3940 ノムラシステムコーポレーション
中立- 配当利回り
- 2.75%
- 配当性向
- 40%
- DOE
- 4.64%
- 総合スコア
- 68.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
ノムラシステムコーポレーション(3940)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3940 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.75% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 3.25円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 68.0 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 7年 |
| 配当性向 | 40.20% |
| PER / PBR | 14.80 / 1.71 |
| ROE | 11.92% |
| DOE(株主資本配当率) | 4.64%(業種中央値 4.34%) |
ノムラシステムコーポレーションは情報・通信業の小型株です。時価総額は約61.0億円。直近本決算のROEは11.92%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は17.66%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は88.65%、フリーキャッシュフローは約1.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2017年3月期の10円から2025年3月期の8円へ減りました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 3.46% | 2.81% | 2.20% |
| 3年 | 3.36% | 2.70% | 2.20% |
| 1年 | 2.98% | 2.53% | 2.23% |
| 現在 | 2.75% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 4.25円 | 41.04% | 10円 |
| 18/03 | 2.75円 | 44.93% | 6円 |
| 19/03 | 2.75円 | 52.18% | 5円 |
| 20/03 | 2.75円 | 46.81% | 6円 |
| 21/03 | 2.75円 | 42.90% | 6円 |
| 22/03 | 3.25円 | 58.77% | 6円 |
| 23/03 | 3.25円 | 41.56% | 8円 |
| 24/03 | 3.25円 | 40.83% | 8円 |
| 25/03 | 3.25円 | 40.20% | 8円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは4.64%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは2.75%で、5年平均の2.81%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.46%でした。
直近1年の平均利回り(2.53%)は5年平均(2.81%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
派手な増配はないものの、7年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.75%です。5年平均の2.81%/直近1年平均の2.53%と近い水準です。過去5年のレンジは2.20%〜3.46%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2017年3月期4円、2018年3月期3円、2019年3月期3円、2020年3月期3円、2021年3月期3円、2022年3月期3円、2023年3月期3円、2024年3月期3円、2025年3月期3円と推移しました。連続増配は0年、非減配は7年です。直近の減配は2018年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は4.64%です。情報・通信業の中央値4.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は40.20%で、利益に見合った水準です。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 11.92% |
| ROA | 10.15% |
| DOE | 4.64% |
| 自己資本比率 | 88.65% |
| EPS / BPS | 9 / 76 |
| 収益性スコア | 1.56 |
| 還元スコア | 1.04 |
| 割安スコア | 0.91 |
売上高成長率は1.40%、EPS成長率は10.93%です。直近の業績は伸びています。EPSは2017年3月期10円、2018年3月期6円、2019年3月期5円、2020年3月期6円、2021年3月期6円、2022年3月期6円、2023年3月期8円、2024年3月期8円、2025年3月期8円と推移しました。ROEは11.92%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは10.15%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は17.66%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は88.65%、フリーキャッシュフローは約1.2億円のプラスです。
4. 割安度
PERは14.80倍、PBRは1.71倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.98倍です。過去の自分とほぼ同じ利回り水準です。割安スコアは0.91です(収益性スコア1.56・還元スコア1.04との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 129円(利回り2.75%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 126円(利回り2.81%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 103円(利回り3.46%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 161円(利回り2.20%) |
いまの株価は126円(5年平均利回り水準)と161円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約2.1%下がる計算です。
株価は126円(5年平均利回り水準)と161円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 68.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは68.0点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は0年、非減配は7年です。2018年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
ノムラシステムコーポレーションの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.75%で、過去5年平均の2.81%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2018年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

