【高配当】ゼネテック(4492)配当分析|利回り5.67%・3年連続増配

4492 ゼネテック

割安寄り
配当利回り
5.67%
配当性向
50%
DOE
5.94%
総合スコア
69.7pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ゼネテック(4492)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4492
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)5.67%
1株配当(最新期・分割調整済)22.00円
総合判定割安寄り
総合スコア69.7
連続増配3年
非減配3年
配当性向49.71%
PER / PBR10.69 / 2.01
ROE19.90%
DOE(株主資本配当率)5.94%(業種中央値 4.34%)

ゼネテックは情報・通信業に属する小型株で、時価総額は約55.5億円です。直近本決算のROEは19.90%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は7.47%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は39.45%、フリーキャッシュフローは約0.6億円のプラスです。EPSは2020年3月期の23円から2026年3月期の44円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年9.58%3.65%1.22%
3年6.38%4.22%1.89%
1年6.38%5.19%4.61%
現在5.67%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
20/030.58円2.48%23円
21/033.33円21.14%16円
22/034.67円92.17%5円
23/033.33円158.73%2円
24/0317.83円67.22%27円
25/0318.00円48.90%37円
26/0322.00円49.71%44円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは5.94%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 5.00 10.00 15.00 5年最大 9.58 5年平均 3.65 5年最小 1.22 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 5.67

いまの利回りは5.67%。5年平均の3.65%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は9.58%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 5.00 10.00 15.00 5年 最大: 9.58 9.58 5年 平均: 3.65 3.65 5年 最小: 1.22 1.22 5年 3年 最大: 6.38 6.38 3年 平均: 4.22 4.22 3年 最小: 1.89 1.89 3年 1年 最大: 6.38 6.38 1年 平均: 5.19 5.19 1年 最小: 4.61 4.61 1年 現在 5.67 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(5.19%)が5年平均(3.65%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 25.00 2020 2020年 0.58円 2021 2021年 3.33円 2022 2022年 4.67円 2023 2023年 3.33円 2024 2024年 17.83円 2025 2025年 18.00円 2026 2026年 22.00円

3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは5.67%です。5年平均の3.65%/直近1年平均の5.19%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは1.22%〜9.58%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2020年3月期1円、2021年3月期3円、2022年3月期5円、2023年3月期3円、2024年3月期18円、2025年3月期18円、2026年3月期22円と推移しました。連続増配は3年、非減配は3年です。直近の減配は2023年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は5.94%です。情報・通信業の中央値4.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は49.71%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE19.90%
ROA7.38%
DOE5.94%
自己資本比率39.45%
EPS / BPS44 / 236
収益性スコア1.26
還元スコア1.19
割安スコア0.88

売上高成長率は35.19%、EPS成長率は20.24%です。直近の業績は伸びています。EPSは2020年3月期23円、2021年3月期16円、2022年3月期5円、2023年3月期2円、2024年3月期27円、2025年3月期37円、2026年3月期44円と推移しました。ROEは19.90%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは7.38%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は7.47%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は39.45%、フリーキャッシュフローは約0.6億円のプラスです。

4. 割安度

PERは10.69倍、PBRは2.01倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.55倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.88です(収益性スコア1.26・還元スコア1.19との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価388円(利回り5.67%)
5年平均利回りに戻る株価603円(利回り3.65%)
5年最高利回り時の株価230円(利回り9.58%)
5年最低利回り時の株価1803円(利回り1.22%)

いまの株価は603円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 5年最低利回り水準 1,803 5年平均利回り水準 603 5年最高利回り水準 230 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 388

株価は603円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 割安寄り(スコア 69.7)

収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは69.7点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配、利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は3年、非減配は3年です。2023年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ゼネテックの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは5.67%で、過去5年平均の3.65%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約50%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2023年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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