4689 LINEヤフー
- 配当利回り
- 1.42%
- 配当性向
- 26%
- DOE
- 2.20%
- 総合スコア
- 48.9pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4689 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.42% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 7.30円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 48.9 |
| 連続増配 | 2年 |
| 非減配 | 3年 |
| 配当性向 | 26.10% |
| PER / PBR | 13.68 / 0.88 |
| ROE | 6.46% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.20%(業種中央値 4.34%) |
LINEヤフーは情報・通信業に属し、決算は3月です。データで追える配当の記録は22年分あります。最新期(2026年度)の売上高成長率は6.2%、EPS(1株利益)は27.97円で、前期の21.0円から33.2%伸びました。営業利益率は16.76%と、業種中央値の8.50%を大きく上回っています。
一方で、フリーキャッシュフロー(本業と投資を差し引いた手元の現金収支)は約1,464億円のマイナスです。自己資本比率は26.76%で、利益の厚みと資金繰りの両面を見ておく必要があります。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 2.13% | 1.52% | 0.75% |
| 3年 | 2.13% | 1.62% | 1.17% |
| 1年 | 2.04% | 1.71% | 1.29% |
| 現在 | 1.42% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 8.86円 | 36.93% | 24円 |
| 18/03 | 8.86円 | 38.45% | 23円 |
| 19/03 | 8.86円 | 60.11% | 15円 |
| 20/03 | 8.86円 | 52.49% | 17円 |
| 21/03 | 5.56円 | 39.66% | 14円 |
| 22/03 | 5.81円 | 56.96% | 10円 |
| 23/03 | 5.56円 | 23.29% | 24円 |
| 24/03 | 5.56円 | 36.82% | 15円 |
| 25/03 | 7.00円 | 33.33% | 21円 |
| 26/03 | 7.30円 | 26.10% | 28円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.20%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
折れ線は月ごとの配当利回りで、株価が下がると上がり、株価が上がると下がります。最新は1.42%で、5年平均の1.52%を下回っています。2026年8月は1.31%まで下がり、9月に1.42%へ戻りました。5年の最高は2.13%、最低は0.75%です。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を並べた棒です。平均は5年が1.52%、3年が1.62%、1年が1.71%と、期間が短いほど高くなっています。現在の1.42%は、1年の最小1.29%と平均1.71%のあいだです。
年度ごとの1株配当(分割調整後)の棒です。2015年度から2020年度は8.86円で横ばいでした。2021年度に5.56円へ下がり、2023年度にも5.81円から5.56円へ減配しています。2025年度は7.0円、2026年度は7.3円と、2年連続で増えています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.42%です。5年平均の1.52%を少し下回り、5年の最高2.13%、最低0.75%のレンジでは中ほどに位置します。直近1年の平均は1.71%でした。
1株配当(分割調整後)は2024年度の5.56円から2025年度に7.0円、2026年度に7.3円へ進み、増配は2年連続です。非減配は3年続いています。2023年度には5.81円から5.56円へ減配しており、最後の減配はこの年です。
配当性向は26.10%で、利益の4分の1ほどを配当に回しています。DOE(株主資本配当率、純資産に対する配当の割合で、減配しにくさの目安)は2.20%です。業種中央値の4.34%を下回り、全国の目安である2〜4%でも下限に近い水準です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.46% |
| ROA | 1.73% |
| DOE | 2.20% |
| 自己資本比率 | 26.76% |
| EPS / BPS | 28 / 437 |
| 収益性スコア | 0.94 |
| 還元スコア | 0.69 |
| 割安スコア | 0.68 |
収益性は項目で差が出ています。営業利益率は16.76%で業種中央値の8.50%を上回りますが、ROE(自己資本利益率)は6.46%で中央値11.13%の6割弱、ROA(総資産利益率)は1.73%で中央値6.68%を下回ります。利益率は高くても、資産や資本を使って稼ぐ効率は業種の水準に届いていません。
成長面では、売上高成長率が6.2%、EPS成長率が33.2%です。EPSは2022年度の10.2円から2026年度の27.97円まで戻しました。配当性向は2019年度に60.11%まで上がった後、2026年度は26.10%に下がっています。
財務では自己資本比率が26.76%、フリーキャッシュフローは約1,464億円のマイナスです。あなたが配当の安定性を見るなら、利益の伸びと並べて、この現金収支の推移を追う価値があります。
4. 割安度
PER(株価収益率)は13.68倍で、業種中央値の15.5倍より低い水準です。PBR(株価純資産倍率)は0.88倍で、中央値1.87倍の半分に届きません。PBRが1倍を下回るのは、株価が1株あたり純資産(437.23円)より低い状態を指します。
配当利回りは1.42%で、5年平均の1.52%を下回っています。スコア上の割安スコアは0.676、自社利回り比は0.93です。
PBRの低さはROE 6.46%という資本効率の低さと並んで現れており、割安度の数字だけで株価の位置は判断できません。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 513円(利回り1.42%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 480円(利回り1.52%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 343円(利回り2.13%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 973円(利回り0.75%) |
いまの株価は480円(5年平均利回り水準)と973円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約6.4%下がる計算です。
株価と、利回りの水準に対応する株価ラインを重ねた折れ線です。5年平均利回り(1.52%)に戻る株価は480.3円、5年最低利回り(0.75%)の株価は973.3円で、現在値の512.9円はこの2本のあいだにあります。ラインは過去の利回りから逆算した事実表現で、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 48.9)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス;低PBR×低収益
総合スコアは48.9点で、判定は「除外」(割安度区分では対象外)です。判定根拠は「FCFマイナス」と「低PBR×低収益」の2点でした。基礎スコアは0.978、収益性スコアは0.937と高く、還元スコア0.688と割安スコア0.676が全体を押し下げています。
配当の面では、2年連続増配と配当性向26.10%が支えになります。DOEは2.20%と低く、増配の余地が残る水準です。ただし2023年度に減配した実績があり、非減配は3年にとどまります。
財務の面では、営業利益率16.76%という強みと、フリーキャッシュフロー約1,464億円のマイナスという弱みが同居しています。あなたが保有を考えるなら、次の決算で現金収支がどう動くか、配当が7.3円から増えるかを確かめるのが先です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。この分析は売買を推奨するものではありません。
6. よくある質問
LINEヤフーの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.42%で、過去5年平均の1.52%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約26%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2023年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

