【配当分析】ティアンドエスグループ(4055)配当分析|利回り0.68%

4055 ティアンドエスグループ

中立
配当利回り
0.68%
配当性向
15%
DOE
2.60%
総合スコア
56.9pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ティアンドエスグループ(4055)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4055
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)0.68%
1株配当(最新期・分割調整済)10.00円
総合判定中立
総合スコア56.9
連続増配0年
非減配0年
配当性向14.88%
PER / PBR16.91 / 2.96
ROE17.48%
DOE(株主資本配当率)2.60%(業種中央値 4.34%)

ティアンドエスグループは情報・通信業の小型株です。時価総額は約86.7億円。直近本決算のROEは17.48%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は18.43%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は79.53%、フリーキャッシュフローは約6.4億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2021年9月期の17円から2025年9月期の67円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年1.27%0.56%0.17%
3年1.27%0.74%0.43%
1年1.04%0.69%0.43%
現在0.68%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
21/093.38円20.29%17円
22/094.00円10.32%39円
23/096.00円10.46%57円
24/0914.55円—%—円
25/0910.00円14.88%67円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.60%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.50 1.00 1.50 5年最大 1.27 5年平均 0.56 5年最小 0.17 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 0.68

いまの利回りは0.68%。5年平均の0.56%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は1.27%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 5年 最大: 1.27 1.27 5年 平均: 0.56 0.56 5年 最小: 0.17 0.17 5年 3年 最大: 1.27 1.27 3年 平均: 0.74 0.74 3年 最小: 0.43 0.43 3年 1年 最大: 1.04 1.04 1年 平均: 0.69 0.69 1年 最小: 0.43 0.43 1年 現在 0.68 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(0.69%)が5年平均(0.56%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 2021 2021年 3.38円 2022 2022年 4.00円 2023 2023年 6.00円 2024 2024年 14.55円 2025 2025年 10.00円

2025年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは0.68%です。5年平均の0.56%/直近1年平均の0.69%と近い水準です。過去5年のレンジは0.17%〜1.27%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2021年9月期3円、2022年9月期4円、2023年9月期6円、2024年9月期15円、2025年9月期10円と推移しました。連続増配は0年、非減配は0年です。直近の減配は2025年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.60%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は14.88%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE17.48%
ROA13.90%
DOE2.60%
自己資本比率79.53%
EPS / BPS67 / 384
収益性スコア1.94
還元スコア0.55
割安スコア1.34

売上高成長率は5.71%、EPS成長率は7.69%です。直近の業績は伸びています。EPSは2021年9月期17円、2022年9月期39円、2023年9月期57円、2025年9月期67円と推移しました。ROEは17.48%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは13.90%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は18.43%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は79.53%、フリーキャッシュフローは約6.4億円のプラスです。

4. 割安度

PERは16.91倍、PBRは2.96倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.21倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは1.34です(収益性スコア1.94・還元スコア0.55との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1606円(利回り0.68%)
5年平均利回りに戻る株価1964円(利回り0.56%)
5年最高利回り時の株価866円(利回り1.27%)
5年最低利回り時の株価6471円(利回り0.17%)

いまの株価は1964円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 5年最低利回り水準 6,471 5年平均利回り水準 1,964 5年最高利回り水準 866 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1,606

株価は1964円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 56.9)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
△ 直近3年内に減配

総合スコアは56.9点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。注意点は「直近3年内に減配」です。

連続増配は0年、非減配は0年です。2025年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(直直近度で減配)。背景とリスクを確認してください。

6. よくある質問

ティアンドエスグループの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.68%で、過去5年平均の0.56%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約15%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2025年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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