4849 エン
- 配当利回り
- 1.87%
- 配当性向
- 49%
- DOE
- 4.11%
- 総合スコア
- 51.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
エン(4849)はサービス業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4849 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.87% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 32.70円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 51.1 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 0年 |
| 配当性向 | 49.23% |
| PER / PBR | 16.74 / 1.34 |
| ROE | 7.53% |
| DOE(株主資本配当率) | 4.11%(業種中央値 3.88%) |
エンはサービス業に属する中型株で、時価総額は約553億円です。直近本決算のROEは7.53%で、サービス業の中央値8.57%を下回ります。営業利益率は6.70%で、サービス業の中央値6.46%を上回ります。自己資本比率は64.02%、フリーキャッシュフローは約-29.7億円のマイナスです。EPSは2014年3月期の31円から2026年3月期の66円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.95% | 2.91% | 1.74% |
| 3年 | 4.56% | 2.77% | 1.86% |
| 1年 | 3.06% | 2.47% | 1.86% |
| 現在 | 1.87% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 27.60円 | 31.35% | 88円 |
| 18/03 | 46.50円 | 33.22% | 140円 |
| 19/03 | 62.80円 | 35.09% | 179円 |
| 20/03 | 74.80円 | 47.88% | 156円 |
| 21/03 | 37.10円 | 47.45% | 78円 |
| 22/03 | 70.10円 | 47.46% | 148円 |
| 23/03 | 70.10円 | 114.96% | 61円 |
| 24/03 | 70.10円 | 68.47% | 102円 |
| 25/03 | 70.10円 | 37.53% | 187円 |
| 26/03 | 32.70円 | 49.23% | 66円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは4.11%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは1.87%で、5年平均の2.91%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.95%でした。
直近1年の平均利回り(2.47%)は5年平均(2.91%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2026年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.87%です。5年平均の2.91%/直近1年平均の2.47%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.74%〜4.95%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2003年3月期4円、2004年3月期6円、2005年3月期8円、2008年3月期4円、2010年3月期1円、2011年3月期6円、2012年3月期9円、2013年3月期10円、2014年3月期12円、2015年3月期16円、2016年3月期17円、2017年3月期28円、2018年3月期46円、2019年3月期63円、2020年3月期75円、2021年3月期37円、2022年3月期70円、2023年3月期70円、2024年3月期70円、2025年3月期70円、2026年3月期33円と推移しました。連続増配は0年、非減配は0年です。直近の減配は2026年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は4.11%です。サービス業の中央値3.88%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は49.23%で、利益に見合った水準です。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 7.53% |
| ROA | 5.26% |
| DOE | 4.11% |
| 自己資本比率 | 64.02% |
| EPS / BPS | 66 / 830 |
| 収益性スコア | 1.05 |
| 還元スコア | 1.03 |
| 割安スコア | 0.95 |
売上高成長率は-10.03%、EPS成長率は-64.44%です。EPSは2014年3月期31円、2015年3月期28円、2016年3月期30円、2017年3月期88円、2018年3月期140円、2019年3月期179円、2020年3月期156円、2021年3月期78円、2022年3月期148円、2023年3月期61円、2024年3月期102円、2025年3月期187円、2026年3月期66円と推移しました。ROEは7.53%で、サービス業の中央値8.57%を下回ります。ROAは5.26%で、サービス業の中央値4.31%を上回ります。営業利益率は6.70%で、サービス業の中央値6.46%を上回ります。自己資本比率は64.02%、フリーキャッシュフローは約-29.7億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは16.74倍、PBRは1.34倍です。PBRはサービス業の中央値1.57倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.64倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.95です(収益性スコア1.05・還元スコア1.03との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1747円(利回り1.87%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1124円(利回り2.91%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 661円(利回り4.95%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1879円(利回り1.74%) |
いまの株価は1124円(5年平均利回り水準)と1879円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約35.7%下がる計算です。
株価は1124円(5年平均利回り水準)と1879円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 51.1)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配
総合スコアは51.1点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。注意点は「直近3年内に減配」です。
連続増配は0年、非減配は0年です。2026年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(直直近度で減配)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
エンの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.87%で、過去5年平均の2.91%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約49%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2026年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

