3089 テクノアルファ
中立- 配当利回り
- 3.18%
- 配当性向
- 15%
- DOE
- 2.67%
- 総合スコア
- 100.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
テクノアルファ(3089)は卸売業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3089 |
| 業種 | 卸売業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.18% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 35.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 100.0 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 4年 |
| 配当性向 | 14.98% |
| PER / PBR | 5.40 / 0.96 |
| ROE | 19.33% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.67%(業種中央値 2.66%) |
テクノアルファは卸売業の小型株です。時価総額は約29.2億円。直近本決算のROEは19.33%で、卸売業の中央値7.78%を上回ります。営業利益率は12.97%で、卸売業の中央値3.07%を上回ります。自己資本比率は69.48%、フリーキャッシュフローは約5.5億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2012年3月期の64円から2025年3月期の234円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.50% | 3.30% | 2.28% |
| 3年 | 4.50% | 3.51% | 2.43% |
| 1年 | 3.51% | 3.01% | 2.43% |
| 現在 | 3.18% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/03 | 25.00円 | —% | —円 |
| 17/03 | 25.00円 | 98.78% | 25円 |
| 18/03 | 25.00円 | 26.72% | 94円 |
| 19/03 | 27.00円 | 23.58% | 114円 |
| 20/03 | 30.00円 | —% | —円 |
| 21/03 | 27.00円 | 42.05% | 64円 |
| 22/03 | 27.00円 | 23.11% | 117円 |
| 23/03 | 30.00円 | 37.18% | 81円 |
| 24/03 | 35.00円 | 29.09% | 120円 |
| 25/03 | 35.00円 | 14.98% | 234円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.67%(業種中央値は2.66%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは3.18%で、5年平均の3.30%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.50%でした。
直近1年の平均利回り(3.01%)は5年平均(3.30%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2021年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.18%です。5年平均の3.30%/直近1年平均の3.01%と近い水準です。過去5年のレンジは2.28%〜4.50%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2008年3月期15円、2009年3月期5円、2011年3月期21円、2012年3月期21円、2013年3月期27円、2014年3月期27円、2015年3月期30円、2016年3月期25円、2017年3月期25円、2018年3月期25円、2019年3月期27円、2020年3月期30円、2021年3月期27円、2022年3月期27円、2023年3月期30円、2024年3月期35円、2025年3月期35円と推移しました。連続増配は0年、非減配は4年です。直近の減配は2021年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.67%です。卸売業の中央値2.66%と同じ水準です。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は14.98%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 19.33% |
| ROA | 12.40% |
| DOE | 2.67% |
| 自己資本比率 | 69.48% |
| EPS / BPS | 234 / 1310 |
| 収益性スコア | 3.39 |
| 還元スコア | 0.75 |
| 割安スコア | 0.78 |
売上高成長率は13.92%、EPS成長率は94.26%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年3月期64円、2013年3月期64円、2014年3月期94円、2017年3月期25円、2018年3月期94円、2019年3月期114円、2021年3月期64円、2022年3月期117円、2023年3月期81円、2024年3月期120円、2025年3月期234円と推移しました。ROEは19.33%で、卸売業の中央値7.78%を上回ります。ROAは12.40%で、卸売業の中央値3.59%を上回ります。営業利益率は12.97%で、卸売業の中央値3.07%を上回ります。自己資本比率は69.48%、フリーキャッシュフローは約5.5億円のプラスです。
4. 割安度
PERは5.40倍、PBRは0.96倍です。PBRは卸売業の中央値0.89倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.96倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.78です(収益性スコア3.39・還元スコア0.75との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1099円(利回り3.18%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1061円(利回り3.30%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 778円(利回り4.50%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1535円(利回り2.28%) |
いまの株価は1061円(5年平均利回り水準)と1535円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約3.5%下がる計算です。
株価は1061円(5年平均利回り水準)と1535円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 100.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは100.0点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は0年、非減配は4年です。2021年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
テクノアルファの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.18%で、過去5年平均の3.30%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約15%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

