前期比23.7%増、EPS(1株あたり利益)は53.6%増と、利益の伸びが売上の伸びを上回っています。 ただし配当の履歴は2年分しかなく、増配の実績はまだ1年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年4.82%1.90%0.61%
3年4.82%1.90%0.61%
1年1.95%1.12%0.61%
現在0.98%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
25/0318.00円148.99%12円
26/0331.00円27.45%113円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.68%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.22%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年最大 4.82 5年平均 1.90 5年最小 0.61 25/03 25/07 25/10 26/02 26/05 26/09 0.98

月次の配当利回りと、5年の最大・平均・最小の水準線を重ねたグラフです。折れ線が平均線より下にあれば、株価に対して配当が薄い局面を示します。JX金属の利回りは2025年5月の4.00%から下がり続け、2026年9月は0.98%で、5年平均1.90%を下回っています。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 4.82 4.82 5年 平均: 1.90 1.90 5年 最小: 0.61 0.61 5年 3年 最大: 4.82 4.82 3年 平均: 1.90 1.90 3年 最小: 0.61 0.61 3年 1年 最大: 1.95 1.95 1年 平均: 1.12 1.12 1年 最小: 0.61 0.61 1年 現在 0.98 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの利回りの最大・平均・最小を並べた棒グラフです。期間ごとに水準がどう違うかを見ます。直近1年の平均は1.12%で、5年平均1.90%より低く、最大も1.95%にとどまります。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 2025 2025年 18.00円 2026 2026年 31.00円

年度ごとの1株配当を、株式分割を調整して並べた棒グラフです。右に向かって高くなっていれば増配が続いています。2025年度は18円、2026年度は31円で、記録がある範囲では減配はありません。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは0.98%です。5年平均の1.90%を下回り、5年間の最高4.82%、最低0.61%のレンジでは下限寄りに位置します。 1株配当(分割調整済み)は2025年度の18円から2026年度の31円へ増えました。増配は1年、減配の記録はありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。 配当性向は2025年度の148.99%から2026年度は27.45%へ、121.5ポイント動きました。前期はEPSが12.08円と小さく、配当が利益を上回る形でした。今期はEPSが112.93円まで伸び、配当性向が急低下しています。数字が大きく動いた年なので、あなたが比べるときは1年だけで判断せず、次の決算も見ておきたいところです。 DOE(株主資本配当率)は4.68%で、業種中央値3.22%と全国の目安2〜4%をいずれも上回っています。DOEは純資産に対する配当の比率で、利益が振れても減配しにくいかを測る目安です。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE15.60%
ROA6.95%
DOE4.68%
自己資本比率48.26%
EPS / BPS113 / 784
収益性スコア2.17
還元スコア1.18
割安スコア3.38

収益力は業種中央値を明確に上回ります。ROEは15.6%(中央値9.0%)、ROAは6.95%(同3.97%)、営業利益率は19.8%(同6.5%)です。 自己資本比率は48.3%、フリーキャッシュフローは約303億円のプラスです。成長は速く、売上高は23.7%増、EPSは53.6%増でした。 EPSは2025年度の12.08円から2026年度は112.93円へ跳ねました。1年の振れ幅が大きいため、この水準が続くかは今後の決算で確かめることになります。

4. 割安度

PERは29.3倍、PBRは4.22倍です。PBRの業種中央値は1.25倍なので、資産に対する株価の水準は業種の3倍を超えています。 配当面でも同じ方向です。いまの利回り0.98%は5年平均1.90%の約半分(自社利回り比0.52)にとどまります。 5年平均の利回りに戻る株価は約1,842円で、現在の株価3,575円より低い位置です。スコア上の割安スコアは3.384で、判定は中立になっています。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3575円(利回り0.98%)
5年平均利回りに戻る株価1842円(利回り1.90%)
5年最高利回り時の株価726円(利回り4.82%)
5年最低利回り時の株価5738円(利回り0.61%)

いまの株価は1842円(5年平均利回り水準)と5738円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約48.5%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 5年最低利回り水準 5,738 5年平均利回り水準 1,842 5年最高利回り水準 726 25/03 25/07 25/10 26/02 26/05 26/09 3,575

株価の推移に、5年平均利回りに戻る株価の水準線を重ねたグラフです。売買を推奨するものではありません。現在の株価3,575円に対し、5年平均利回り(1.90%)に戻る株価は約1,842円、5年最低利回り(0.61%)に戻る株価は約5,738円です。いまの株価はこの二本の線の間にあります。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 45.5)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは45.5点、判定は「中立」です。ROE 10%以上の高収益とDOE 2%以上かつ業種平均以上という二つの加点がある一方、利回りが自社の5年平均を下回り、割安感は乏しい水準です。 収益力と還元姿勢は数字に表れています。ROEは15.6%、DOEは4.68%です。反対に、利回り0.98%は配当目的で見ると薄く、PBR 4.22倍も業種中央値を大きく上回ります。 配当性向が前年比で121.5ポイント動いた点は、注意すべきシグナルです。配当の履歴は2年分、増配は1年にとどまり、長期の安定性を測る材料はまだ多くありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。 本記事は事実の整理であり、売買を推奨するものではありません。

6. よくある質問

JX金属の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.98%で、過去5年平均の1.90%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約27%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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