【高配当】イノベーション(3484)配当分析|利回り3.15%・5年連続増配

3484 イノベーションホールディングス

中立
配当利回り
3.15%
配当性向
42%
DOE
11.56%
総合スコア
91.3pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

イノベーションホールディングス(3484)は不動産業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード3484
業種不動産業
配当利回り(株価ベース)3.15%
1株配当(最新期・分割調整済)34.00円
総合判定中立
総合スコア91.3
連続増配5年
非減配8年
配当性向42.07%
PER / PBR13.76 / 3.78
ROE30.20%
DOE(株主資本配当率)11.56%(業種中央値 2.58%)

イノベーションホールディングスは不動産業に属する小型株で、時価総額は約197億円です。直近本決算のROEは30.20%で、不動産業の中央値8.49%を上回ります。営業利益率は10.20%で、不動産業の中央値10.20%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は26.59%、フリーキャッシュフローは約14.9億円のプラスです。EPSは2018年3月期の14円から2026年3月期の81円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年4.00%2.49%1.32%
3年4.00%2.97%1.65%
1年3.34%3.04%2.58%
現在3.15%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
18/034.00円27.69%14円
19/037.00円23.58%30円
20/039.00円28.44%32円
21/039.00円27.87%32円
22/0312.00円32.12%37円
23/0316.00円31.79%50円
24/0320.00円50.48%40円
25/0328.00円45.64%61円
26/0334.00円42.07%81円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは11.56%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.58%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年最大 4.00 5年平均 2.49 5年最小 1.32 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.15

いまの利回りは3.15%。5年平均の2.49%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は4.00%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.00 4.00 5年 平均: 2.49 2.49 5年 最小: 1.32 1.32 5年 3年 最大: 4.00 4.00 3年 平均: 2.97 2.97 3年 最小: 1.65 1.65 3年 1年 最大: 3.34 3.34 1年 平均: 3.04 3.04 1年 最小: 2.58 2.58 1年 現在 3.15 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.04%)が5年平均(2.49%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 2018 2018年 4.00円 2019 2019年 7.00円 2020 2020年 9.00円 2021 2021年 9.00円 2022 2022年 12.00円 2023 2023年 16.00円 2024 2024年 20.00円 2025 2025年 28.00円 2026 2026年 34.00円

5年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.15%です。5年平均の2.49%/直近1年平均の3.04%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは1.32%〜4.00%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2018年3月期4円、2019年3月期7円、2020年3月期9円、2021年3月期9円、2022年3月期12円、2023年3月期16円、2024年3月期20円、2025年3月期28円、2026年3月期34円と推移しました。連続増配は5年、非減配は8年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は11.56%です。不動産業の中央値2.58%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は42.07%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE30.20%
ROA7.26%
DOE11.56%
自己資本比率26.59%
EPS / BPS81 / 294
収益性スコア2.39
還元スコア2.74
割安スコア2.51

売上高成長率は20.13%、EPS成長率は31.72%です。直近の業績は伸びています。EPSは2018年3月期14円、2019年3月期30円、2020年3月期32円、2021年3月期32円、2022年3月期37円、2023年3月期50円、2024年3月期40円、2025年3月期61円、2026年3月期81円と推移しました。ROEは30.20%で、不動産業の中央値8.49%を上回ります。ROAは7.26%で、不動産業の中央値2.77%を上回ります。営業利益率は10.20%で、不動産業の中央値10.20%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は26.59%、フリーキャッシュフローは約14.9億円のプラスです。

4. 割安度

PERは13.76倍、PBRは3.78倍です。PBRは不動産業の中央値1.05倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.27倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは2.51です(収益性スコア2.39・還元スコア2.74との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1081円(利回り3.15%)
5年平均利回りに戻る株価1366円(利回り2.49%)
5年最高利回り時の株価850円(利回り4.00%)
5年最低利回り時の株価2576円(利回り1.32%)

いまの株価は1366円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 5年最低利回り水準 2,576 5年平均利回り水準 1,366 5年最高利回り水準 850 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1,081

株価は1366円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 91.3)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは91.3点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、5年連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は5年、非減配は8年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

イノベーションホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.15%で、過去5年平均の2.49%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また8年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約42%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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