【高配当】SIGグループ(4386)配当分析|利回り3.44%・3年連続増配

4386 SIGグループ

中立
配当利回り
3.44%
配当性向
34%
DOE
5.90%
総合スコア
68.5pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

SIGグループ(4386)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4386
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)3.44%
1株配当(最新期・分割調整済)29.00円
総合判定中立
総合スコア68.5
連続増配3年
非減配3年
配当性向34.33%
PER / PBR10.38 / 1.79
ROE18.33%
DOE(株主資本配当率)5.90%(業種中央値 4.34%)

SIGグループは情報・通信業に属する小型株で、時価総額は約52.1億円です。直近本決算のROEは18.33%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は6.91%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は46.64%、フリーキャッシュフローは約5.9億円のプラスです。EPSは2019年3月期の47円から2026年3月期の84円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年5.75%3.56%2.17%
3年5.75%3.85%2.96%
1年3.93%3.51%3.00%
現在3.44%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/0317.00円36.20%47円
20/0317.00円35.98%47円
21/0312.00円28.28%42円
22/0317.00円35.23%48円
23/0313.00円24.29%54円
24/0314.00円33.07%42円
25/0325.00円29.51%85円
26/0329.00円34.33%84円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは5.90%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 5年最大 5.75 5年平均 3.56 5年最小 2.17 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.44

いまの利回りは3.44%で、5年平均の3.56%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は5.75%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 5.75 5.75 5年 平均: 3.56 3.56 5年 最小: 2.17 2.17 5年 3年 最大: 5.75 5.75 3年 平均: 3.85 3.85 3年 最小: 2.96 2.96 3年 1年 最大: 3.93 3.93 1年 平均: 3.51 3.51 1年 最小: 3.00 3.00 1年 現在 3.44 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.51%)は5年平均(3.56%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 2019 2019年 17.00円 2020 2020年 17.00円 2021 2021年 12.00円 2022 2022年 17.00円 2023 2023年 13.00円 2024 2024年 14.00円 2025 2025年 25.00円 2026 2026年 29.00円

3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.44%です。5年平均の3.56%/直近1年平均の3.51%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.17%〜5.75%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年3月期17円、2020年3月期17円、2021年3月期12円、2022年3月期17円、2023年3月期13円、2024年3月期14円、2025年3月期25円、2026年3月期29円と推移しました。連続増配は3年、非減配は3年です。直近の減配は2023年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は5.90%です。情報・通信業の中央値4.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は34.33%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE18.33%
ROA8.00%
DOE5.90%
自己資本比率46.64%
EPS / BPS84 / 491
収益性スコア1.22
還元スコア1.18
割安スコア0.81

売上高成長率は24.04%、EPS成長率は-0.30%です。EPSは2019年3月期47円、2020年3月期47円、2021年3月期42円、2022年3月期48円、2023年3月期54円、2024年3月期42円、2025年3月期85円、2026年3月期84円と推移しました。ROEは18.33%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは8.00%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は6.91%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は46.64%、フリーキャッシュフローは約5.9億円のプラスです。

4. 割安度

PERは10.38倍、PBRは1.79倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.97倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.81です(収益性スコア1.22・還元スコア1.18との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価902円(利回り3.44%)
5年平均利回りに戻る株価871円(利回り3.56%)
5年最高利回り時の株価539円(利回り5.75%)
5年最低利回り時の株価1429円(利回り2.17%)

いまの株価は871円(5年平均利回り水準)と1429円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約3.5%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 5年最低利回り水準 1,429 5年平均利回り水準 871 5年最高利回り水準 539 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 902

株価は871円(5年平均利回り水準)と1429円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 68.5)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは68.5点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は3年、非減配は3年です。2023年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

SIGグループの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.44%で、過去5年平均の3.56%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約34%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2023年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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