【ROE18%】パーク二四(4666)配当分析|利回り1.61%・1年連続増配

4666 パーク二四株式会社(定款上の商号パーク24株式会社)

中立
配当利回り
1.61%
配当性向
32%
DOE
5.21%
総合スコア
48.5pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード4666
業種不動産業
配当利回り(株価ベース)1.61%
1株配当(最新期・分割調整済)30.00円
総合判定中立
総合スコア48.5
連続増配1年
非減配1年
配当性向32.16%
PER / PBR19.30 / 3.13
ROE18.05%
DOE(株主資本配当率)5.21%(業種中央値 2.58%)

パーク二四は不動産業に分類される10月決算の企業で、時価総額は約3,079億円です。直近の最新会計年度は2025年で、1株利益(EPS)は93.28円、1株純資産(BPS)は575.07円でした。ROEは18.05%と業種中央値の8.49%を大きく上回り、売上高は前年から9.5%伸びています。一方でEPSは14.6%減っていて、増収がそのまま利益の増加には届いていません。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年4.90%2.22%0.26%
3年4.32%1.20%0.26%
1年1.75%1.54%1.29%
現在1.61%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
12/1035.00円51.95%67円
13/1040.00円51.21%78円
14/1050.00円69.77%72円
15/1055.00円69.23%79円
16/1065.00円67.89%96円
17/1070.00円76.36%92円
18/1070.00円76.19%92円
19/1070.00円87.73%80円
24/105.00円4.58%109円
25/1030.00円32.16%93円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは5.21%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.58%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年最大 4.90 5年平均 2.22 5年最小 0.26 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1.61

折れ線は月ごとの配当利回りの動きを表します。2023年10月の4.22%から翌11月に0.28%へ急に下がり、2024年10月まで0.3%前後が続きました。2024年11月に1.70%へ戻り、直近は1.5%前後で推移しています。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 4.90 4.90 5年 平均: 2.22 2.22 5年 最小: 0.26 0.26 5年 3年 最大: 4.32 4.32 3年 平均: 1.20 1.20 3年 最小: 0.26 0.26 3年 1年 最大: 1.75 1.75 1年 平均: 1.54 1.54 1年 最小: 1.29 1.29 1年 現在 1.61 最大 平均 最小

5年・3年・1年のそれぞれについて、利回りの最大・平均・最小を並べた棒グラフです。平均は5年が2.22%、3年が1.20%、1年が1.54%で、期間が短いほど最大値と最小値の差が小さくなります。現在の1.61%は1年の範囲(1.29〜1.75%)の内側にあります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 2012 2012年 35.00円 2013 2013年 40.00円 2014 2014年 50.00円 2015 2015年 55.00円 2016 2016年 65.00円 2017 2017年 70.00円 2018 2018年 70.00円 2019 2019年 70.00円 2024 2024年 5.00円 2025 2025年 30.00円

年度ごとの1株当たり配当を、株式分割を調整した値で並べています。2012年の35円から2019年の70円まで増え、2024年に5円へ下がり、2025年は30円でした。2020年から2023年の値はデータにありません。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.61%です。5年平均の2.22%より低く、5年間の最高は4.90%、最低は0.26%でした。1年に絞ると平均1.54%で、1.29%から1.75%の狭い範囲に収まっています。

配当は2012年の35円から2019年の70円まで増えたあと、2024年に5円まで下がり、2025年は30円に戻りました。最後の減配は2024年で、増配の連続は1年にとどまります。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配しにくさを測るDOE(株主資本配当率)は5.21%でした。業種中央値は2.58%、全国の目安は2〜4%なので、どちらも上回っています。配当性向は32.16%で、利益の約3分の1を配当に回している計算です。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE18.05%
ROA4.49%
DOE5.21%
自己資本比率27.71%
EPS / BPS93 / 575
収益性スコア1.55
還元スコア1.51
割安スコア2.48

収益力から見ていきます。ROEは18.05%、ROAは4.49%で、業種中央値(8.49%、2.77%)をいずれも上回ります。営業利益率は9.25%で、業種中央値10.20%をわずかに下回りました。

成長面では売上高が9.5%増えた一方、EPSは14.6%減りました。2024年の109.17円から2025年は93.28円です。

財務の厚みを示す自己資本比率は27.71%、フリーキャッシュフローは約168億円でした。配当性向は2019年に87.73%まで上がっていましたが、2025年は32.16%に収まっています。

4. 割安度

株価指標は業種中央値より高い位置にあります。PERは19.3倍で中央値は9.72倍、PBRは3.13倍で中央値は1.05倍です。

利回りの面でも同じ傾向が出ています。現在の1.61%は5年平均2.22%を下回り、自社の平均利回りに対する比率は0.73でした。5年平均の利回りに戻る株価は約1,351円で、現在の1,864円より27.5%低い水準です。スコアの内訳では、割安スコアが2.479、収益性スコアが1.551、還元スコアが1.51となっています。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1864円(利回り1.61%)
5年平均利回りに戻る株価1351円(利回り2.22%)
5年最高利回り時の株価612円(利回り4.90%)
5年最低利回り時の株価11538円(利回り0.26%)

いまの株価は1351円(5年平均利回り水準)と11538円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約27.5%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 5,000 10,000 15,000 5年最低利回り水準 11,538 5年平均利回り水準 1,351 5年最高利回り水準 612 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1,864

5年の利回り水準から逆算した株価の目安線を、現在の株価と並べたグラフです。5年平均利回りに戻る株価は約1,351円、5年最低利回りに戻る株価は約11,538円で、現在は1,864円です。1,351円は現在より27.5%低く、売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 48.5)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配

総合スコアは48.5点で、判定は「中立」です。プラス材料はROE10%以上の高い収益力と、DOEが2%以上かつ業種平均以上という還元姿勢でした。マイナス材料は、直近3年内に減配があったことと、利回りが自社平均より低いことです。

2024年の5円から2025年の30円へ戻した点は事実ですが、2019年の70円には届いていません。連続増配は1年で、実績の厚みはまだ薄いです。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

高いROEと低めの利回りが並ぶ銘柄なので、あなたが重視する軸によって見え方が変わります。配当の水準を見るなら今後の増配の推移を、収益力を見るならEPSの回復を確認してください。

6. よくある質問

パーク二四株式会社(定款上の商号パーク24株式会社)の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.61%で、過去5年平均の2.22%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約32%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2024年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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