【高配当】ピーバンドットコム(3559)配当分析|利回り2.28%

3559 ピーバンドットコム

中立
配当利回り
2.28%
配当性向
44%
DOE
3.26%
総合スコア
56.3pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ピーバンドットコム(3559)は卸売業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード3559
業種卸売業
配当利回り(株価ベース)2.28%
1株配当(最新期・分割調整済)10.00円
総合判定中立
総合スコア56.3
連続増配0年
非減配8年
配当性向44.31%
PER / PBR21.60 / 1.59
ROE7.51%
DOE(株主資本配当率)3.26%(業種中央値 2.66%)

ピーバンドットコムは卸売業の小型株です。時価総額は約24.3億円。直近本決算のROEは7.51%で、卸売業の中央値7.78%を下回ります。営業利益率は8.24%で、卸売業の中央値3.07%を上回ります。自己資本比率は78.99%、フリーキャッシュフローは約1.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2018年3月期の51円から2026年3月期の23円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.04%2.02%1.15%
3年3.04%2.30%1.35%
1年2.64%2.11%1.84%
現在2.28%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
18/035.00円9.89%51円
19/035.00円9.36%53円
20/035.00円20.02%25円
21/038.00円25.09%32円
22/038.00円27.61%29円
23/038.00円40.98%20円
24/038.00円40.00%20円
25/0310.00円41.63%24円
26/0310.00円44.31%23円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.26%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.66%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 5年最大 3.04 5年平均 2.02 5年最小 1.15 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2.28

いまの利回りは2.28%。5年平均の2.02%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は3.04%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 3.04 3.04 5年 平均: 2.02 2.02 5年 最小: 1.15 1.15 5年 3年 最大: 3.04 3.04 3年 平均: 2.30 2.30 3年 最小: 1.35 1.35 3年 1年 最大: 2.64 2.64 1年 平均: 2.11 2.11 1年 最小: 1.84 1.84 1年 現在 2.28 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(2.11%)が5年平均(2.02%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 5.00 10.00 15.00 2018 2018年 5.00円 2019 2019年 5.00円 2020 2020年 5.00円 2021 2021年 8.00円 2022 2022年 8.00円 2023 2023年 8.00円 2024 2024年 8.00円 2025 2025年 10.00円 2026 2026年 10.00円

派手な増配はないものの、8年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.28%です。5年平均の2.02%/直近1年平均の2.11%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは1.15%〜3.04%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2018年3月期5円、2019年3月期5円、2020年3月期5円、2021年3月期8円、2022年3月期8円、2023年3月期8円、2024年3月期8円、2025年3月期10円、2026年3月期10円と推移しました。連続増配は0年、非減配は8年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.26%です。卸売業の中央値2.66%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は44.31%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE7.51%
ROA5.80%
DOE3.26%
自己資本比率78.99%
EPS / BPS23 / 307
収益性スコア1.75
還元スコア1.11
割安スコア1.83

売上高成長率は6.02%、EPS成長率は-6.04%です。EPSは2018年3月期51円、2019年3月期53円、2020年3月期25円、2021年3月期32円、2022年3月期29円、2023年3月期20円、2024年3月期20円、2025年3月期24円、2026年3月期23円と推移しました。ROEは7.51%で、卸売業の中央値7.78%を下回ります。ROAは5.80%で、卸売業の中央値3.59%を上回ります。営業利益率は8.24%で、卸売業の中央値3.07%を上回ります。自己資本比率は78.99%、フリーキャッシュフローは約1.2億円のプラスです。

4. 割安度

PERは21.60倍、PBRは1.59倍です。PBRは卸売業の中央値0.89倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.13倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは1.83です(収益性スコア1.75・還元スコア1.11との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価439円(利回り2.28%)
5年平均利回りに戻る株価495円(利回り2.02%)
5年最高利回り時の株価329円(利回り3.04%)
5年最低利回り時の株価870円(利回り1.15%)

いまの株価は495円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 200 400 600 800 1,000 5年最低利回り水準 870 5年平均利回り水準 495 5年最高利回り水準 329 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 439

株価は495円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 56.3)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは56.3点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は0年、非減配は8年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ピーバンドットコムの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.28%で、過去5年平均の2.02%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約44%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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