【高配当】ウイングアーク1st(4432)配当分析|利回り3.22%

4432 ウイングアーク1st

中立
配当利回り
3.22%
配当性向
55%
DOE
7.70%
総合スコア
82.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ウイングアーク1st(4432)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4432
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)3.22%
1株配当(最新期・分割調整済)104.00円
総合判定中立
総合スコア82.2
連続増配0年
非減配4年
配当性向55.45%
PER / PBR14.63 / 2.02
ROE14.64%
DOE(株主資本配当率)7.70%(業種中央値 4.34%)

ウイングアーク1stは情報・通信業に属する中型株で、時価総額は約961億円です。直近本決算のROEは14.64%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は29.05%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は63.95%、フリーキャッシュフローは約43.0億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2022年3月期の132円から2026年3月期の188円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年4.84%3.28%2.04%
3年4.82%3.43%2.63%
1年4.82%3.64%2.86%
現在3.22%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
22/0342.60円32.20%132円
23/0343.10円33.27%130円
24/0378.70円49.79%158円
25/03104.00円60.48%172円
26/03104.00円55.45%188円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは7.70%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 4.84 5年平均 3.28 5年最小 2.04 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.22

いまの利回りは3.22%で、5年平均の3.28%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.84%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 4.84 4.84 5年 平均: 3.28 3.28 5年 最小: 2.04 2.04 5年 3年 最大: 4.82 4.82 3年 平均: 3.43 3.43 3年 最小: 2.63 2.63 3年 1年 最大: 4.82 4.82 1年 平均: 3.64 3.64 1年 最小: 2.86 2.86 1年 現在 3.22 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.64%)が5年平均(3.28%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 50.00 100.00 150.00 2022 2022年 42.60円 2023 2023年 43.10円 2024 2024年 78.70円 2025 2025年 104.00円 2026 2026年 104.00円

年ごとの1株配当(分割調整済み)の推移です。デコボコがないか、右肩上がりかを見てください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.22%です。5年平均の3.28%/直近1年平均の3.64%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.04%〜4.84%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2022年3月期43円、2023年3月期43円、2024年3月期79円、2025年3月期104円、2026年3月期104円と推移しました。連続増配は0年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は7.70%です。情報・通信業の中央値4.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は55.45%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE14.64%
ROA8.84%
DOE7.70%
自己資本比率63.95%
EPS / BPS188 / 1355
収益性スコア2.02
還元スコア1.33
割安スコア1.01

売上高成長率は7.79%、EPS成長率は9.07%です。直近の業績は伸びています。EPSは2022年3月期132円、2023年3月期130円、2024年3月期158円、2025年3月期172円、2026年3月期188円と推移しました。ROEは14.64%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは8.84%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は29.05%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は63.95%、フリーキャッシュフローは約43.0億円のプラスです。

4. 割安度

PERは14.63倍、PBRは2.02倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.98倍です。過去の自分とほぼ同じ利回り水準です。割安スコアは1.01です(収益性スコア2.02・還元スコア1.33との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3295円(利回り3.22%)
5年平均利回りに戻る株価3232円(利回り3.28%)
5年最高利回り時の株価2190円(利回り4.84%)
5年最低利回り時の株価5196円(利回り2.04%)

いまの株価は3232円(5年平均利回り水準)と5196円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約1.9%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 5年最低利回り水準 5,196 5年平均利回り水準 3,232 5年最高利回り水準 2,190 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3,295

株価は3232円(5年平均利回り水準)と5196円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 82.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは82.2点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は0年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ウイングアーク1stの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.22%で、過去5年平均の3.28%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約55%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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