【12年連続増配】クスリのアオキ(3549)配当分析|利回り1.33%・12年連続増配

3549 クスリのアオキホールディングス

対象外
配当利回り
1.33%
配当性向
32%
DOE
3.77%
総合スコア
64.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード3549
業種小売業
配当利回り(株価ベース)1.33%
1株配当(最新期・分割調整済)56.00円
総合判定対象外
総合スコア64.2
連続増配12年
非減配12年
配当性向31.65%
PER / PBR21.16 / 2.52
ROE11.95%
DOE(株主資本配当率)3.77%(業種中央値 2.34%)

クスリのアオキホールディングスは小売業に区分されるドラッグストアチェーンです。ROEは11.95%で、業種中央値7.46%を大きく上回ります。時価総額はおよそ3580億円、2026年5月期のEPSは176.95円でした。売上成長率は13.04%とプラス幅が大きい一方、EPS成長率は0.87%とほぼ横ばいです。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年1.64%0.67%0.31%
3年1.64%0.84%0.31%
1年1.64%1.45%1.19%
現在1.33%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/054.67円2.69%174円
18/055.33円5.71%93円
19/056.00円5.33%113円
20/056.67円5.08%131円
21/057.50円6.01%125円
22/058.67円8.33%104円
23/059.67円7.42%130円
24/0510.83円16.52%66円
25/0514.00円7.98%175円
26/0556.00円31.65%177円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.77%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年最大 1.64 5年平均 0.67 5年最小 0.31 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1.33

このグラフは配当利回りの月次推移を折れ線で示し、5年間の最大・平均・最小の水準線を重ねたものです。クスリのアオキの現在値1.33%は5年平均0.67%の線より上にあり、過去の自分自身と比べて利回りが高い局面にいることが読み取れます。2025年6月あたりから利回りの水準が一段上がっている点も線の形から確認できます。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 5年 最大: 1.64 1.64 5年 平均: 0.67 0.67 5年 最小: 0.31 0.31 5年 3年 最大: 1.64 1.64 3年 平均: 0.84 0.84 3年 最小: 0.31 0.31 3年 1年 最大: 1.64 1.64 1年 平均: 1.45 1.45 1年 最小: 1.19 1.19 1年 現在 1.33 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを棒グラフで比較したものです。直近1年の平均利回り1.45%は5年平均0.67%よりはっきり高く、期間を短く区切るほど利回りの水準が切り上がっている様子が棒の高さの違いから分かります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 2017 2017年 4.67円 2018 2018年 5.33円 2019 2019年 6.00円 2020 2020年 6.67円 2021 2021年 7.50円 2022 2022年 8.67円 2023 2023年 9.67円 2024 2024年 10.83円 2025 2025年 14.00円 2026 2026年 56.00円

年度ごとの配当金額(分割調整済み)を棒グラフで表しています。2017年の4.67円から2026年の56円まで、棒が途切れず伸び続けており、12年連続増配という記録がグラフの形にそのまま表れています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは1.33%で、5年平均の0.67%より高い水準にあります。連続増配年数は12年、非減配年数も12年と、2014年の減配以降は増配または据え置きが続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。減配のしにくさを示すDOEは3.77%で、業種中央値2.34%、全国目安とされる2〜4%のレンジのなかでも上側に位置します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE11.95%
ROA4.17%
DOE3.77%
自己資本比率34.32%
EPS / BPS177 / 1485
収益性スコア1.38
還元スコア1.30
割安スコア1.53

ROE11.95%、ROA4.17%、営業利益率4.78%はいずれも業種中央値(7.46%・3.39%・3.69%)より高く、収益性は業種内で優位に見えます。自己資本比率は34.32%です。一方でフリーキャッシュフローは-55.62億円とマイナスで、この点は財務面の注意点として押さえておく必要があります。EPSは2024年に65.56円まで落ち込んだあと、2025年に175.44円、2026年に176.94円まで戻しています。

4. 割安度

PERは21.16倍で、業種中央値16.85倍より高い水準です。PBRも2.52倍と、業種中央値1.40倍を上回ります。一方で配当利回りで見ると、現在の1.33%は5年平均0.67%より高く、5年平均利回りに戻る株価は8358円と計算されます。現在の株価4211円はこの水準より低い位置にあります。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価4211円(利回り1.33%)
5年平均利回りに戻る株価8358円(利回り0.67%)
5年最高利回り時の株価3415円(利回り1.64%)
5年最低利回り時の株価18064円(利回り0.31%)

いまの株価は8358円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 5年最低利回り水準 18,064 5年平均利回り水準 8,358 5年最高利回り水準 3,415 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 4,211

株価の推移に、配当利回りが5年平均・最大・最小に戻る水準を線で重ねたグラフです。5年平均利回りに戻る株価は8358円で、現在の株価4211円はその線より下にあります。この位置関係は、過去5年の利回りの分布から見た株価の高さを示すものであり、売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 64.2)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは64.2で、判定は対象外です。ROE10%以上の高収益、12年連続増配、DOEが業種平均以上という3点は加点材料として評価されています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。今回対象外に区分された主因はフリーキャッシュフローのマイナスで、収益性や還元姿勢の評価点数が高くても、この一点が総合判定を押し下げています。

6. よくある質問

クスリのアオキホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.33%で、過去5年平均の0.67%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

12年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また12年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約32%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2014年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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