【高配当】GMOコマース(410A)配当分析|利回り3.16%

410A GMOコマース

中立
配当利回り
3.16%
配当性向
48%
DOE
8.03%
総合スコア
75.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

GMOコマース(410A)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード410A
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)3.16%
1株配当(最新期・分割調整済)40.30円
総合判定中立
総合スコア75.2
連続増配0年
非減配0年
配当性向47.83%
PER / PBR15.50 / 2.60
ROE20.63%
DOE(株主資本配当率)8.03%(業種中央値 4.34%)

GMOコマースは情報・通信業の小型株です。時価総額は約72.2億円。直近本決算のROEは20.63%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は21.29%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は68.74%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2019年12月期の31129円から2025年12月期の84円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年4.04%3.36%2.34%
3年4.04%3.36%2.34%
1年4.04%3.37%2.61%
現在3.16%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/1218678.00円60.00%31129円
20/1212056.00円60.00%20092円
21/1212056.00円60.00%20092円
22/1227986.00円71.00%39418円
23/1213447.00円—%40円
24/1222392.77円—%61円
25/1240.30円47.83%84円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは8.03%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 4.50 5年最大 4.04 5年平均 3.36 5年最小 2.34 25/09 25/11 26/02 26/04 26/07 26/09 3.16

いまの利回りは3.16%で、5年平均の3.36%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.04%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.04 4.04 5年 平均: 3.36 3.36 5年 最小: 2.34 2.34 5年 3年 最大: 4.04 4.04 3年 平均: 3.36 3.36 3年 最小: 2.34 2.34 3年 1年 最大: 4.04 4.04 1年 平均: 3.37 3.37 1年 最小: 2.61 2.61 1年 現在 3.16 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.37%)が5年平均(3.36%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 10000.00 20000.00 30000.00 40000.00 2019 2019年 18678.00円 2020 2020年 12056.00円 2021 2021年 12056.00円 2022 2022年 27986.00円 2023 2023年 13447.00円 2024 2024年 22392.77円 2025 2025年 40.30円

2025年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.16%です。5年平均の3.36%/直近1年平均の3.37%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.34%〜4.04%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年12月期18678円、2020年12月期12056円、2021年12月期12056円、2022年12月期27986円、2023年12月期13447円、2024年12月期22393円、2025年12月期40円と推移しました。連続増配は0年、非減配は0年です。直近の減配は2025年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は8.03%です。情報・通信業の中央値4.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は47.83%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE20.63%
ROA8.49%
DOE8.03%
自己資本比率68.74%
EPS / BPS84 / 502
収益性スコア1.88
還元スコア1.43
割安スコア1.18

売上高成長率は23.98%、EPS成長率は38.82%です。直近の業績は伸びています。EPSは2019年12月期31129円、2020年12月期20092円、2021年12月期20092円、2022年12月期39418円、2023年12月期40円、2024年12月期61円、2025年12月期84円と推移しました。ROEは20.63%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは8.49%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は21.29%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は68.74%、フリーキャッシュフローは約2.1億円のプラスです。

4. 割安度

PERは15.50倍、PBRは2.60倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.94倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.18です(収益性スコア1.88・還元スコア1.43との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1274円(利回り3.16%)
5年平均利回りに戻る株価1199円(利回り3.36%)
5年最高利回り時の株価998円(利回り4.04%)
5年最低利回り時の株価1722円(利回り2.34%)

いまの株価は1199円(5年平均利回り水準)と1722円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約5.9%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 5年最低利回り水準 1,722 5年平均利回り水準 1,199 5年最高利回り水準 998 25/09 25/11 26/02 26/04 26/07 26/09 1,274

株価は1199円(5年平均利回り水準)と1722円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 75.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配

総合スコアは75.2点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。注意点は「直近3年内に減配」です。

連続増配は0年、非減配は0年です。2025年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(直直近度で減配)。背景とリスクを確認してください。

6. よくある質問

GMOコマースの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.16%で、過去5年平均の3.36%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約48%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2025年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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