3417 大木ヘルスケアホールディングス
- 配当利回り
- 2.85%
- 配当性向
- 31%
- DOE
- 1.20%
- 総合スコア
- 38.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3417 |
| 業種 | 卸売業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.85% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 30.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 38.1 |
| 連続増配 | 11年 |
| 非減配 | 17年 |
| 配当性向 | 30.54% |
| PER / PBR | 13.55 / 0.53 |
| ROE | 4.11% |
| DOE(株主資本配当率) | 1.20%(業種中央値 2.66%) |
大木ヘルスケアホールディングスは卸売業に分類され、決算は3月です。時価総額は約187億円と小ぶりで、PBRは0.53倍、PERは13.55倍で推移しています。純資産の1株あたり2,504円に対して株価が1,052円という位置関係は、あなたが銘柄を見るときの出発点になります。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.50% | 2.89% | 2.02% |
| 3年 | 4.50% | 2.72% | 2.02% |
| 1年 | 2.88% | 2.36% | 2.10% |
| 現在 | 2.85% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 13.00円 | 23.91% | 54円 |
| 18/03 | 17.00円 | 10.30% | 165円 |
| 19/03 | 18.00円 | 12.28% | 147円 |
| 20/03 | 19.00円 | 11.13% | 171円 |
| 21/03 | 20.00円 | 10.03% | 199円 |
| 22/03 | 21.00円 | 29.78% | 71円 |
| 23/03 | 22.00円 | 13.90% | 158円 |
| 24/03 | 24.00円 | 14.96% | 160円 |
| 25/03 | 26.00円 | 13.44% | 193円 |
| 26/03 | 30.00円 | 30.54% | 98円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは1.20%と控えめです(業種中央値は2.66%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
月次の利回りを折れ線で追い、5年の最高・平均・最小を水準線で重ねたグラフです。利回りは株価が下がると上がり、株価が上がると下がります。この銘柄は2025年4月の3.76%から2026年1月の2.12%まで低下し、直近の2.85%は5年平均の2.89%に近い位置です。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を並べた棒グラフで、期間を短くしたときの利回りの幅を比べます。5年と3年は最大4.50%・最小2.02%で、1年に絞ると最大2.88%・最小2.10%に収まります。1年平均は2.36%で、5年平均の2.89%より低い水準でした。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整した値で並べた棒グラフです。右へ伸びるほど増配が続いていると読みます。2017年の13円から2026年の30円まで10年間で毎年増え、2008年に1円まで落ちた年が履歴に残っています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.85%です。5年平均の2.89%とほぼ並び、5年間の最高4.50%、最低2.02%のレンジの中ほどに位置します。1株配当は2016年の12円から2026年の30円へ伸び、11年連続で増配しました。最後の減配は2008年で、非減配は17年続いています。 配当性向は30.54%で、利益の約3割を株主に回している計算です。DOE(純資産に対する配当の比率で、減配しにくさを測る指標)は1.20%。業種中央値の2.66%、全国目安の2〜4%のどちらも下回ります。配当の負担が純資産に対して軽いことを示す数字です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 4.11% |
| ROA | 0.90% |
| DOE | 1.20% |
| 自己資本比率 | 23.02% |
| EPS / BPS | 98 / 2504 |
| 収益性スコア | 0.28 |
| 還元スコア | 0.72 |
| 割安スコア | 0.89 |
収益性は業種の物差しに届いていません。ROEは4.11%で業種中央値7.78%を下回り、ROAは0.90%で中央値3.59%の4分の1ほどです。営業利益率は0.20%で、中央値3.07%と差があります。卸売業は薄利が前提の業態ですが、その中でも低い水準です。 最新期のEPSは98.23円で、前期の193.45円からほぼ半減しました(EPS成長率はマイナス49.2%)。売上高は3.1%伸びており、増収のまま利益が縮んだ形です。自己資本比率は23.02%、フリーキャッシュフローは約マイナス20.9億円で、あなたが配当の持続性を見るなら、この2点は継続して追う価値があります。
4. 割安度
PBRは0.53倍で、業種中央値の0.89倍を下回ります。PERは13.55倍で、中央値11.48倍よりやや高めです。資産面では差が開き、利益面では並ぶかやや上という、評価の割れた組み合わせになっています。 利回りで測ると、現在の2.85%は5年平均2.89%と同水準で、1年平均の2.36%は上回ります。割安度スコアは0.889と高く出ていますが、利益が減った期のEPSで算出したPERである点を頭に置いてください。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1052円(利回り2.85%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1038円(利回り2.89%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 667円(利回り4.50%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1485円(利回り2.02%) |
いまの株価は1038円(5年平均利回り水準)と1485円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約1.3%下がる計算です。
年間配当30円を各利回りで割り戻した株価を、現在の株価と比べるグラフです。5年平均利回り2.89%に戻る株価は1,038.1円、5年最低利回り2.02%の水準は1,485.1円、5年最高利回り4.50%の水準は666.7円です。現在の1,052円は5年平均利回りの水準より約1.3%上にあります。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 38.1)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 10年連続増配
総合スコアは38.1で判定は対象外です。還元スコア0.725と割安スコア0.889が高い一方で収益性スコアは0.281にとどまり、判定根拠にはFCFマイナスと10年連続増配の加点が並んでいます。 配当の持続性を示す材料は割れています。2026年は1株配当を26円から30円へ引き上げましたが、EPSは193.45円から98.23円へ減り、配当性向は13.44%から30.54%へ上がりました。2022年にもEPSが70.52円まで落ちた年に配当を21円へ増やし、翌2023年にEPSが158.27円へ戻った前例があるので、私は今回の減益が一時的に終わるのか、フリーキャッシュフロー約マイナス20.9億円・自己資本比率23.02%のもとで長引くのかを、この銘柄の分かれ目と見ています。 PBR0.53倍は業種中央値0.89倍を下回りますが、ROE4.11%も中央値7.78%に届いておらず、低い評価は稼ぐ力の弱さをそのまま映した数字でもあります。あなたが割安スコアの高さだけを手がかりにすると、利益が戻らないまま低評価が続くバリュートラップの形と重なる点は見落とせません。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
大木ヘルスケアホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.85%で、過去5年平均の2.89%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
11年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また17年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約31%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2008年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

