【連続増配】I-ne(4933)配当分析|利回り1.04%・1年連続増配

4933 I-ne

中立
配当利回り
1.04%
配当性向
13%
DOE
1.43%
総合スコア
50.7pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

I-ne(4933)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4933
業種化学
配当利回り(株価ベース)1.04%
1株配当(最新期・分割調整済)15.00円
総合判定中立
総合スコア50.7
連続増配1年
非減配2年
配当性向12.54%
PER / PBR11.10 / 1.28
ROE11.06%
DOE(株主資本配当率)1.43%(業種中央値 2.48%)

I-neは化学に属する小型株で、時価総額は約236億円です。直近本決算のROEは11.06%で、化学の中央値6.49%を上回ります。営業利益率は7.92%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は54.26%、フリーキャッシュフローは約48.6億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2023年12月期の225円から2025年12月期の120円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年2.14%0.86%0.34%
3年2.14%1.04%0.42%
1年2.14%1.59%0.91%
現在1.04%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
23/1213.00円5.79%225円
24/1213.00円7.75%168円
25/1215.00円12.54%120円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.43%と控えめです(業種中央値は2.48%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 5年最大 2.14 5年平均 0.86 5年最小 0.34 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1.04

いまの利回りは1.04%。5年平均の0.86%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は2.14%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 5年 最大: 2.14 2.14 5年 平均: 0.86 0.86 5年 最小: 0.34 0.34 5年 3年 最大: 2.14 2.14 3年 平均: 1.04 1.04 3年 最小: 0.42 0.42 3年 1年 最大: 2.14 2.14 1年 平均: 1.59 1.59 1年 最小: 0.91 0.91 1年 現在 1.04 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.59%)が5年平均(0.86%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 2023 2023年 13.00円 2024 2024年 13.00円 2025 2025年 15.00円

年ごとの1株配当(分割調整済み)の推移です。デコボコがないか、右肩上がりかを見てください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.04%です。5年平均の0.86%/直近1年平均の1.59%と近い水準です。過去5年のレンジは0.34%〜2.14%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2023年12月期13円、2024年12月期13円、2025年12月期15円と推移しました。連続増配は1年、非減配は2年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.43%です。化学の中央値2.48%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は12.54%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE11.06%
ROA5.66%
DOE1.43%
自己資本比率54.26%
EPS / BPS120 / 1037
収益性スコア1.43
還元スコア0.50
割安スコア1.23

売上高成長率は8.82%、EPS成長率は-28.69%です。EPSは2023年12月期225円、2024年12月期168円、2025年12月期120円と推移しました。ROEは11.06%で、化学の中央値6.49%を上回ります。ROAは5.66%で、化学の中央値3.94%を上回ります。営業利益率は7.92%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は54.26%、フリーキャッシュフローは約48.6億円のプラスです。

4. 割安度

PERは11.10倍、PBRは1.28倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.21倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは1.23です(収益性スコア1.43・還元スコア0.50との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2124円(利回り1.04%)
5年平均利回りに戻る株価2558円(利回り0.86%)
5年最高利回り時の株価1028円(利回り2.14%)
5年最低利回り時の株価6471円(利回り0.34%)

いまの株価は2558円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 5年最低利回り水準 6,471 5年平均利回り水準 2,558 5年最高利回り水準 1,028 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 2,124

株価は2558円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 50.7)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益

総合スコアは50.7点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。

連続増配は1年、非減配は2年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

I-neの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.04%で、過去5年平均の0.86%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約13%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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