4337 ぴあ
中立- 配当利回り
- 1.39%
- 配当性向
- 16%
- DOE
- 5.08%
- 総合スコア
- 60.2pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
ぴあ(4337)はサービス業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4337 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.39% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 35.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 60.2 |
| 連続増配 | 1年 |
| 非減配 | 1年 |
| 配当性向 | 16.18% |
| PER / PBR | 15.30 / 4.73 |
| ROE | 36.87% |
| DOE(株主資本配当率) | 5.08%(業種中央値 3.88%) |
ぴあはサービス業に属する中型株で、時価総額は約519億円です。直近本決算のROEは36.87%で、サービス業の中央値8.57%を上回ります。営業利益率は7.79%で、サービス業の中央値6.46%を上回ります。自己資本比率は9.17%、フリーキャッシュフローは約103億円のプラスです。EPSは2012年3月期の6円から2026年3月期の216円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 1.57% | 0.47% | 0.12% |
| 3年 | 1.57% | 0.69% | 0.14% |
| 1年 | 1.51% | 1.23% | 0.98% |
| 現在 | 1.39% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 12/03 | 3.00円 | 48.23% | 6円 |
| 13/03 | 5.00円 | 18.39% | 27円 |
| 14/03 | 10.00円 | 17.30% | 58円 |
| 15/03 | 15.00円 | 17.78% | 84円 |
| 16/03 | 16.00円 | 18.66% | 86円 |
| 17/03 | 16.00円 | 23.55% | 68円 |
| 18/03 | 16.00円 | 31.83% | 50円 |
| 19/03 | 20.00円 | 33.82% | 59円 |
| 20/03 | 5.00円 | 55.93% | 9円 |
| 26/03 | 35.00円 | 16.18% | 216円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは5.08%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは1.39%。5年平均の0.47%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は1.57%でした。
直近1年の平均利回り(1.23%)が5年平均(0.47%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
2020年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.39%です。5年平均の0.47%/直近1年平均の1.23%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは0.12%〜1.57%で、高い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2002年3月期30円、2003年3月期20円、2004年3月期8円、2012年3月期3円、2013年3月期5円、2014年3月期10円、2015年3月期15円、2016年3月期16円、2017年3月期16円、2018年3月期16円、2019年3月期20円、2020年3月期5円、2026年3月期35円と推移しました。連続増配は1年、非減配は1年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は5.08%です。サービス業の中央値3.88%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は16.18%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 36.87% |
| ROA | 2.83% |
| DOE | 5.08% |
| 自己資本比率 | 9.17% |
| EPS / BPS | 216 / 700 |
| 収益性スコア | 2.06 |
| 還元スコア | 0.92 |
| 割安スコア | 1.98 |
売上高成長率は21.97%、EPS成長率は107.99%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年3月期6円、2013年3月期27円、2014年3月期58円、2015年3月期84円、2016年3月期86円、2017年3月期68円、2018年3月期50円、2019年3月期59円、2020年3月期9円、2026年3月期216円と推移しました。ROEは36.87%で、サービス業の中央値8.57%を上回ります。ROAは2.83%で、サービス業の中央値4.31%を下回ります。営業利益率は7.79%で、サービス業の中央値6.46%を上回ります。自己資本比率は9.17%、フリーキャッシュフローは約103億円のプラスです。
4. 割安度
PERは15.30倍、PBRは4.73倍です。PBRはサービス業の中央値1.57倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて2.96倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは1.98です(収益性スコア2.06・還元スコア0.92との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2512円(利回り1.39%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 7447円(利回り0.47%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2229円(利回り1.57%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 29167円(利回り0.12%) |
いまの株価は7447円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は7447円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 60.2)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは60.2点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は1年、非減配は1年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向が前年比-39.8pt急変)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
ぴあの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.39%で、過去5年平均の0.47%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約16%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

