4463 日華化学
- 配当利回り
- 3.26%
- 配当性向
- 40%
- DOE
- 2.77%
- 総合スコア
- 59.2pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
日華化学(4463)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4463 |
| 業種 | 化学 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.26% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 60.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 59.2 |
| 連続増配 | 5年 |
| 非減配 | 5年 |
| 配当性向 | 39.93% |
| PER / PBR | 10.33 / 0.70 |
| ROE | 6.37% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.77%(業種中央値 2.48%) |
日華化学は化学に属する小型株で、時価総額は約275億円です。直近本決算のROEは6.37%で、化学の中央値6.49%とほぼ同じ水準です。営業利益率は6.91%で、化学の中央値6.83%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は51.79%、フリーキャッシュフローは約-60.0億円のマイナスです。EPSは2016年12月期の22円から2025年12月期の150円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 6.81% | 4.46% | 2.59% |
| 3年 | 6.81% | 4.66% | 3.09% |
| 1年 | 4.41% | 3.84% | 3.09% |
| 現在 | 3.26% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 20.00円 | 90.54% | 22円 |
| 17/12 | 16.00円 | 18.08% | 88円 |
| 18/12 | 18.00円 | 11.49% | 157円 |
| 19/12 | 16.00円 | 27.91% | 57円 |
| 20/12 | 10.00円 | 15.06% | 66円 |
| 21/12 | 22.00円 | 13.35% | 165円 |
| 22/12 | 30.00円 | 22.37% | 134円 |
| 23/12 | 32.00円 | 29.88% | 107円 |
| 24/12 | 52.00円 | 29.86% | 174円 |
| 25/12 | 60.00円 | 39.93% | 150円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.77%(業種中央値は2.48%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは3.26%で、5年平均の4.46%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は6.81%でした。
直近1年の平均利回り(3.84%)は5年平均(4.46%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
5年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.26%です。5年平均の4.46%/直近1年平均の3.84%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.59%〜6.81%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2016年12月期20円、2017年12月期16円、2018年12月期18円、2019年12月期16円、2020年12月期10円、2021年12月期22円、2022年12月期30円、2023年12月期32円、2024年12月期52円、2025年12月期60円と推移しました。連続増配は5年、非減配は5年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.77%です。化学の中央値2.48%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は39.93%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.37% |
| ROA | 3.22% |
| DOE | 2.77% |
| 自己資本比率 | 51.79% |
| EPS / BPS | 150 / 2212 |
| 収益性スコア | 0.94 |
| 還元スコア | 1.06 |
| 割安スコア | 0.83 |
売上高成長率は2.97%、EPS成長率は-13.72%です。EPSは2016年12月期22円、2017年12月期88円、2018年12月期157円、2019年12月期57円、2020年12月期66円、2021年12月期165円、2022年12月期134円、2023年12月期107円、2024年12月期174円、2025年12月期150円と推移しました。ROEは6.37%で、化学の中央値6.49%とほぼ同じ水準です。ROAは3.22%で、化学の中央値3.94%を下回ります。営業利益率は6.91%で、化学の中央値6.83%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は51.79%、フリーキャッシュフローは約-60.0億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは10.33倍、PBRは0.70倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.73倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.83です(収益性スコア0.94・還元スコア1.06との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1991円(利回り3.26%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1457円(利回り4.46%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 954円(利回り6.81%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2510円(利回り2.59%) |
いまの株価は1457円(5年平均利回り水準)と2510円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約26.8%下がる計算です。
株価は1457円(5年平均利回り水準)と2510円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 59.2)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは59.2点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。5年連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は5年、非減配は5年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
日華化学の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.26%で、過去5年平均の4.46%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また5年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

