3139 ラクト・ジャパン
- 配当利回り
- 4.32%
- 配当性向
- 30%
- DOE
- 4.05%
- 総合スコア
- 73.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3139 |
| 業種 | 卸売業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.32% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 132.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 73.0 |
| 連続増配 | 10年 |
| 非減配 | 10年 |
| 配当性向 | 30.47% |
| PER / PBR | 8.02 / 1.07 |
| ROE | 14.38% |
| DOE(株主資本配当率) | 4.05%(業種中央値 2.66%) |
ラクト・ジャパンは卸売業に属する企業で、決算期は11月です。時価総額は約348億円。ROEは14.38%で、卸売業の中央値7.78%を大きく上回ります。
営業利益率は3.25%と薄利ですが、業種中央値の3.07%は超えています。自己資本比率は35.97%、PERは8.02倍、PBRは1.07倍です。2025年度は売上高が6.97%増え、EPS(1株あたり利益)は37.16%伸びました。
一方でフリーキャッシュフロー(営業で稼いだ現金から投資を引いた額)は約マイナス17.76億円です。私は、利益が伸びる局面で現金が出ていく構図を、この銘柄の読みどころとして見ています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.48% | 3.10% | 1.26% |
| 3年 | 5.48% | 3.70% | 2.45% |
| 1年 | 4.28% | 3.81% | 3.23% |
| 現在 | 4.32% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/11 | 16.00円 | 16.53% | 97円 |
| 17/11 | 19.00円 | 10.59% | 179円 |
| 18/11 | 20.00円 | 10.97% | 182円 |
| 19/11 | 22.00円 | 10.99% | 200円 |
| 20/11 | 30.00円 | 14.32% | 210円 |
| 21/11 | 32.00円 | 16.10% | 199円 |
| 22/11 | 40.00円 | 17.27% | 232円 |
| 23/11 | 48.00円 | 23.25% | 206円 |
| 24/11 | 80.00円 | 25.33% | 316円 |
| 25/11 | 132.00円 | 30.47% | 433円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは4.05%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.66%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
折れ線は月ごとの配当利回りで、株価が下がると上がります。2021年8月の1.36%から2026年8月の3.85%まで水準が切り上がり、2024年12月には5.20%を付けました。現在値は4.32%で、5年平均3.10%より上です。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を並べた棒グラフで、期間が短いほど利回りの幅が狭まります。5年平均3.10%に対し、1年平均は3.81%です。利回りの水準自体が上がってきたことが読み取れます。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整して並べた棒グラフです。2015年の15円から2025年の132円まで、10年連続で棒が伸びています。2024年の80円から2025年の132円への伸びが最も大きくなっています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは4.32%です。過去5年の平均3.10%を上回り、5年最大の5.48%には届いていません。直近1年は3.23%から4.28%の間で動き、平均は3.81%でした。
分割調整後の1株配当は、2015年の15円から2025年の132円へ伸びています。増配は10年連続で、減配した年はありません。2024年は80円、2025年は132円と、直近2年の伸びが大きい点も目を引きます。
配当性向(利益のうち配当に回す割合)は30.47%です。2015年の15.16%から緩やかに上がってきましたが、利益の7割弱は社内に残っています。
DOE(株主資本に対する配当の割合。減配しにくさの目安)は4.05%で、卸売業の中央値2.66%を上回り、全国目安の2〜4%もわずかに超えます。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 14.38% |
| ROA | 4.79% |
| DOE | 4.05% |
| 自己資本比率 | 35.97% |
| EPS / BPS | 433 / 3251 |
| 収益性スコア | 1.41 |
| 還元スコア | 1.26 |
| 割安スコア | 0.95 |
ROEは14.38%、ROAは4.79%です。業種中央値はROEが7.78%、ROAが3.59%なので、どちらも上回っています。EPSは2015年の98.94円から2025年の433.21円まで増えました。
営業利益率は3.25%で、中央値の3.07%とほぼ同水準です。卸売は薄利多売の商売なので、利益率よりも売上の伸びと回転で稼ぐ形になります。2025年度の売上高成長率は6.97%でした。
自己資本比率は35.97%です。フリーキャッシュフローは約マイナス17.76億円で、配当を払いながら現金が減っている状態です。あなたが財務の安定性を見るなら、この点が最初の確認項目になります。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
4. 割安度
PERは8.02倍で、卸売業の中央値11.47倍より低い水準です。PBRは1.07倍で、中央値0.89倍を少し上回ります。利益に対しては低く、純資産に対してはやや高い評価を受けています。
配当利回りの現在値4.32%は、5年平均の3.10%より高い位置にあります。利回りが5年平均に戻る株価は4,774.2円で、現在の株価3,425円はその下です。5年最大の利回り5.48%に当たる株価は2,700.7円になります。
これらは過去の利回りと比べた位置を示す事実で、売買を推奨するものではありません。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 3425円(利回り4.32%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 4774円(利回り3.10%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2701円(利回り5.48%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 11746円(利回り1.26%) |
いまの株価は4774円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
折れ線は現在の株価と、利回りが5年平均・5年最大・5年最小になる株価の水準です。1株配当148円で計算すると、5年平均の利回り3.10%に当たる株価は4,774.2円、5年最大の5.48%は2,700.7円です。現在の株価3,425円は、この2本の間に位置します。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 73.0)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは73.0点、スコア上の区分は「対象外」です。理由はフリーキャッシュフローがマイナスである点に絞られます。加点側には、ROE10%以上、10年連続増配、利回り4%以上、DOEが2%以上かつ業種平均以上という4項目が並びました。
配当の実績は安定しています。10年連続で増配を続け、減配の年はありません。配当性向は30.47%にとどまり、利益から見た配当の余力は残っています。
気になるのは現金の動きです。利益とEPSは伸びているのに、フリーキャッシュフローは約マイナス17.76億円でした。配当を支える現金が営業と投資の差し引きで足りているかは、この数字だけでは判断できません。決算資料で運転資金や設備投資の中身を確かめる価値があります。
なお、配当利回りは5年最大を超えていません。注意点は配当の実績ではなく、現金創出の側にあります。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
ラクト・ジャパンの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.32%で、過去5年平均の3.10%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
10年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また10年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約30%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

