4918 アイビー化粧品
中立- 配当利回り
- 5.05%
- 配当性向
- 67%
- DOE
- 11.88%
- 総合スコア
- 81.8pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
アイビー化粧品(4918)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4918 |
| 業種 | 化学 |
| 配当利回り(株価ベース) | 5.05% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 15.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 81.8 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 0年 |
| 配当性向 | 66.82% |
| PER / PBR | 14.79 / 1.27 |
| ROE | 6.44% |
| DOE(株主資本配当率) | 11.88%(業種中央値 2.48%) |
アイビー化粧品は化学の小型株です。時価総額は約23.0億円。直近本決算のROEは6.44%で、化学の中央値6.49%とほぼ同じ水準です。営業利益率は14.42%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は72.43%、フリーキャッシュフローは約3.9億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2012年3月期の51円から2026年3月期の22円へ減りました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 9.24% | 4.89% | 2.21% |
| 3年 | 9.24% | 5.52% | 3.63% |
| 1年 | 5.88% | 4.67% | 3.63% |
| 現在 | 5.05% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 11/03 | 25.00円 | —% | —円 |
| 12/03 | 50.00円 | 97.94% | 51円 |
| 13/03 | 50.00円 | 102.88% | 49円 |
| 14/03 | 25.00円 | 24.76% | 101円 |
| 15/03 | 50.00円 | 90.50% | 55円 |
| 16/03 | 75.00円 | 84.99% | 88円 |
| 17/03 | 225.00円 | —% | —円 |
| 18/03 | 150.00円 | —% | —円 |
| 19/03 | 20.00円 | —% | —円 |
| 26/03 | 15.00円 | 66.82% | 22円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは11.88%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.48%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは5.05%。5年平均の4.89%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は9.24%でした。
直近1年の平均利回り(4.67%)は5年平均(4.89%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2026年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは5.05%です。5年平均の4.89%/直近1年平均の4.67%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは2.21%〜9.24%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2000年3月期19円、2001年3月期25円、2002年3月期38円、2003年3月期250円、2004年3月期150円、2008年3月期50円、2010年3月期25円、2011年3月期25円、2012年3月期50円、2013年3月期50円、2014年3月期25円、2015年3月期50円、2016年3月期75円、2017年3月期225円、2018年3月期150円、2019年3月期20円、2026年3月期15円と推移しました。連続増配は0年、非減配は0年です。直近の減配は2026年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は11.88%です。化学の中央値2.48%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は66.82%で、利益に見合った水準です。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.44% |
| ROA | 4.52% |
| DOE | 11.88% |
| 自己資本比率 | 72.43% |
| EPS / BPS | 22 / 261 |
| 収益性スコア | 1.42 |
| 還元スコア | 2.73 |
| 割安スコア | 1.37 |
売上高成長率は-9.84%、EPS成長率は820.08%です。EPSは2012年3月期51円、2013年3月期49円、2014年3月期101円、2015年3月期55円、2016年3月期88円、2026年3月期22円と推移しました。ROEは6.44%で、化学の中央値6.49%とほぼ同じ水準です。ROAは4.52%で、化学の中央値3.94%を上回ります。営業利益率は14.42%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は72.43%、フリーキャッシュフローは約3.9億円のプラスです。
4. 割安度
PERは14.79倍、PBRは1.27倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.03倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは1.37です(収益性スコア1.42・還元スコア2.73との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 297円(利回り5.05%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 307円(利回り4.89%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 162円(利回り9.24%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 679円(利回り2.21%) |
いまの株価は307円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は307円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 81.8)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配
総合スコアは81.8点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。注意点は「直近3年内に減配」です。
連続増配は0年、非減配は0年です。2026年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(直直近度で減配)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
アイビー化粧品の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは5.05%で、過去5年平均の4.89%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約67%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2026年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

