3150 グリムス
中立- 配当利回り
- 3.37%
- 配当性向
- 40%
- DOE
- 10.05%
- 総合スコア
- 100.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3150 |
| 業種 | 卸売業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.37% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 85.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 100.0 |
| 連続増配 | 10年 |
| 非減配 | 16年 |
| 配当性向 | 40.10% |
| PER / PBR | 12.94 / 3.25 |
| ROE | 27.31% |
| DOE(株主資本配当率) | 10.05%(業種中央値 2.66%) |
グリムスは卸売業に分類される企業で、ROEは27.31%、ROAは17.08%です。営業利益率は21.08%あり、自己資本比率も68.23%と高い水準を保っています。EPSは211.96円、BPSは842.74円で、直近の売上成長率は1.79%、EPS成長率は7.43%でした。少ない元手で高い利益を生み出す体質が、この会社の財務指標にはっきり表れています。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.39% | 2.50% | 0.66% |
| 3年 | 4.39% | 3.28% | 2.03% |
| 1年 | 3.80% | 3.41% | 2.83% |
| 現在 | 3.37% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 4.17円 | 19.00% | 22円 |
| 18/03 | 6.25円 | 24.80% | 25円 |
| 19/03 | 8.50円 | 19.59% | 43円 |
| 20/03 | 12.00円 | 18.25% | 66円 |
| 21/03 | 17.00円 | 34.38% | 49円 |
| 22/03 | 19.00円 | 20.04% | 95円 |
| 23/03 | 22.00円 | 20.33% | 108円 |
| 24/03 | 47.00円 | 30.55% | 154円 |
| 25/03 | 79.00円 | 40.04% | 197円 |
| 26/03 | 85.00円 | 40.10% | 212円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは10.05%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.66%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
利回り推移のグラフでは、線が上にあるほど株価が下がって利回りが上がっている局面です。現在の利回りは3.37%で、5年平均の2.50%より高い位置にあります。過去5年の最高は4.39%でした。
このグラフは5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを棒で比べたものです。直近1年の平均は3.41%で、5年平均の2.50%より高く、ここ1年は利回りが相対的に高い時期が続いていたことが分かります。
配当金額の推移は、分割の影響を調整したうえで年度ごとの配当額を棒グラフで示しています。2017年度の4.17円から2026年度の85.0円まで、10年連続で増配が続いている形です。棒が右肩上がりに並んでいる点が、この銘柄の配当履歴の特徴です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
配当利回りは現在3.37%で、直近5年平均の2.50%を上回っています。増配は10年連続、16年間は減配がありません(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。DOE(自己資本配当率)は10.05%で、業種中央値の2.66%や全国目安とされる2〜4%を大きく超えており、内部留保に対して配当に回す姿勢が強い会社だと分かります。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 27.31% |
| ROA | 17.08% |
| DOE | 10.05% |
| 自己資本比率 | 68.23% |
| EPS / BPS | 212 / 843 |
| 収益性スコア | 5.04 |
| 還元スコア | 2.39 |
| 割安スコア | 2.41 |
ROEは27.31%、業種中央値の7.78%を大きく上回ります。ROAも17.08%あり、業種中央値3.59%との差は明らかです。営業利益率は21.08%で業種中央値3.07%の7倍近い水準にあり、自己資本比率は68.23%と財務の土台も厚みがあります。少ない資産と資本で効率よく稼ぐ姿を、この3つの数字が裏付けています。
4. 割安度
PERは12.94倍で、業種中央値の11.06倍よりやや高い位置にあります。PBRは3.25倍で、業種中央値0.89倍とは大きな差があります。配当利回りは3.37%と、過去5年平均の2.50%より高い水準です。指標の組み合わせから、株価指標としての割安感は乏しく、総合判定は中立に位置づけられています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2520円(利回り3.37%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 3400円(利回り2.50%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1936円(利回り4.39%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 12879円(利回り0.66%) |
いまの株価は3400円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価と目安ラインを重ねたグラフです。ラインは配当利回りが5年間の平均や最小値に戻ると仮定した場合の株価水準を示すもので、売買を推奨するものではありません。現在の株価2520円は、5年平均の利回りに戻る水準とされる3400円を下回っています。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 100.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
ROEの高さと自己資本比率の厚みが収益性を支え、利回りは3.37%で3%を超えています。10年連続の増配と16年間の非減配という実績も加点材料です(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。一方でPERとPBRは業種中央値を上回り、株価指標としての割安感は乏しいと判定されています。総合判定は中立で、収益力と還元姿勢は評価できる一方、価格面では相応の評価がすでに織り込まれている状態です。
6. よくある質問
グリムスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.37%で、過去5年平均の2.50%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
10年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

