【連続増配】アイスタイル(3660)配当分析|利回り0.19%・1年連続増配

3660 アイスタイル

割安寄り
配当利回り
0.19%
配当性向
3%
DOE
0.42%
総合スコア
40.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

アイスタイル(3660)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード3660
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)0.19%
1株配当(最新期・分割調整済)1.00円
総合判定割安寄り
総合スコア40.0
連続増配1年
非減配4年
配当性向3.26%
PER / PBR12.20 / 1.65
ROE14.76%
DOE(株主資本配当率)0.42%(業種中央値 4.34%)

アイスタイルは情報・通信業に属する中型株で、時価総額は約385億円です。直近本決算のROEは14.76%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は4.99%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は58.88%、フリーキャッシュフローは約26.4億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2016年3月期の22円から2026年3月期の31円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年0.34%0.15%0.07%
3年0.28%0.16%0.09%
1年0.28%0.22%0.15%
現在0.19%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
16/030.50円2.26%22円
17/030.50円2.70%19円
18/030.50円2.69%19円
19/030.50円—%—円
26/031.00円3.26%31円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは0.42%と低めです(業種中央値は4.34%)。自己資本に対する還元は薄く、配当を最優先にはしていません。利回りが高く見えても、ここは覚えておいてください。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.10 0.20 0.30 0.40 5年最大 0.34 5年平均 0.15 5年最小 0.07 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 0.19

いまの利回りは0.19%。5年平均の0.15%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は0.34%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.10 0.20 0.30 0.40 5年 最大: 0.34 0.34 5年 平均: 0.15 0.15 5年 最小: 0.07 0.07 5年 3年 最大: 0.28 0.28 3年 平均: 0.16 0.16 3年 最小: 0.09 0.09 3年 1年 最大: 0.28 0.28 1年 平均: 0.22 0.22 1年 最小: 0.15 0.15 1年 現在 0.19 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(0.22%)が5年平均(0.15%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 2.00 2016 2016年 0.50円 2017 2017年 0.50円 2018 2018年 0.50円 2019 2019年 0.50円 2026 2026年 1.00円

年ごとの1株配当(分割調整済み)の推移です。デコボコがないか、右肩上がりかを見てください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは0.19%です。5年平均の0.15%/直近1年平均の0.22%と近い水準です。過去5年のレンジは0.07%〜0.34%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2016年3月期0円、2017年3月期0円、2018年3月期0円、2019年3月期0円、2026年3月期1円と推移しました。連続増配は1年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は0.42%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は3.26%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE14.76%
ROA7.46%
DOE0.42%
自己資本比率58.88%
EPS / BPS31 / 226
収益性スコア1.01
還元スコア0.10
割安スコア0.85

売上高成長率は18.96%、EPS成長率は5.97%です。直近の業績は伸びています。EPSは2016年3月期22円、2017年3月期19円、2018年3月期19円、2026年3月期31円と推移しました。ROEは14.76%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは7.46%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は4.99%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は58.88%、フリーキャッシュフローは約26.4億円のプラスです。

4. 割安度

PERは12.20倍、PBRは1.65倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.27倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.85です(収益性スコア1.01・還元スコア0.10との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価521円(利回り0.19%)
5年平均利回りに戻る株価667円(利回り0.15%)
5年最高利回り時の株価294円(利回り0.34%)
5年最低利回り時の株価1429円(利回り0.07%)

いまの株価は667円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 5年最低利回り水準 1,429 5年平均利回り水準 667 5年最高利回り水準 294 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 521

株価は667円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 割安寄り(スコア 40.0)

収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ ROE10%以上の高収益
△ DOE1%未満(還元の厚み薄い)

総合スコアは40.0点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。注意点は「DOE1%未満(還元の厚み薄い)」です。

連続増配は1年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

アイスタイルの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.19%で、過去5年平均の0.15%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約3%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

タイトルとURLをコピーしました