3191 ジョイフル本田
割安寄り- 配当利回り
- 3.68%
- 配当性向
- 56%
- DOE
- 4.02%
- 総合スコア
- 73.2pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3191 |
| 業種 | 小売業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.68% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 84.00円 |
| 総合判定 | 割安寄り |
| 総合スコア | 73.2 |
| 連続増配 | 7年 |
| 非減配 | 7年 |
| 配当性向 | 56.24% |
| PER / PBR | 14.90 / 1.06 |
| ROE | 7.25% |
| DOE(株主資本配当率) | 4.02%(業種中央値 2.34%) |
ジョイフル本田は小売業に属する銘柄です。時価総額は約1,420億円で、直近の自己資本比率は75.41%に達します。
営業利益率は6.57%と、小売業の中央値3.69%を大きく上回っています。ROAも5.37%で、中央値の3.39%より厚みがあります。売上高は前年から2.97%伸び、EPSは149.37円です。
配当の面では、13年分のデータで7年連続の増配が続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.30% | 3.29% | 2.37% |
| 3年 | 4.30% | 3.46% | 2.37% |
| 1年 | 4.29% | 3.96% | 3.33% |
| 現在 | 3.68% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/06 | 16.00円 | 26.66% | 60円 |
| 18/06 | 36.00円 | 31.23% | 115円 |
| 19/06 | 25.00円 | 39.47% | 63円 |
| 20/06 | 30.50円 | —% | —円 |
| 21/06 | 33.50円 | 25.82% | 130円 |
| 22/06 | 42.00円 | 25.45% | 165円 |
| 23/06 | 46.00円 | 34.97% | 132円 |
| 24/06 | 50.00円 | 34.27% | 146円 |
| 25/06 | 64.00円 | 47.34% | 135円 |
| 26/06 | 84.00円 | 56.24% | 149円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは4.02%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
月次の配当利回りを折れ線で描いたグラフです。線が高いほど、その時点の株価に対して配当が厚かったことを示します。直近の利回りは3.68%で、5年平均3.29%より上、5年最大4.30%より下に位置します。
5年・3年・1年それぞれの利回りの最大・平均・最小を並べた棒グラフです。現在の3.68%を各期間の平均と比べると、立ち位置が分かります。5年平均は3.29%、3年平均は3.46%、1年平均は3.96%で、現在値は1年平均より低く、5年平均より高い水準です。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整して並べた棒グラフです。棒が右へ伸びていれば増配が続いています。2019年の25円から2026年の84円まで、7年連続で棒が高くなりました。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.68%です。過去5年の平均3.29%より高く、最大の4.30%と最小の2.37%のちょうど間にあります。直近1年の平均は3.96%なので、そこからは少し下がった位置です。
1株配当は2019年に25円へ下がったあと、2020年の30.5円から2026年の84円まで毎年伸びました。2025年は64円で、2026年は前年比で20円増えています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
DOE(株主資本配当率)は4.02%です。DOEは純資産に対して配当をどれだけ出しているかを示す指標で、減配しにくさの目安になります。小売業の中央値2.34%、全国的な目安の2〜4%と比べると、上限に近い水準です。配当性向は56.24%で、2022年の25.45%から段階的に上がってきました。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 7.25% |
| ROA | 5.37% |
| DOE | 4.02% |
| 自己資本比率 | 75.41% |
| EPS / BPS | 149 / 2098 |
| 収益性スコア | 1.45 |
| 還元スコア | 1.30 |
| 割安スコア | 0.81 |
ROEは7.25%で、業種中央値7.46%とほぼ並びます。一方ROAは5.37%、営業利益率は6.57%と、どちらも中央値(3.39%、3.69%)を上回ります。自己資本比率75.41%が示す通り、借入に頼らない財務です。
EPSは2025年の135.19円から2026年の149.36円へ伸びました。EPS成長率は10.50%、売上高成長率は2.97%です。フリーキャッシュフローは21.52億円のプラスを確保しています。
気になるのは配当性向の上昇です。2022年は25.45%、2024年は34.27%、2026年は56.24%と、利益の中から出す割合が年々増えました。EPSが横ばいでも配当が伸びる構図なので、今後の利益の動きを追う必要があります。
4. 割安度
PERは14.9倍で、業種中央値17.1倍を下回ります。PBRは1.06倍で、中央値1.40倍より低い水準です。株価は純資産にかなり近い位置にあります。
配当利回りは3.68%で、過去5年平均の3.29%を上回ります。3年平均は3.46%、1年平均は3.96%です。5年間で見た最大値4.30%には届いていません。
株価2,280円に対して、利回りが5年平均に戻る株価は2,553.2円です。現在の株価は、この水準より12.0%低い位置にあります。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2280円(利回り3.68%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2553円(利回り3.29%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1954円(利回り4.30%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3544円(利回り2.37%) |
いまの株価は2553円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価の推移に、利回りが5年平均へ戻る株価の線などを重ねたグラフです。年間配当84円をもとに、その水準が計算されています。現在の株価2,280円は、利回りが5年平均に戻る2,553.2円より12.0%低い位置にあります。
5. 総合判断
総合判定: 割安寄り(スコア 73.2)
収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは73.2点です。収益性スコアが1.447、還元スコアが1.296で、割安スコアは0.814でした。判定根拠には、収益性が高いこと、業種内でPERとPBRが低いこと、自社の過去平均より利回りが高いことが並びます。
加点は3つです。5年以上の連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上です。注意点として挙がった項目はありません。7年連続増配の実績も背景にあります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配の履歴は2019年に1回あります。その後は配当性向が56.24%まで上がり、EPSの伸びより配当の伸びが先行しました。今後の配当の余地は、利益の水準と配当性向の動きで確かめられます。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
ジョイフル本田の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.68%で、過去5年平均の3.29%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
7年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また7年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約56%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2019年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

