2733 あらた
中立- 配当利回り
- 4.13%
- 配当性向
- 37%
- DOE
- 3.11%
- 総合スコア
- 58.2pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 2733 |
| 業種 | 卸売業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.13% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 112.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 58.2 |
| 連続増配 | 11年 |
| 非減配 | 15年 |
| 配当性向 | 36.99% |
| PER / PBR | 9.80 / 0.80 |
| ROE | 8.42% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.11%(業種中央値 2.66%) |
株式会社あらた(2733)は卸売業に属する銘柄です。ROEは8.42%、ROAは2.91%で、業種中央値(ROE7.78%、ROA3.59%)と比べるとROEはやや上回り、ROAはやや下回ります。時価総額は約1,070億円、EPSは302.76円です。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.19% | 3.69% | 2.92% |
| 3年 | 4.70% | 3.58% | 2.92% |
| 1年 | 4.70% | 3.96% | 3.61% |
| 現在 | 4.13% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 32.50円 | 19.64% | 165円 |
| 18/03 | 37.50円 | 18.79% | 200円 |
| 19/03 | 40.00円 | 20.12% | 199円 |
| 20/03 | 42.50円 | 20.58% | 207円 |
| 21/03 | 45.00円 | 19.77% | 228円 |
| 22/03 | 60.50円 | 22.93% | 264円 |
| 23/03 | 68.00円 | 28.24% | 241円 |
| 24/03 | 92.50円 | 44.22% | 209円 |
| 25/03 | 102.00円 | 32.95% | 310円 |
| 26/03 | 112.00円 | 36.99% | 303円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.11%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.66%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
配当利回りの月次推移を示すグラフです。線が5年平均を上回っているときは、株価が相対的に割安な局面を示します。直近の利回りは4.13%で、5年平均3.69%を上回っています。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを棒グラフで比較したものです。直近1年の平均利回り3.96%は、5年平均3.69%より高い水準です。
年度別の配当金額(分割調整済み)の推移を示すグラフです。2017年の32.5円から2026年の112円まで、11年連続で増配が続いています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは4.13%で、過去5年平均の3.69%を上回ります。配当は11年連続で増配し、非減配は15年続いています(直近の減配は2011年)。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。DOEは3.11%で、業種中央値2.66%、全国目安とされる2〜4%の範囲内です。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 8.42% |
| ROA | 2.91% |
| DOE | 3.11% |
| 自己資本比率 | 35.69% |
| EPS / BPS | 303 / 3708 |
| 収益性スコア | 0.77 |
| 還元スコア | 1.08 |
| 割安スコア | 0.90 |
ROEは8.42%で業種中央値7.78%をやや上回り、ROAは2.91%で中央値3.59%をやや下回ります。営業利益率は1.31%と、業種中央値3.07%より低い水準です。自己資本比率は35.69%、フリーキャッシュフローは約59億円を確保しています。EPSは前期比-2.19%とやや減益でしたが、売上高成長率は1.88%のプラスでした。
4. 割安度
PERは9.8倍、PBRは0.80倍で、業種中央値のPBR0.89倍を下回ります。配当利回りは4.13%で、過去5年平均3.69%より高い水準にあります。総合スコアのうち割安スコアは0.898です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2710円(利回り4.13%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 3035円(利回り3.69%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2158円(利回り5.19%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3836円(利回り2.92%) |
いまの株価は3035円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価と、配当利回りが過去水準に戻る目安株価を示すグラフです。現在の株価2,710円は、利回りが5年平均に戻る水準とされる3,035.2円を下回っています。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 58.2)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性が業種平均未満
+ 10年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合判定は中立で、総合スコアは58.2点です。収益性が業種平均をやや下回る一方、還元スコア1.084・割安スコア0.898が全体を支えています。加点要素は11年連続増配、利回り4%以上、DOEが業種平均を上回る点です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
あらたの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.13%で、過去5年平均の3.69%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
11年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また15年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約37%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2011年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

