3469 デュアルタップ
割高寄り- 配当利回り
- 1.39%
- 配当性向
- 38%
- DOE
- 2.14%
- 総合スコア
- 19.5pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
デュアルタップ(3469)は不動産業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3469 |
| 業種 | 不動産業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.39% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 12.50円 |
| 総合判定 | 割高寄り |
| 総合スコア | 19.5 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 7年 |
| 配当性向 | 37.65% |
| PER / PBR | 29.70 / 1.69 |
| ROE | 5.68% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.14%(業種中央値 2.58%) |
デュアルタップは不動産業の小型株です。時価総額は約41.6億円。直近本決算のROEは5.68%で、不動産業の中央値8.49%を下回ります。営業利益率は1.98%で、不動産業の中央値10.20%を下回ります。自己資本比率は42.84%、フリーキャッシュフローは約9.9億円のプラスです。EPSは2018年3月期の96円から2025年3月期の33円へ減りました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 3.26% | 1.96% | 0.93% |
| 3年 | 3.26% | 1.67% | 0.93% |
| 1年 | 1.48% | 1.35% | 1.23% |
| 現在 | 1.39% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 18/03 | 10.00円 | 10.41% | 96円 |
| 19/03 | 10.25円 | 24.48% | 42円 |
| 20/03 | 10.50円 | 15.06% | 70円 |
| 21/03 | 11.00円 | —% | —円 |
| 22/03 | 11.50円 | 71.30% | 16円 |
| 23/03 | 12.00円 | 22.29% | 54円 |
| 24/03 | 12.50円 | —% | —円 |
| 25/03 | 12.50円 | 37.65% | 33円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.14%(業種中央値は2.58%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは1.39%で、5年平均の1.96%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.26%でした。
直近1年の平均利回り(1.35%)は5年平均(1.96%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
派手な増配はないものの、7年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.39%です。5年平均の1.96%/直近1年平均の1.35%と近い水準です。過去5年のレンジは0.93%〜3.26%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2018年3月期10円、2019年3月期10円、2020年3月期10円、2021年3月期11円、2022年3月期12円、2023年3月期12円、2024年3月期12円、2025年3月期12円と推移しました。連続増配は0年、非減配は7年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.14%です。不動産業の中央値2.58%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は37.65%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 5.68% |
| ROA | 2.14% |
| DOE | 2.14% |
| 自己資本比率 | 42.84% |
| EPS / BPS | 33 / 584 |
| 収益性スコア | 0.55 |
| 還元スコア | 0.91 |
| 割安スコア | 2.34 |
売上高成長率は61.76%、EPS成長率は233.21%です。直近の業績は伸びています。EPSは2018年3月期96円、2019年3月期42円、2020年3月期70円、2022年3月期16円、2023年3月期54円、2025年3月期33円と推移しました。ROEは5.68%で、不動産業の中央値8.49%を下回ります。ROAは2.14%で、不動産業の中央値2.77%を下回ります。営業利益率は1.98%で、不動産業の中央値10.20%を下回ります。自己資本比率は42.84%、フリーキャッシュフローは約9.9億円のプラスです。
4. 割安度
PERは29.70倍、PBRは1.69倍です。PBRは不動産業の中央値1.05倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.71倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは2.34です(収益性スコア0.55・還元スコア0.91との対比)。スコアリングの判定根拠は「業種内で割高(割安スコア>1.2)かつ収益性が業種平均未満」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 898円(利回り1.39%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 638円(利回り1.96%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 383円(利回り3.26%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1344円(利回り0.93%) |
いまの株価は638円(5年平均利回り水準)と1344円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約29.0%下がる計算です。
株価は638円(5年平均利回り水準)と1344円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 割高寄り(スコア 19.5)
株価が自社の過去水準より高く、バリュエーション面のスコアが低い水準です。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
業種内で割高(割安スコア>1.2)かつ収益性が業種平均未満
総合スコアは19.5点、判定は「売り妙味あり」です。
連続増配は0年、非減配は7年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
デュアルタップの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.39%で、過去5年平均の1.96%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「割高寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約38%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

