3765 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
- 配当利回り
- 3.70%
- 配当性向
- 33%
- DOE
- 3.98%
- 総合スコア
- 3.4pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3765 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.70% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 90.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 3.4 |
| 連続増配 | 2年 |
| 非減配 | 9年 |
| 配当性向 | 32.85% |
| PER / PBR | 97.58 / 1.12 |
| ROE | 0.92% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.98%(業種中央値 4.34%) |
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは情報・通信業に属し、時価総額は1740億円規模です。自己資本比率は89.3%と高く、財務基盤そのものは厚みがあります。ただし直近期は売上高が前期比10.0%減り、EPSも85.9%落ち込みました。営業利益率は5.42%で、業種中央値8.50%を下回っています。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.18% | 2.24% | 1.08% |
| 3年 | 4.18% | 2.85% | 1.33% |
| 1年 | 4.18% | 3.66% | 3.20% |
| 現在 | 3.70% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 30.00円 | 9.31% | 322円 |
| 17/12 | 30.00円 | 9.53% | 315円 |
| 18/12 | 30.00円 | 12.86% | 233円 |
| 19/12 | 30.00円 | 11.63% | 258円 |
| 20/12 | 30.00円 | 12.50% | 240円 |
| 21/12 | 30.00円 | 17.57% | 171円 |
| 22/12 | 30.00円 | 9.82% | 306円 |
| 23/12 | 30.00円 | 11.00% | 273円 |
| 24/12 | 60.00円 | 32.85% | 183円 |
| 25/12 | 90.00円 | —% | —円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.98%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
折れ線は配当利回りの月次推移で、横の水準線が5年間の最大・平均・最小を示します。現在の利回り3.70%は5年平均2.24%より上にあり、過去と比べて配当に対して株価が安い局面が続いています。5年間の最高は4.18%でした。
棒グラフは5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを並べたものです。直近1年の平均は3.66%で、5年平均2.24%より高く、ここ1年は相対的に利回りの高い時期が続いていたとわかります。
年度ごとの配当額(分割調整済み)を棒で示しています。2016年を最後に9年間減配はなく、直近2期は60円から90円へ増配が続きました。派手さはないものの、維持力のある配当推移です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の利回りは3.70%で、5年平均2.24%を上回る水準です。2016年を最後に9年間減配がなく、直近2年は増配が続いています(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。DOEは3.975%で業種中央値4.34%よりやや低いものの、配当性向は32.85%と利益に対する負担は軽い水準です。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 0.92% |
| ROA | 0.83% |
| DOE | 3.98% |
| 自己資本比率 | 89.30% |
| EPS / BPS | 26 / 2242 |
| 収益性スコア | 0.28 |
| 還元スコア | 0.96 |
| 割安スコア | 3.24 |
ROEは0.92%、ROAは0.83%で、いずれも業種中央値(ROE 11.13%、ROA 6.68%)を大きく下回ります。営業利益率も5.42%と中央値8.50%に届いていません。売上高は前期比10.0%減、EPSは85.9%減という大幅な落ち込みが直近期の実績です。一方で自己資本比率は89.3%と高く、フリーキャッシュフローは290.31億円のマイナスながら、財務体力そのものは崩れていません。
4. 割安度
PERは97.58倍で、業種中央値16.6倍を大きく上回っています。一方PBRは1.12倍と、中央値1.87倍より低い水準です。利回り面では現在3.70%と過去5年平均の2.24%より高く、直近1年の平均も3.66%でした。株価指標だけを見ると、収益性に対して株価が高く評価される一方、資産面では割高感は薄い、というねじれた状態です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2433円(利回り3.70%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 4018円(利回り2.24%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2153円(利回り4.18%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 8333円(利回り1.08%) |
いまの株価は4018円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
折れ線は株価の推移で、横線は配当利回りから逆算した株価の目安です。現在株価2433円は「5年平均利回りに戻る株価」とされる4017.9円を下回り、その水準までは65.1%の上昇余地があります。より利回りが高い2153.1円や、利回りが下がる8333.3円といった水準も併せて確認できます。※これらの水準は過去の利回りに基づく参考値であり、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 3.4)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 利回り3%以上
総合評価は「対象外」です。加点要因は利回り3%以上、注意点はフリーキャッシュフローのマイナスで、これが判定根拠に直結しています。9年間の非減配、直近2年の増配という実績はあるものの(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)、収益性の落ち込みと資金創出力の弱さが評価を押し下げています。総合スコアは3.4点で、還元面の評価は高い一方、収益性スコアは低く抑えられました。
6. よくある質問
ガンホー・オンライン・エンターテイメントの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.70%で、過去5年平均の2.24%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また9年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約33%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2016年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

