4635 東京インキ
- 配当利回り
- 4.27%
- 配当性向
- 113%
- DOE
- 2.48%
- 総合スコア
- 47.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
東京インキ(4635)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4635 |
| 業種 | 化学 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.27% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 63.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 47.1 |
| 連続増配 | 4年 |
| 非減配 | 8年 |
| 配当性向 | 113.27% |
| PER / PBR | 9.20 / 0.53 |
| ROE | 6.03% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.48%(業種中央値 2.48%) |
東京インキは化学の小型株です。時価総額は約185億円。直近本決算のROEは6.03%で、化学の中央値6.49%を下回ります。営業利益率は4.44%で、化学の中央値6.83%を下回ります。自己資本比率は59.82%、フリーキャッシュフローは約24.7億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2012年3月期の23円から2026年3月期の56円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 9.81% | 5.21% | 3.25% |
| 3年 | 9.81% | 5.80% | 3.25% |
| 1年 | 7.40% | 5.24% | 3.63% |
| 現在 | 4.27% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 12.00円 | 15.97% | 75円 |
| 18/03 | 8.60円 | 10.04% | 86円 |
| 19/03 | 16.00円 | 21.34% | 75円 |
| 20/03 | 16.00円 | 36.99% | 43円 |
| 21/03 | 16.00円 | 34.94% | 46円 |
| 22/03 | 16.00円 | 28.90% | 55円 |
| 23/03 | 18.00円 | 25.50% | 71円 |
| 24/03 | 20.00円 | 29.78% | 67円 |
| 25/03 | 38.00円 | 42.71% | 89円 |
| 26/03 | 63.00円 | 113.27% | 56円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.48%(業種中央値は2.48%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは4.27%で、5年平均の5.21%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は9.81%でした。
直近1年の平均利回り(5.24%)が5年平均(5.21%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.27%です。5年平均の5.21%/直近1年平均の5.24%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは3.25%〜9.81%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2001年3月期6円、2002年3月期12円、2003年3月期12円、2004年3月期12円、2005年3月期6円、2008年3月期6円、2010年3月期6円、2011年3月期12円、2012年3月期12円、2013年3月期12円、2014年3月期12円、2015年3月期12円、2016年3月期12円、2017年3月期12円、2018年3月期9円、2019年3月期16円、2020年3月期16円、2021年3月期16円、2022年3月期16円、2023年3月期18円、2024年3月期20円、2025年3月期38円、2026年3月期63円と推移しました。連続増配は4年、非減配は8年です。直近の減配は2018年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.48%です。化学の中央値2.48%と同じ水準です。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は113.27%と高めで、利益の変動が配当に響きやすい構えです。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.03% |
| ROA | 3.48% |
| DOE | 2.48% |
| 自己資本比率 | 59.82% |
| EPS / BPS | 147 / 2552 |
| 収益性スコア | 0.82 |
| 還元スコア | 0.50 |
| 割安スコア | 0.68 |
売上高成長率は6.67%、EPS成長率は65.70%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年3月期23円、2013年3月期26円、2014年3月期39円、2015年3月期16円、2016年3月期24円、2017年3月期75円、2018年3月期86円、2019年3月期75円、2020年3月期43円、2021年3月期46円、2022年3月期55円、2023年3月期71円、2024年3月期67円、2025年3月期89円、2026年3月期56円と推移しました。ROEは6.03%で、化学の中央値6.49%を下回ります。ROAは3.48%で、化学の中央値3.94%を下回ります。営業利益率は4.44%で、化学の中央値6.83%を下回ります。自己資本比率は59.82%、フリーキャッシュフローは約24.7億円のプラスです。
4. 割安度
PERは9.20倍、PBRは0.53倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.82倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.68です(収益性スコア0.82・還元スコア0.50との対比)。スコアリングの判定根拠は「配当性向80%超」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2038円(利回り4.27%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1670円(利回り5.21%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 887円(利回り9.81%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2677円(利回り3.25%) |
いまの株価は1670円(5年平均利回り水準)と2677円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約18.1%下がる計算です。
株価は1670円(5年平均利回り水準)と2677円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 47.1)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
配当性向80%超
+ 3年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは47.1点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は4年、非減配は8年です。2018年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向100%超、配当性向が前年比+70.6pt急変)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
東京インキの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.27%で、過去5年平均の5.21%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また8年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約113%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2018年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

