4120 スガイ化学工業
- 配当利回り
- 3.04%
- 配当性向
- 25%
- DOE
- 1.41%
- 総合スコア
- 58.8pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
スガイ化学工業(4120)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4120 |
| 業種 | 化学 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.04% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 90.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 58.8 |
| 連続増配 | 5年 |
| 非減配 | 9年 |
| 配当性向 | 25.50% |
| PER / PBR | 6.30 / 0.35 |
| ROE | 5.83% |
| DOE(株主資本配当率) | 1.41%(業種中央値 2.48%) |
スガイ化学工業は化学に属する小型株で、時価総額は約30.5億円です。直近本決算のROEは5.83%で、化学の中央値6.49%を下回ります。営業利益率は7.61%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は68.63%、フリーキャッシュフローは約10.8億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2014年3月期の184円から2026年3月期の353円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.57% | 3.19% | 2.12% |
| 3年 | 4.57% | 3.50% | 2.12% |
| 1年 | 4.44% | 3.73% | 2.77% |
| 現在 | 3.04% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 14/03 | 30.00円 | 16.33% | 184円 |
| 15/03 | 30.00円 | —% | —円 |
| 19/03 | 30.00円 | 17.82% | 168円 |
| 20/03 | 30.00円 | 26.55% | 113円 |
| 21/03 | 30.00円 | 12.93% | 232円 |
| 22/03 | 35.00円 | 11.82% | 296円 |
| 23/03 | 45.00円 | 10.18% | 442円 |
| 24/03 | 60.00円 | 16.03% | 374円 |
| 25/03 | 70.00円 | 25.18% | 278円 |
| 26/03 | 90.00円 | 25.50% | 353円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは1.41%と控えめです(業種中央値は2.48%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
いまの利回りは3.04%で、5年平均の3.19%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.57%でした。
直近1年の平均利回り(3.73%)が5年平均(3.19%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
5年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.04%です。5年平均の3.19%/直近1年平均の3.73%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.12%〜4.57%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2001年3月期40円、2008年3月期40円、2010年3月期40円、2011年3月期40円、2014年3月期30円、2015年3月期30円、2019年3月期30円、2020年3月期30円、2021年3月期30円、2022年3月期35円、2023年3月期45円、2024年3月期60円、2025年3月期70円、2026年3月期90円と推移しました。連続増配は5年、非減配は9年です。直近の減配は2014年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.41%です。化学の中央値2.48%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は25.50%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 5.83% |
| ROA | 3.78% |
| DOE | 1.41% |
| 自己資本比率 | 68.63% |
| EPS / BPS | 353 / 6403 |
| 収益性スコア | 0.99 |
| 還元スコア | 0.71 |
| 割安スコア | 0.44 |
売上高成長率は-2.86%、EPS成長率は27.00%です。EPSは2014年3月期184円、2019年3月期168円、2020年3月期113円、2021年3月期232円、2022年3月期296円、2023年3月期442円、2024年3月期374円、2025年3月期278円、2026年3月期353円と推移しました。ROEは5.83%で、化学の中央値6.49%を下回ります。ROAは3.78%で、化学の中央値3.94%を下回ります。営業利益率は7.61%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は68.63%、フリーキャッシュフローは約10.8億円のプラスです。
4. 割安度
PERは6.30倍、PBRは0.35倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.95倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.44です(収益性スコア0.99・還元スコア0.71との対比)。スコアリングの判定根拠は「低PBR×低収益」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2956円(利回り3.04%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2821円(利回り3.19%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1969円(利回り4.57%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 4245円(利回り2.12%) |
いまの株価は2821円(5年平均利回り水準)と4245円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約4.6%下がる計算です。
株価は2821円(5年平均利回り水準)と4245円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 58.8)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
低PBR×低収益
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
総合スコアは58.8点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。5年連続増配、利回り3%以上。
連続増配は5年、非減配は9年です。2014年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
スガイ化学工業の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.04%で、過去5年平均の3.19%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また9年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約25%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2014年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

