【高配当】トヨタ紡織(3116)配当分析|利回り3.85%

3116 トヨタ紡織

割高寄り
配当利回り
3.85%
配当性向
66%
DOE
3.48%
総合スコア
44.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード3116
業種輸送用機器
配当利回り(株価ベース)3.85%
1株配当(最新期・分割調整済)86.00円
総合判定割高寄り
総合スコア44.0
連続増配0年
非減配5年
配当性向66.00%
PER / PBR18.50 / 0.89
ROE4.99%
DOE(株主資本配当率)3.48%(業種中央値 2.15%)

トヨタ紡織株式会社は輸送用機器業種に属し、自動車の内装・シート関連部品を手掛けます。時価総額は約4,524億円で、東証に上場する部品メーカーです。直近期のROEは4.99%、ROAは1.97%で、業種中央値(ROE6.09%、ROA3.33%)を下回る水準にあります。EPSは130.3円、BPSは2,716.1円です。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年5.62%3.98%2.67%
3年5.62%4.03%2.67%
1年4.07%3.58%2.67%
現在3.85%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0350.00円20.47%244円
18/0354.00円22.38%241円
19/0356.00円37.88%148円
20/0354.00円40.64%133円
21/0345.00円26.96%167円
22/0364.00円30.45%210円
23/0370.00円89.09%79円
24/0386.00円27.29%315円
25/0386.00円91.83%94円
26/0386.00円66.00%130円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.48%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.15%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 5.62 5年平均 3.98 5年最小 2.67 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.85

このグラフは配当利回りの月次推移を示し、5年間の最大・平均・最小水準を線で重ねています。トヨタ紡織の現在の利回り3.85%は、5年平均3.98%とほぼ同じ水準まで戻りました。2026年2月には一時2.73%まで下がった局面もあり、株価変動の影響が読み取れます。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 5.62 5.62 5年 平均: 3.98 3.98 5年 最小: 2.67 2.67 5年 3年 最大: 5.62 5.62 3年 平均: 4.03 4.03 3年 最小: 2.67 2.67 3年 1年 最大: 4.07 4.07 1年 平均: 3.58 3.58 1年 最小: 2.67 2.67 1年 現在 3.85 最大 平均 最小

このグラフは5年・3年・1年それぞれの利回りの最大・平均・最小を棒で比較したものです。直近1年の平均利回り(3.58%)は5年平均(3.98%)より低く、最近は株価が上がって利回りが縮んだ時期があったことを示します。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 2017 2017年 50.00円 2018 2018年 54.00円 2019 2019年 56.00円 2020 2020年 54.00円 2021 2021年 45.00円 2022 2022年 64.00円 2023 2023年 70.00円 2024 2024年 86.00円 2025 2025年 86.00円 2026 2026年 86.00円

このグラフは分割調整後の年間配当額を年度別に示したものです。トヨタ紡織は2017年の50円から2026年の86円まで配当を積み上げ、この5年間は減配していません。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の利回りは3.85%で、5年平均3.98%をわずかに下回ります。配当は2021年に一度減額されましたが、それ以降5年は減配がありません(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。DOE(株主資本配当率)は3.48%で、業種中央値2.15%を上回り、全国目安とされる2〜4%の範囲内にあります。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE4.99%
ROA1.97%
DOE3.48%
自己資本比率41.04%
EPS / BPS130 / 2716
収益性スコア0.64
還元スコア1.15
割安スコア1.33

ROEは4.99%、ROAは1.97%で、業種中央値(ROE6.09%、ROA3.33%)を下回ります。営業利益率も2.65%で、業種中央値5.31%の半分程度にとどまります。一方、自己資本比率は41.04%を確保し、フリーキャッシュフローは674.66億円のプラスです。EPSは前期比39.14%増の130.3円、売上高成長率は4.24%でした。

4. 割安度

PERは18.5倍、PBRは0.888倍で、PBRは業種中央値0.665倍を上回ります。株価は1株当たり純資産2,716.1円を上回る水準で取引されています。利回りで見ると、現在の3.85%は5年平均3.98%よりやや低く、割安感は限定的です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2234円(利回り3.85%)
5年平均利回りに戻る株価2161円(利回り3.98%)
5年最高利回り時の株価1530円(利回り5.62%)
5年最低利回り時の株価3221円(利回り2.67%)

いまの株価は2161円(5年平均利回り水準)と3221円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約3.3%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 5年最低利回り水準 3,221 5年平均利回り水準 2,161 5年最高利回り水準 1,530 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2,234

このグラフは株価の推移と、配当利回りから算出した価格の目安ラインを重ねたものです。現在の株価2,234.5円は、目安となる2,160.8円と3,221.0円の間に位置しています。

5. 総合判断

総合判定: 割高寄り(スコア 44.0)

株価が自社の過去水準より高く、バリュエーション面のスコアが低い水準です。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
業種内で割高(割安スコア>1.2)かつ収益性が業種平均未満
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

判定根拠は「業種内で割高(割安スコア>1.2)かつ収益性が業種平均未満」で、区分は割高寄りです。加点要素として利回り3%以上とDOEの高さ(業種平均以上)が挙がり、割安スコアは1.334、収益性スコアは0.637、総合スコアは44.0点でした。配当は過去5年減配がなく還元姿勢は評価できる一方、収益性は業種平均を下回ったままです(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。

6. よくある質問

トヨタ紡織の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.85%で、過去5年平均の3.98%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「割高寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約66%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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