【高配当】北里コーポレーション(368A)配当分析|利回り2.73%

368A 北里コーポレーション

中立
配当利回り
2.73%
配当性向
42%
DOE
8.00%
総合スコア
100.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

北里コーポレーション(368A)は精密機器の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード368A
業種精密機器
配当利回り(株価ベース)2.73%
1株配当(最新期・分割調整済)41.00円
総合判定中立
総合スコア100.0
連続増配0年
非減配1年
配当性向42.10%
PER / PBR13.50 / 2.56
ROE20.10%
DOE(株主資本配当率)8.00%(業種中央値 3.08%)

北里コーポレーションは精密機器の中型株です。時価総額は約526億円。直近本決算のROEは20.10%で、精密機器の中央値9.21%を上回ります。営業利益率は53.51%で、精密機器の中央値8.76%を上回ります。自己資本比率は93.22%、フリーキャッシュフローは約36.3億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2022年3月期の84円から2026年3月期の97円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.52%2.89%2.20%
3年3.52%2.89%2.20%
1年3.52%2.96%2.54%
現在2.73%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/035000000.00円—%—円
20/035000000.00円—%—円
21/035000000.00円—%—円
22/036000000.00円—%84円
23/0310000000.00円—%84円
24/038000000.00円—%99円
25/0341.00円43.29%95円
26/0341.00円42.10%97円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは8.00%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.08%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 5年最大 3.52 5年平均 2.89 5年最小 2.20 25/06 25/09 25/12 26/02 26/05 26/08 2.73

いまの利回りは2.73%で、5年平均の2.89%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.52%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 3.52 3.52 5年 平均: 2.89 2.89 5年 最小: 2.20 2.20 5年 3年 最大: 3.52 3.52 3年 平均: 2.89 2.89 3年 最小: 2.20 2.20 3年 1年 最大: 3.52 3.52 1年 平均: 2.96 2.96 1年 最小: 2.54 2.54 1年 現在 2.73 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(2.96%)が5年平均(2.89%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 5000000.00 10000000.00 15000000.00 2019 2019年 5000000.00円 2020 2020年 5000000.00円 2021 2021年 5000000.00円 2022 2022年 6000000.00円 2023 2023年 10000000.00円 2024 2024年 8000000.00円 2025 2025年 41.00円 2026 2026年 41.00円

2025年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.73%です。5年平均の2.89%/直近1年平均の2.96%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.20%〜3.52%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年3月期5000000円、2020年3月期5000000円、2021年3月期5000000円、2022年3月期6000000円、2023年3月期10000000円、2024年3月期8000000円、2025年3月期41円、2026年3月期41円と推移しました。連続増配は0年、非減配は1年です。直近の減配は2025年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は8.00%です。精密機器の中央値3.08%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は42.10%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE20.10%
ROA17.71%
DOE8.00%
自己資本比率93.22%
EPS / BPS97 / 513
収益性スコア3.81
還元スコア1.80
割安スコア1.85

売上高成長率は6.26%、EPS成長率は2.81%です。直近の業績は伸びています。EPSは2022年3月期84円、2023年3月期84円、2024年3月期99円、2025年3月期95円、2026年3月期97円と推移しました。ROEは20.10%で、精密機器の中央値9.21%を上回ります。ROAは17.71%で、精密機器の中央値5.67%を上回ります。営業利益率は53.51%で、精密機器の中央値8.76%を上回ります。自己資本比率は93.22%、フリーキャッシュフローは約36.3億円のプラスです。

4. 割安度

PERは13.50倍、PBRは2.56倍です。PBRは精密機器の中央値1.39倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.94倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.85です(収益性スコア3.81・還元スコア1.80との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1500円(利回り2.73%)
5年平均利回りに戻る株価1419円(利回り2.89%)
5年最高利回り時の株価1165円(利回り3.52%)
5年最低利回り時の株価1864円(利回り2.20%)

いまの株価は1419円(5年平均利回り水準)と1864円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約5.4%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 5年最低利回り水準 1,864 5年平均利回り水準 1,419 5年最高利回り水準 1,165 25/06 25/09 25/12 26/02 26/05 26/08 1,500

株価は1419円(5年平均利回り水準)と1864円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 100.0)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配

総合スコアは100.0点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。注意点は「直近3年内に減配」です。

連続増配は0年、非減配は1年です。2025年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

北里コーポレーションの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.73%で、過去5年平均の2.89%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約42%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2025年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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