【高配当】東和薬品(4553)配当分析|利回り2.21%・2年連続増配

4553 東和薬品

中立
配当利回り
2.21%
配当性向
75%
DOE
2.21%
総合スコア
50.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

東和薬品(4553)は医薬品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4553
業種医薬品
配当利回り(株価ベース)2.21%
1株配当(最新期・分割調整済)80.00円
総合判定中立
総合スコア50.0
連続増配2年
非減配21年
配当性向75.00%
PER / PBR37.55 / 1.11
ROE3.00%
DOE(株主資本配当率)2.21%(業種中央値 2.88%)

東和薬品は医薬品に属する中型株で、時価総額は約2,063億円です。直近本決算のROEは3.00%で、医薬品の中央値3.00%とほぼ同じ水準です。営業利益率は8.44%で、医薬品の中央値2.83%を上回ります。自己資本比率は37.47%、フリーキャッシュフローは約47.7億円のプラスです。EPSは2012年3月期の112円から2026年3月期の107円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.79%2.63%1.84%
3年3.50%2.47%1.84%
1年2.93%2.23%1.84%
現在2.21%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0331.67円27.94%113円
18/0331.67円23.99%132円
19/0337.84円39.26%96円
20/0344.00円14.93%295円
21/0344.00円15.51%284円
22/0360.00円18.56%323円
23/0360.00円134.17%45円
24/0360.00円18.26%329円
25/0370.00円18.15%386円
26/0380.00円75.00%107円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.21%(業種中央値は2.88%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 5年最大 3.79 5年平均 2.63 5年最小 1.84 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 2.21

いまの利回りは2.21%で、5年平均の2.63%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.79%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 3.79 3.79 5年 平均: 2.63 2.63 5年 最小: 1.84 1.84 5年 3年 最大: 3.50 3.50 3年 平均: 2.47 2.47 3年 最小: 1.84 1.84 3年 1年 最大: 2.93 2.93 1年 平均: 2.23 2.23 1年 最小: 1.84 1.84 1年 現在 2.21 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(2.23%)は5年平均(2.63%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 2017 2017年 31.67円 2018 2018年 31.67円 2019 2019年 37.84円 2020 2020年 44.00円 2021 2021年 44.00円 2022 2022年 60.00円 2023 2023年 60.00円 2024 2024年 60.00円 2025 2025年 70.00円 2026 2026年 80.00円

派手な増配はないものの、21年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.21%です。5年平均の2.63%/直近1年平均の2.23%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.84%〜3.79%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2005年3月期2円、2006年3月期8円、2007年3月期12円、2008年3月期15円、2009年3月期15円、2010年3月期18円、2011年3月期22円、2012年3月期25円、2013年3月期25円、2014年3月期25円、2015年3月期32円、2016年3月期32円、2017年3月期32円、2018年3月期32円、2019年3月期38円、2020年3月期44円、2021年3月期44円、2022年3月期60円、2023年3月期60円、2024年3月期60円、2025年3月期70円、2026年3月期80円と推移しました。連続増配は2年、非減配は21年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.21%です。医薬品の中央値2.88%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は75.00%と高めで、利益の変動が配当に響きやすい構えです。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE3.00%
ROA1.10%
DOE2.21%
自己資本比率37.47%
EPS / BPS107 / 3618
収益性スコア1.56
還元スコア0.63
割安スコア1.35

売上高成長率は5.44%、EPS成長率は-72.35%です。EPSは2012年3月期112円、2013年3月期122円、2014年3月期118円、2015年3月期218円、2016年3月期154円、2017年3月期113円、2018年3月期132円、2019年3月期96円、2020年3月期295円、2021年3月期284円、2022年3月期323円、2023年3月期45円、2024年3月期329円、2025年3月期386円、2026年3月期107円と推移しました。ROEは3.00%で、医薬品の中央値3.00%とほぼ同じ水準です。ROAは1.10%で、医薬品の中央値1.58%を下回ります。営業利益率は8.44%で、医薬品の中央値2.83%を上回ります。自己資本比率は37.47%、フリーキャッシュフローは約47.7億円のプラスです。

4. 割安度

PERは37.55倍、PBRは1.11倍です。PBRは医薬品の中央値1.11倍とほぼ同じです。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.84倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.35です(収益性スコア1.56・還元スコア0.63との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3625円(利回り2.21%)
5年平均利回りに戻る株価3042円(利回り2.63%)
5年最高利回り時の株価2111円(利回り3.79%)
5年最低利回り時の株価4348円(利回り1.84%)

いまの株価は3042円(5年平均利回り水準)と4348円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約16.1%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 5年最低利回り水準 4,348 5年平均利回り水準 3,042 5年最高利回り水準 2,111 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3,625

株価は3042円(5年平均利回り水準)と4348円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 50.0)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ 10年以上非減配
△ 配当性向70%超

総合スコアは50.0点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。10年以上非減配。注意点は「配当性向70%超」です。

連続増配は2年、非減配は21年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向が前年比+56.9pt急変)。背景とリスクを確認してください。

6. よくある質問

東和薬品の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.21%で、過去5年平均の2.63%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また21年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約75%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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