4784 GMOインターネット
- 配当利回り
- 4.14%
- 配当性向
- 100%
- DOE
- 39.97%
- 総合スコア
- 70.4pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4784 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.14% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 20.26円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 70.4 |
| 連続増配 | 2年 |
| 非減配 | 2年 |
| 配当性向 | 99.90% |
| PER / PBR | 46.20 / 18.78 |
| ROE | 57.60% |
| DOE(株主資本配当率) | 39.97%(業種中央値 3.88%) |
GMOインターネットは、サービス業に分類される12月決算の企業です。時価総額は約2,574億円で、最新の決算は2025年度にあたります。
数字で目立つのは資本効率です。ROEは57.6%と、業種中央値の8.57%を大きく上回っています。営業利益率は10.47%で、こちらも業種中央値の6.46%より高い水準です。
一方、PBRは18.78倍、PERは46.2倍です。業種中央値はそれぞれ1.57倍と15.9倍なので、株価は純資産や利益に対してかなり高い位置にあります。自己資本比率は27.3%です。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.09% | 2.07% | 0.30% |
| 3年 | 5.09% | 2.09% | 0.33% |
| 1年 | 5.09% | 3.38% | 1.81% |
| 現在 | 4.14% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 14/12 | 4.65円 | 35.03% | 13円 |
| 17/12 | 5.00円 | 50.51% | 10円 |
| 18/12 | 7.20円 | 50.17% | 14円 |
| 19/12 | 7.50円 | 50.27% | 15円 |
| 20/12 | 6.30円 | 50.43% | 12円 |
| 21/12 | 10.90円 | 53.12% | 21円 |
| 22/12 | 12.50円 | 50.04% | 25円 |
| 23/12 | 1.30円 | 52.00% | 2円 |
| 24/12 | 6.90円 | —% | —円 |
| 25/12 | 20.26円 | 99.90% | 20円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは39.97%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
月ごとの配当利回りを線で追ったグラフです。株価が下がるか配当が増えると線は上がります。2023年は0.3%台まで落ち込み、2026年6月に4.9%まで上昇、直近は4.14%です。5年平均の2.07%を上回る位置にいます。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを並べた棒グラフです。期間ごとの水準を比べられます。1年平均は3.38%で、5年平均2.07%、3年平均2.09%より高くなっています。最低値は5年で0.3%、1年では1.81%でした。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整して並べた棒グラフです。2022年の12.5円から2023年は1.3円に下がりました。その後2024年に6.9円、2025年に20.26円と増えています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.14%です。5年平均の2.07%を上回り、5年間の最高5.09%に近づいています。直近1年の平均は3.38%でした。
増配は2年続いています。ただし2023年に1株配当が12.5円から1.3円へ下がっており、直近3年内に減配があります。2025年度の調整後1株配当は20.26円で、過去20年分のデータの中で最も高い金額です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
配当性向は99.9%に達しました。前年比で47.9ポイントの急変で、自動検知でも異常値として記録されています。利益のほぼ全額を配当に回している状態です。
DOE(純資産に対する配当の比率で、減配しにくさの目安)は39.97%です。業種中央値は3.88%、全国の目安は2〜4%なので、数値上はこれを大きく超えています。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 57.60% |
| ROA | 10.80% |
| DOE | 39.97% |
| 自己資本比率 | 27.30% |
| EPS / BPS | 20 / 50 |
| 収益性スコア | 3.62 |
| 還元スコア | 5.16 |
| 割安スコア | 7.42 |
ROEは57.6%、ROAは10.8%で、どちらも業種中央値(8.57%、4.31%)を上回ります。営業利益率は10.47%、売上成長率は5.04%でした。
気になるのは利益の伸びです。EPS(1株利益)は20.28円で、成長率は-0.90%とわずかに低下しました。2022年に24.98円あったEPSは、2023年に2.5円まで落ちた後、2025年に20.28円へ戻っています。
自己資本比率は27.3%。フリーキャッシュフローは約130億円のプラスです。配当性向が99.9%と高いため、利益が少し振れるだけで配当の余力が変わります。
4. 割安度
PERは46.2倍で、業種中央値の15.9倍の約3倍です。PBRは18.78倍で、業種中央値1.57倍を大きく超えています。指標だけを並べると、株価は割高寄りの位置にあります。
利回りの面では別の見え方になります。現在の4.14%は、5年平均2.07%の約2倍です。5年間の最低は0.3%、最高は5.09%でした。
この利回りは配当性向99.9%に支えられた数字です。利回りの高さと、PER・PBRの高さが同時に出ている点を、あわせて読む必要があります。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 540円(利回り4.14%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1080円(利回り2.07%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 439円(利回り5.09%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 7450円(利回り0.30%) |
いまの株価は1080円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
現在の株価は540円です。折れ線の目安は、利回りが5年平均の2.07%に戻る株価(1,079.7円)などを示したもので、売買を推奨するものではありません。年間配当22.35円を前提にすると、現在の株価は1,079.7円の約半分にあたります。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 70.4)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
配当性向80%超
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配
総合スコアは70.4で、判定は「除外」です。判定根拠は配当性向80%超にあります。
加点は2つあります。ROE10%以上の高収益と、DOEが2%以上かつ業種平均以上という還元姿勢です。注意点は、直近3年内の減配です。
利回り4.14%は5年平均の約2倍ですが、配当性向は99.9%で、前年から47.9ポイント跳ね上がりました。2025年度の1株配当20.26円は過去20年で最大です。この水準を保てるかどうかは、EPSが20円台を維持するかにかかっています。EPSは2023年に2.5円まで落ちた実績があります。
増配は2年連続ですが、2023年に減配した履歴は残っています。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
GMOインターネットの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.14%で、過去5年平均の2.07%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約100%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2023年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

