【高配当】No.1(3562)配当分析|利回り4.93%・7年連続増配

3562 No.1

対象外
配当利回り
4.93%
配当性向
73%
DOE
11.63%
総合スコア
79.9pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

No.1(3562)は卸売業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード3562
業種卸売業
配当利回り(株価ベース)4.93%
1株配当(最新期・分割調整済)78.00円
総合判定対象外
総合スコア79.9
連続増配7年
非減配7年
配当性向72.65%
PER / PBR16.31 / 2.62
ROE16.07%
DOE(株主資本配当率)11.63%(業種中央値 2.66%)

No.1は卸売業の小型株です。時価総額は約123億円。直近本決算のROEは16.07%で、卸売業の中央値7.78%を上回ります。営業利益率は7.59%で、卸売業の中央値3.07%を上回ります。自己資本比率は31.39%、フリーキャッシュフローは約-17.8億円のマイナスです。EPSは2019年3月期の35円から2026年3月期の107円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年5.46%3.59%1.72%
3年5.46%3.76%1.72%
1年5.46%4.38%3.20%
現在4.93%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/037.50円21.49%35円
20/0315.00円34.69%43円
21/0322.50円46.70%48円
22/0326.00円32.01%81円
23/0332.00円23.07%139円
24/0333.00円24.31%136円
25/0335.00円40.77%86円
26/0378.00円72.65%107円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは11.63%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.66%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 5.46 5年平均 3.59 5年最小 1.72 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 4.93

いまの利回りは4.93%。5年平均の3.59%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は5.46%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 5.46 5.46 5年 平均: 3.59 3.59 5年 最小: 1.72 1.72 5年 3年 最大: 5.46 5.46 3年 平均: 3.76 3.76 3年 最小: 1.72 1.72 3年 1年 最大: 5.46 5.46 1年 平均: 4.38 4.38 1年 最小: 3.20 3.20 1年 現在 4.93 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(4.38%)が5年平均(3.59%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 2019 2019年 7.50円 2020 2020年 15.00円 2021 2021年 22.50円 2022 2022年 26.00円 2023 2023年 32.00円 2024 2024年 33.00円 2025 2025年 35.00円 2026 2026年 78.00円

7年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは4.93%です。5年平均の3.59%/直近1年平均の4.38%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは1.72%〜5.46%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年3月期8円、2020年3月期15円、2021年3月期22円、2022年3月期26円、2023年3月期32円、2024年3月期33円、2025年3月期35円、2026年3月期78円と推移しました。連続増配は7年、非減配は7年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は11.63%です。卸売業の中央値2.66%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は72.65%と高めで、利益の変動が配当に響きやすい構えです。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE16.07%
ROA5.08%
DOE11.63%
自己資本比率31.39%
EPS / BPS107 / 668
収益性スコア1.99
還元スコア2.46
割安スコア2.18

売上高成長率は23.37%、EPS成長率は25.07%です。直近の業績は伸びています。EPSは2019年3月期35円、2020年3月期43円、2021年3月期48円、2022年3月期81円、2023年3月期139円、2024年3月期136円、2025年3月期86円、2026年3月期107円と推移しました。ROEは16.07%で、卸売業の中央値7.78%を上回ります。ROAは5.08%で、卸売業の中央値3.59%を上回ります。営業利益率は7.59%で、卸売業の中央値3.07%を上回ります。自己資本比率は31.39%、フリーキャッシュフローは約-17.8億円のマイナスです。

4. 割安度

PERは16.31倍、PBRは2.62倍です。PBRは卸売業の中央値0.89倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.37倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは2.18です(収益性スコア1.99・還元スコア2.46との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1583円(利回り4.93%)
5年平均利回りに戻る株価2173円(利回り3.59%)
5年最高利回り時の株価1429円(利回り5.46%)
5年最低利回り時の株価4535円(利回り1.72%)

いまの株価は2173円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 5年最低利回り水準 4,535 5年平均利回り水準 2,173 5年最高利回り水準 1,429 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1,583

株価は2173円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 79.9)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 配当性向70%超

総合スコアは79.9点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、5年連続増配、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。注意点は「配当性向70%超」です。

連続増配は7年、非減配は7年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向が前年比+31.9pt急変)。背景とリスクを確認してください。

6. よくある質問

No.1の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは4.93%で、過去5年平均の3.59%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

7年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また7年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約73%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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