4243 ニックス
- 配当利回り
- 1.87%
- 配当性向
- 24%
- DOE
- 1.04%
- 総合スコア
- 44.8pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
ニックス(4243)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4243 |
| 業種 | 化学 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.87% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 20.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 44.8 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 5年 |
| 配当性向 | 23.93% |
| PER / PBR | 9.50 / 0.41 |
| ROE | 4.44% |
| DOE(株主資本配当率) | 1.04%(業種中央値 2.48%) |
ニックスは化学に属する小型株で、時価総額は約18.4億円です。直近本決算のROEは4.44%で、化学の中央値6.49%を下回ります。営業利益率は4.85%で、化学の中央値6.83%を下回ります。自己資本比率は74.66%、フリーキャッシュフローは約-0.4億円のマイナスです。EPSは2012年9月期の40円から2025年9月期の84円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 3.51% | 2.71% | 1.84% |
| 3年 | 3.29% | 2.60% | 1.84% |
| 1年 | 2.61% | 2.33% | 1.84% |
| 現在 | 1.87% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/09 | 14.00円 | 31.75% | 44円 |
| 17/09 | 24.00円 | 19.08% | 126円 |
| 18/09 | 22.00円 | 16.95% | 130円 |
| 19/09 | 20.00円 | 21.13% | 95円 |
| 20/09 | 5.00円 | —% | —円 |
| 21/09 | 15.00円 | 17.65% | 85円 |
| 22/09 | 20.00円 | 21.62% | 93円 |
| 23/09 | 20.00円 | 29.63% | 68円 |
| 24/09 | 20.00円 | 25.50% | 78円 |
| 25/09 | 20.00円 | 23.93% | 84円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは1.04%と控えめです(業種中央値は2.48%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
いまの利回りは1.87%で、5年平均の2.71%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.51%でした。
直近1年の平均利回り(2.33%)は5年平均(2.71%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
派手な増配はないものの、5年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.87%です。5年平均の2.71%/直近1年平均の2.33%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.84%〜3.51%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2007年9月期12円、2010年9月期15円、2011年9月期5円、2012年9月期15円、2013年9月期12円、2014年9月期20円、2015年9月期22円、2016年9月期14円、2017年9月期24円、2018年9月期22円、2019年9月期20円、2020年9月期5円、2021年9月期15円、2022年9月期20円、2023年9月期20円、2024年9月期20円、2025年9月期20円と推移しました。連続増配は0年、非減配は5年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.04%です。化学の中央値2.48%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は23.93%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 4.44% |
| ROA | 3.24% |
| DOE | 1.04% |
| 自己資本比率 | 74.66% |
| EPS / BPS | 84 / 1924 |
| 収益性スコア | 0.74 |
| 還元スコア | 0.61 |
| 割安スコア | 0.61 |
売上高成長率は0.37%、EPS成長率は6.53%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年9月期40円、2013年9月期41円、2014年9月期97円、2015年9月期161円、2016年9月期44円、2017年9月期126円、2018年9月期130円、2019年9月期95円、2021年9月期85円、2022年9月期93円、2023年9月期68円、2024年9月期78円、2025年9月期84円と推移しました。ROEは4.44%で、化学の中央値6.49%を下回ります。ROAは3.24%で、化学の中央値3.94%を下回ります。営業利益率は4.85%で、化学の中央値6.83%を下回ります。自己資本比率は74.66%、フリーキャッシュフローは約-0.4億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは9.50倍、PBRは0.41倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.69倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.61です(収益性スコア0.74・還元スコア0.61との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1072円(利回り1.87%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 738円(利回り2.71%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 570円(利回り3.51%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1087円(利回り1.84%) |
いまの株価は738円(5年平均利回り水準)と1087円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約31.2%下がる計算です。
株価は738円(5年平均利回り水準)と1087円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 44.8)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
総合スコアは44.8点、判定は「除外」です。
連続増配は0年、非減配は5年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
ニックスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.87%で、過去5年平均の2.71%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約24%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

