3496 アズーム
- 配当利回り
- 3.43%
- 配当性向
- 138%
- DOE
- 19.05%
- 総合スコア
- 89.8pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
アズーム(3496)は不動産業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3496 |
| 業種 | 不動産業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.43% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 12.50円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 89.8 |
| 連続増配 | 3年 |
| 非減配 | 3年 |
| 配当性向 | 138.00% |
| PER / PBR | 33.30 / 9.21 |
| ROE | 34.63% |
| DOE(株主資本配当率) | 19.05%(業種中央値 2.58%) |
アズームは不動産業の中型株です。時価総額は約628億円。直近本決算のROEは34.63%で、不動産業の中央値8.49%を上回ります。営業利益率は19.39%で、不動産業の中央値10.20%を上回ります。自己資本比率は76.80%、フリーキャッシュフローは約14.9億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2022年3月期の34円から2025年3月期の9円へ減りました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 0.64% | 0.35% | 0.23% |
| 3年 | 0.64% | 0.33% | 0.23% |
| 1年 | 0.32% | 0.27% | 0.23% |
| 現在 | 3.43% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 22/03 | 5.00円 | 14.71% | 34円 |
| 23/03 | 7.50円 | 13.40% | 56円 |
| 24/03 | 10.00円 | 11.46% | 87円 |
| 25/03 | 12.50円 | 138.00% | 9円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは19.05%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.58%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは3.43%。5年平均の0.35%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は0.64%でした。
直近1年の平均利回り(0.27%)は5年平均(0.35%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.43%です。5年平均の0.35%/直近1年平均の0.27%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは0.23%〜0.64%で、高い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2022年3月期5円、2023年3月期8円、2024年3月期10円、2025年3月期12円と推移しました。連続増配は3年、非減配は3年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は19.05%です。不動産業の中央値2.58%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は138.00%と高めで、利益の変動が配当に響きやすい構えです。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 34.63% |
| ROA | 20.60% |
| DOE | 19.05% |
| 自己資本比率 | 76.80% |
| EPS / BPS | 154 / 556 |
| 収益性スコア | 4.47 |
| 還元スコア | 3.69 |
| 割安スコア | 6.09 |
売上高成長率は27.87%、EPS成長率は40.84%です。直近の業績は伸びています。EPSは2022年3月期34円、2023年3月期56円、2024年3月期87円、2025年3月期9円と推移しました。ROEは34.63%で、不動産業の中央値8.49%を上回ります。ROAは20.60%で、不動産業の中央値2.77%を上回ります。営業利益率は19.39%で、不動産業の中央値10.20%を上回ります。自己資本比率は76.80%、フリーキャッシュフローは約14.9億円のプラスです。
4. 割安度
PERは33.30倍、PBRは9.21倍です。PBRは不動産業の中央値1.05倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて9.80倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは6.09です(収益性スコア4.47・還元スコア3.69との対比)。スコアリングの判定根拠は「配当性向80%超」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 4920円(利回り3.43%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 48286円(利回り0.35%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 26406円(利回り0.64%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 73478円(利回り0.23%) |
いまの株価は48286円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は48286円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 89.8)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
配当性向80%超
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは89.8点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は3年、非減配は3年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向100%超、利回りが過去5年最大を超過、配当性向が前年比+126.5pt急変)。背景とリスクを確認してください。
6. よくある質問
アズームの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.43%で、過去5年平均の0.35%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約138%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

