【高配当】あすか製薬(4886)配当分析|利回り3.16%・4年連続増配

4886 あすか製薬ホールディングス

割安寄り
配当利回り
3.16%
配当性向
31%
DOE
2.42%
総合スコア
91.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

あすか製薬ホールディングス(4886)は医薬品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4886
業種医薬品
配当利回り(株価ベース)3.16%
1株配当(最新期・分割調整済)60.00円
総合判定割安寄り
総合スコア91.2
連続増配4年
非減配4年
配当性向31.39%
PER / PBR12.35 / 0.95
ROE7.30%
DOE(株主資本配当率)2.42%(業種中央値 2.88%)

あすか製薬ホールディングスは医薬品の中型株です。時価総額は約679億円。直近本決算のROEは7.30%で、医薬品の中央値3.00%を上回ります。営業利益率は8.20%で、医薬品の中央値2.83%を上回ります。自己資本比率は68.36%、フリーキャッシュフローは約5.5億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2022年3月期の151円から2026年3月期の191円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.73%2.37%1.30%
3年3.34%2.66%1.92%
1年3.34%2.81%2.20%
現在3.16%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
22/0315.00円9.92%151円
23/0316.00円10.66%150円
24/0340.00円15.01%266円
25/0355.00円30.56%180円
26/0360.00円31.39%191円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.42%(業種中央値は2.88%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5年最大 3.73 5年平均 2.37 5年最小 1.30 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.16

いまの利回りは3.16%。5年平均の2.37%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は3.73%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 3.73 3.73 5年 平均: 2.37 2.37 5年 最小: 1.30 1.30 5年 3年 最大: 3.34 3.34 3年 平均: 2.66 2.66 3年 最小: 1.92 1.92 3年 1年 最大: 3.34 3.34 1年 平均: 2.81 2.81 1年 最小: 2.20 2.20 1年 現在 3.16 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(2.81%)が5年平均(2.37%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 2022 2022年 15.00円 2023 2023年 16.00円 2024 2024年 40.00円 2025 2025年 55.00円 2026 2026年 60.00円

4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.16%です。5年平均の2.37%/直近1年平均の2.81%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは1.30%〜3.73%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2022年3月期15円、2023年3月期16円、2024年3月期40円、2025年3月期55円、2026年3月期60円と推移しました。連続増配は4年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.42%です。医薬品の中央値2.88%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は31.39%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE7.30%
ROA4.83%
DOE2.42%
自己資本比率68.36%
EPS / BPS191 / 2478
収益性スコア2.79
還元スコア0.92
割安スコア0.80

売上高成長率は10.90%、EPS成長率は6.21%です。直近の業績は伸びています。EPSは2022年3月期151円、2023年3月期150円、2024年3月期266円、2025年3月期180円、2026年3月期191円と推移しました。ROEは7.30%で、医薬品の中央値3.00%を上回ります。ROAは4.83%で、医薬品の中央値1.58%を上回ります。営業利益率は8.20%で、医薬品の中央値2.83%を上回ります。自己資本比率は68.36%、フリーキャッシュフローは約5.5億円のプラスです。

4. 割安度

PERは12.35倍、PBRは0.95倍です。PBRは医薬品の中央値1.11倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.33倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.80です(収益性スコア2.79・還元スコア0.92との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2056円(利回り3.16%)
5年平均利回りに戻る株価2743円(利回り2.37%)
5年最高利回り時の株価1743円(利回り3.73%)
5年最低利回り時の株価5000円(利回り1.30%)

いまの株価は2743円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 5年最低利回り水準 5,000 5年平均利回り水準 2,743 5年最高利回り水準 1,743 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 2,056

株価は2743円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 割安寄り(スコア 91.2)

収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上

総合スコアは91.2点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、利回り3%以上。

連続増配は4年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

あすか製薬ホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.16%で、過去5年平均の2.37%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約31%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

タイトルとURLをコピーしました